あきこさん(37歳)
結婚して西表島で暮らし始めて早７年。猫と人間が毎年のように増える我が家。今年は念願の三人目を授かりました。
沖縄の離島ならではの沢山の楽しみとちょびっと苦労を交えながら、兄弟の成長＆妊娠生活をお送りします。
庭に人だかり
でかいカニだ〜！！
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 11月5日(月)初めまして あきこです |
沖縄の離島の一つ、西表島に住んでいます。島でカヤックガイドをしている東京出身の夫と結婚したのが移住のきっかけで、旅の続きのように生活が始まりました。2001年に長男ケイタが生まれ、2005年に次男コウタが生まれ、その間に猫が3匹増えて、現在は人間4人と猫3匹で暮らしています。離島での妊娠育児をお伝えしたいと思ってます。これからよろしくお願いします。
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| 11月6日(火)念願の三人目妊娠 |
一人目の妊娠までは、"子供が出来るか出来ないかは神のみぞ知る"って心境でいた私。絶対出来るという自信は全然なかったので、子供が出来なくても夫婦で楽しく暮らそうって気持ちでした。でも、一人生まれたら、兄弟は三人と思うように。理由は自分が三人兄弟だからと、いたって単純です。出来れば年子でと思ってましたが、生理再開が一年半もかかる体質(年齢のせい?)と二度の流産があり、やっと三人目を妊娠しました。
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| 11月7日(水)沖縄は四人兄弟がフツー?! |
二人目を出産した後に、島のおばあに「あと二人ねー！」と笑顔で言われたことがあります。確かに沖縄は出生率が高い!男二人に女二人で、四名以上が理想みたい。おじい、おばあと話していると、長男も大事なんだけど、大きくなってから親を気に掛けてくれるので「女の子が良いさぁ。」と口を揃えておっしゃる。さらに、兄弟は同性がいないと寂しいということで、結果"男2女2"という内訳になるようです。
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| 11月8日(木)島のおばあのアドバイスは… |
島のおばあに言われても、年齢と経済力とサポート(実家は遠い)を考えると、わが家は兄弟三人まで。おばあ達のアドバイスは経験から生まれた言葉なので、きちんと聞いてから、自分の生活に合わせて流します。いろいろ思ったことを口にする島の人達に振り回されてしまった頃もありましたが、「そうですね。」と言いつつ(ごめんなさーい。)と聞き流すようになりました。ありがとうね、おばぁ。
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| 11月9日(金)兄弟は何歳離すのが良いのか |
育てるのが大変でも年子にしたかったのは、少し成長すれば一緒に遊べるというメリットが魅力だったから。なのにケイタとコウタは三歳半も離れてしまって、案の定、兄はピューっと友達のところに行ってしまい、ちっともコウタの相手をしてくれません。でも最近になって、可愛い盛りの二歳児コウタをみるにつけ、おかげでしっかりコウタと向き合えたんだと幸せを感じるように。不器用な母を神様は知っていたようです。
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| 11月10日(土)島での妊婦事情 |
西表島は診療所しかありません。検診は島の診療所で出来なくはないのですが、妊婦の多くは石垣島の産婦人科で検診と出産をします。その検診に行くのが一苦労。海が荒れると船も大揺れでおなかが張ります。検診から帰ってすぐに産気づく話もあるくらい。離島の一番の不便さは、夜の船便が無いこと。私が妊娠5ヶ月で出血した時は、悲壮な気持ちで朝の一便を待ちました。
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| 11月11日(日)石垣島での待機 |
なので、石垣島周辺の離島の妊婦には、37週頃から石垣島に来るように医師から指示が出ます。ぎりぎりまで自宅でねばる人も居ますが、予測不能ですよね。急に産気づいた場合はヘリ搬送となりますし、けっこう危険な事。石垣滞在は親戚の家に住む、家を借りる、病院での待機入院と人それぞれ。また、二人目以降は上の子の面倒を誰がみるかの問題が発生します。私の場合、子供二人は保育所通いなので夫に頼む予定です。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
あきこさんへ
ようこそSo Da Tsu comへ！
「あ〜南の島に行きたい！」家事、子育て、仕事etc…日常生活に疲れたとき、人はそんな風に思うもの。
多くの人にとって南の島＝非日常の楽園。でも、もしその楽園が日常になったら…。
沖縄 西表島での妊娠・子育て事情。その魅力(ちょっと苦労もありそうだけど)はきっとこの日記を読むひと時、読者をほっとなごませてくれるに違いないでしょう。
So Da Tsu com発、南の島へ。毎週水曜日のトリップを楽しみにしています。！
(So Da Tsu com 編集部）
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