あきこさん(37歳)
結婚して西表島で暮らし始めて早７年。猫と人間が毎年のように増える我が家。今年は念願の三人目を授かりました。
沖縄の離島ならではの沢山の楽しみとちょびっと苦労を交えながら、兄弟の成長＆妊娠生活をお送りします。
アバサー(ハリセンボン)です！
久しぶりのオムツ替え
スッキリした後の顔
|
★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 2月4日(月) アバサーを貰う |
アバサーというのは、ハリセンボンのことです。沖縄ではこれをアバサー汁にして食べます。石垣島のスーパーでは、この魚が皮をはがれた状態で売られています。しかし、ここは西表島。生きたまま我が家にやってきました。これ、さばいたことないよ。ありがたい事にうちの母は魚が大好き。さばくのも得意。さばき方を近所の人に再確認して、母にお願いしました。早く、母並みに調理できるようにならなくては…。お味は超美味！幸せです。
 |
| 2月5日(火) おっぱいに良い物 |
出産してから、近所の人から魚を沢山もらってます。島では、おっぱいに良い物の一つが魚の汁物と言われているからです。けれど、ついつい魚好きな母の手に掛かり、汁より美味しくムニエルやら刺身にして食べてしまってます。もっとストイックに食事に気をつけないとダメかなぁ。飲んだら寝てるから、今のところは大丈夫かな。
|
| 2月6日(水) 次の妊婦にバトンタッチ |
三男坊のユウタを出産したので、”ユウタで最後！”と、退院と同時にマタニティー用品の処分を始めました。衣類などは引き出しにしまわずに廃棄したり、人に譲る準備をしたり。産後は自宅で引きこもっていたので、妊婦に使えるツボなどの情報をまとめた資料をやっと今日になって近所の初産妊婦に差し上げました。妊娠で変化する体について体験を語り合って納得したり、驚いたり。つくづく、妊娠って面白いです。
|
| 2月7日(木) ユウタ診療所へ |
昨日から数回、息が止まったようになって泣いてぐずっていて、黄疸も強い気がして心配だったので診療所に連れて行くことにしました。診療所につくと、すぐに看護婦さんが抱っこして、「さっき噂してたのよ。もう生まれてるはずだってね。」って笑顔で歓迎されました。診察までユウタは連れ去られたまま。(笑)心配していた症状は治まり、ユウタは抱っこでスヤスヤスヤ。抱っこしてほしかっただけなの？噂に呼ばれて行ったのかな。
|
| 2月8日(金) ケイタとコウタも診療所へ |
実は家族全員が風邪気味っぽい我が家。三連休前に念のために診療所にケイタコウタを連れて行きました。ケイタは診察中も椅子をくるくる回そうとして私に怒られながらの受診。おいおい、春から小学生なのに…と悲しい。コウタは一人で椅子に座って先生の診察を神妙に受けている。小さな頃は先生が怖くて泣いていたのになぁ…と成長を感じる。診察結果はそれほどひどくないけれど、ユウタの為に薬をもらってきました。
|
| 2月9日(土) やまねこマラソン |
冬は各地でマラソン大会の季節ですが、西表島でも町主催で開催されます。町の行事なので、おもてなしは各公民館が手伝います。沿道の花壇に花を咲かせることから長期的に準備し、前日は私の地域は舟盛り(本物のサバニという船です…)の刺身切り。当日はエイドステーションや、太鼓を叩いての応援。終わってからのパーティーと、ひとしきりのお祭りのようです。今年はあいにくの雨。私とユウタは応援は諦めて自宅待機にしましたが…。
|
| 2月10日(日) ゆるり仲間で集合 |
昨日のやまねこマラソンに石垣の離島妊婦用民宿ゆるりの人が参加していたので、近所のゆるり仲間と一緒にユウタも連れて会いに行きました。久しぶりの再会を楽しみ、彼女にお世話になった3名の母達は月齢による大きさの違いやそれぞれの出産についてや、子供の病気に関する情報交換など有意義な集まりでした。”ゆるり”には、西表島の沢山の妊婦仲間がお世話になってます。ありがたい宿です。
|
|
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
あきこさんへ
沖縄の海のめぐみたっぷりのお魚のスープ。
想像しただけで、いいおっぱいになりそうですね。
それにしても、ハリセンボンっていったいどんな味がするんでしょう！？
水族館でしか見れないような魚が食卓にのぼるなんてさすが
(So Da Tsu com 編集部）
|
|
