あきこさん(37歳)
結婚して西表島で暮らし始めて早７年。猫と人間が毎年のように増える我が家。今年は念願の三人目を授かりました。
沖縄の離島ならではの沢山の楽しみとちょびっと苦労を交えながら、兄弟の成長＆妊娠生活をお送りします。
うりちゃんです。
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 1月14日(月) 雑貨屋巡り |
深夜に下腹部に強い痛みがあり、陣痛かと思い、入院するための荷造り開始しました。明け方まで興奮して眠れなかったけれど、痛みがおさまると何事も無かったよう。おかげで昼前まで熟睡。午後からは宿の人達と美味しいカレー屋に行ったり、可愛い雑貨屋巡りをして、普段の買い出しでは行けないお店を教えて貰ったのは収穫。コウタの誕生日プレゼントも買ったので、いつ陣痛が来てもオッケーです。
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| 1月15日(火) 検診and散髪and再会 |
38週と6日。検診で推定3180gと理想的。ケイタコウタが3200g位で生まれたから、そろそろなはず。陣痛も来ないので、予約した美容院でカット。すっきりして気持ちも軽いです。その後すぐに、夫とケイタとコウタを港にお迎え。今日は石垣お泊まりで、明日のコウタ誕生日をお祝いします。韓国料理食べて、カラオケ屋で歌いまくる私。あら？私が一番楽しんでる？
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| 1月16日(水) コウタの三歳の誕生日 |
ケイタの時と比べると、舌っ足らずで幼いコウタ。すぐに抱っこでおっぱい触るのが大好き。そんなコウタが3歳になり、もうすぐお兄ちゃんになるのかと感慨深い。今日はのんびりしながら、ケイタ希望のゲームセンターへ。300円だけ渡して遊ばせる。ムシキングと恐竜キングが好き。コウタはアンパンマンの車に乗った。港での別れ際、抱っこ抱っこのコウタは泣くかと思ったけど、「じゃあね。」と降ろすと笑顔でバイバイ。拍子抜けして夫と顔を見合わせて笑った。
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| 1月17日(木) 男児誕生 |
お腹が痛くて目が覚めた。トイレに行き、すぐにおさまる。しばらく便秘気味だったので、そっちの痛みか判別出来ない。朝ご飯を食べ、何度かお腹も張るから、もしかしたら?と期待する。排便が数回あり、経験上陣痛開始と期待大。慌てて洗濯物を干し、荷造りを開始。階段を走って上り下りしてると、ゆっくりでいいよ、と同宿の妊婦仲間から声がかかる。
思い出して、夫に電話して、「多分陣痛。今日中に生まれるはず」と連絡。しかし、陣痛というには痛みが弱く自信がない。10時過ぎには張りが頻繁になり受診を決意。管理人さんに連絡して病院まで連れて行ってもらう。
内診すると、既に7cm開いている。やっぱり陣痛かぁ。着替えて分娩台へ。モニターつけると五分おき。陣痛の波が来る度に強さが増し、間隔が狭まる。慌てて分娩台から夫に電話。「もう生まれるから今日来てね。」12時頃でお腹が空いてきた。「産んだら食べれます?」と看護士に聞いたら「今食べてもいいよ」と言われた。そこまでの余裕は無いなあ。
ガンガン開いている感覚と、ぐんぐん下りてきてる感触がある。9cm開いてきたら、かなり痛くなってきた。そして、すぐに全開。いきみたかったら、いきんでいいよと声がかかる。ああ良かったと思うけど、痛みもマックスで辛い。助産師さんのアドバイスを聞きながら、深呼吸したり、息を止めて顎引いて、目を開けて、お尻に向かって力を入れて。頭がはまってるのに出せなくて焦ったけど、四回目のいきみくらいで出せたのかな。最後はニョロロンと登場。
今までで一番自分で産めた感じ。「ありがとう。ありがとう。嬉しいよぉ。」って連呼してました。出産を手伝ったてくれた看護士さん達にお医者さんに、そしてお腹に載せて貰ったうりちゃんに感謝。
12時18分に男児誕生。3316g。病院に着いてから一時間ちょっとでした。受診しにきて良かった。三時に夫到着。私は分娩が早いみたいで、立ち会えたためしがない。
そして、やっぱり男の子。(笑)生まれてしまえばどっちでもいいのだ。名前はまだ決まらないけど、何となく浮かんだ名前がある。夫も最近浮かんだらしくリストにあった。後は漢字を調べて決まりそう。楽しみだな。経産婦のため、時々くる後陣痛が辛いけど、赤ちゃんを腕に抱ける幸せを噛みしめてます。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
あきこさんへ
あきこさん、ご出産おめでとうございます！！
“ガンガン開いている感覚と、ぐんぐん下りてきてる感触…”
臨場感あふれる出産シーン！まるで自分が疑似体験しているかのように思わず引き込まれました。
離島出産のイメージは、「海が荒れて船が出ない！」とか、「ヘリで緊急搬送！」とか、そんな緊迫したシーンをまず思い浮かべがち…。でも、あきこさんの出産までの日々はとっても穏やか。まるで沖縄の海に見守られているみたい！
さて来週は名前発表？そして育児日記としてリニューアルですね！
(So Da Tsu com 編集部）
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