後悔しない!クリスマス・ツリーの選び方

12月の華やかな雰囲気を盛り上げるクリスマス・ツリー。子どもが生まれたのをきっかけに飾り始める人が多いんです。長く使えるものだし、サイズ的にも家計にとっても、けっこう大きなお買い物……後悔しない選び方をチェック!

■7割の家庭がツリーを飾っている!

妊娠・子育て中のママ430人を対象にした調査では、ツリーを飾る人が72.3%、飾らない人が27.7%……なんと7割もの家庭がツリーを飾っている!(ママニティ2012年調べ) 独身時代はなかなか飾りつけまで気が回らないけど、家庭をもち子どもが生まれると、イベントを大事にしたいという気持ちが芽生えるのかもしれません。

でも、小さな子でもツリーを楽しめるの……? 答えはケース・バイ・ケース。
0歳の赤ちゃんでもキラキラ輝くツリーには興味シンシンですが、オーナメントを口に入れたり、引っ張ったりして、誤飲やケガの心配はあります。1歳代だと、イタズラせずにツリーを眺められる場合もありますが、歩き始めたばかりの子や、家中を走り回ったり、ダメと言ったことをやりたがる“暴れん坊タイプ”には、まだちょっと早いかも。

大人の言うことをしっかり理解する2~3歳頃になると、無理なく楽しめるようになるでしょう。
幼いうちは、子どもの手が届かない棚の上に置ける小さなタイプで済ませたり、ツリーの周りをサークルで囲っておく家庭もあるようです。

■大きいの?小さいの?人気のサイズは…

豪華で見ごたえあるのは、180~195cmサイズ。大人の背丈ほどの高さがあり、海外のインテリア雑誌に出てきそうな存在感! 広々としたリビングのある家庭なら、これぐらいがおすすめ。ただし、重さは本体だけで6kg前後あり、組み立てはけっこう大変! オーナメントの数も電飾の長さも必要なので、思っていた以上に費用がかかる可能性もあります。

かなり手狭な都心の住宅事情。お店で見栄えのよいサイズを買って、いざ我が家に飾ってみたら「スゴイ圧迫感」「部屋がツリーで占領された」なんて失敗も。都心部では、省スペースで組み立てもラクな120cmサイズが売れ行きNo.1! オーナメントや電飾をつければじゅうぶん華やかな雰囲気が出るし、こじんまりとしたあたたかさも◎。子どもはどんなツリーでも喜ぶものなので、あとは親の好み次第です♪

■意外な盲点!収納場所は?新居の間取りは…?

忘れちゃいけない、飾ったあとの収納場所! ツリーを飾るのは1年のうち、せいぜい1~2ヶ月程度、残りの11ヶ月間はお蔵入りです。クローゼットや納戸には、雛人形や五月人形、どんどん増えていくおもちゃや洋服、次の子のためにとっておきたい大型育児グッズなど、収納するものがたくさん!
購入する前に、必ず、外箱のサイズや、折りたたんだときの長さなどを確認して、無理のない大きさかチェックを。

住宅購入や住み替えを考えている場合、新居が決まってから選んだほうが、納得のいく買い物ができるでしょう。また、家族構成が変わると部屋が手狭に感じたり、モノ選びの基準もまた変わってきます。二人目・三人目を望んでいる場合はツリーを買うのはちょっと先にするという手もあります。

とはいえ、飾りがないのは寂しい……という人には、20~30cmの「テーブル・ツリー」や、どこにでも吊るせる「壁掛けクリスマスツリー」、壁に貼るタイプの「ウォールステッカー・ツリー」なんていかが? また、クリスマス・リースならどんな間取りでも使えますから、ちょっと豪華なものを奮発しても!

■オーナメントはちょっとずつ!

最初からめいっぱいのオーナメントを買い込んで「完成系のツリー」を目指さず、気に入ったものを少しずつ買い足していくといいでしょう。毎年子どもに選ばせたり、一緒に手作りする楽しさも味わえます。海外では、赤ちゃんが生まれるとその子専用のオーナメントを毎年ひとつずつ買い揃えていく風習もあるそうです。

基本となるオーナメントは、ツリーのてっぺんに飾る大きな星「トップ・スター」、キリストの誕生を知らせるために天から鳴り響いたという「ベル」、強い生命力や収穫の喜びを象徴する「リンゴ」、さらに世を照らす光「ロウソク」を意味する電飾があるときらびやかですね。選び方のポイントは、子どもが飲み込んだり喉に詰まらせそうなサイズは避けること。
さあ、今年はどんなオーナメントで飾りつける?

トップページ