あきこさん(38歳)
念願の3人目も男。鳩が豆鉄砲喰らったような顔のユウタに癒されながら、小学生の長男ケイタと関西人気質の次男コウタの世話に明け暮れています。
沖縄の離島でのんびり子育てを目標に、なぜかドタバタした毎日を過ごすダメダメ母ちゃん。海と空と無垢な赤ちゃんに癒されながら、日々精進なのです。
婦人会の踊り
くすぐられたいユウタ
リュウキュウイノシシ
バーナーで毛を焼く
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 11月24日(月)休めない母 |
昨夜の発熱を心配してくれて、今日も夫が家事をして休ませてくれる。ありがたい。夫の仕事はカヤックガイド。ツアーの昼食は現地で手作りするため、暇な時は料理本を引っ張り出して、ご飯やお菓子の試作が始まる。なので、料理はお手の物。「お父さんの作ったご飯おいしーい。」けれど、子ども達が家に居ると次々交代で何かをしでかして眠れません。せっかくの夫の努力も水の泡。それでも、体を休めることが出来て、母はなんとか復活です。
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| 11月25日(火) 学校の先生に相談 |
ケイタのてんかん疑いの事を先生に相談。経験豊かな先生は頼れる存在。早めに検査したい心情を理解して、終業式前に学校を数日休むことを快諾して下さいました。ケイタの日常について、むやみに不安にならず、何かあれば適切に対応しましょうって励まして下さった。そんな過不足ない言葉にすごく安心しました。とりあえず、21日から大阪に里帰りして、大阪でてんかんの専門医の診断を受けることにしました。
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| 11月26日(水) カマイの季節 |
猟期に入って、近所の庭先でバーナーの音が聞こえてきます。毛を焼く匂いもプーン。島にはリュウキュウイノシシがいて、罠で捕まえます。内地のイノシシの半分ほどの大きさです。以前は刺身で食べてました。最高おいしいです。そうして、命をいただき、解体することで肉を得ることを子ども達は体で覚えていくように思えます。
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| 11月27日(木) ケイタの様子 |
てんかんという病気の性質上、発作が発生するかどうかは予測は出来ても予知は出来ず、診断するのには二回目の痙攣を待つような状態です。もしかしたら、これっきりなのか。明日なのか、来年なのか。まるで先週の出来事は夢だったん
じゃないかと考えたくなるくらい、今のケイタは元気です。おかげ様で、漠然と不安な気持ちでケイタを心配する時間は段々と減ってきています。
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| 11月28日(金) 寒い寒い西表 |
寒いです。西表島も冬に向かっています。全然、常夏じゃありません。風が常に吹くのと、冬季は雨が多くなるので気温が上がらず寒いです。前世は亀だったに違いない私はだんだん動けなくなります。この季節の変わり目がきらいです。ストーブさえ出せたら、なんとか冷えた体を温めることができるのに。寒い寒いといいながらも、晴れていれば窓やドアを開け放して風が流れていくし、裸足に島ぞうりだし、コウタは半袖半ズボンだし。今の島では、半袖も居れば、フリースも居る。なんでもありの服装です。
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| 11月30日(日) 初めての一歩 |
4年に一度の芸能大会があるため、各地域の婦人会は踊りの練習が続いています。私の地域は、今回は選抜8名と役員だけが毎夜の体育館通い。本番は石垣の市民会館なので、子連れの私は見に行けない可能性大。なので、子どもを連れて練習を見学へ。夜なのに、ユウタは三線の音と先輩方の踊りに嬉々とした顔。立て膝でリズムを取ってノリノリでした。そのうち立ち上がり、左足が前に一歩。左ばかり四回ほど。二歩目の右足は出なかったけど、初めての一歩と言えるかな。ユウタらしく、皆に見守られての記念日となりました。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
あきこさんへ
さすが経験豊かな先生。シンプルだけど的確なアドバイスをしてくれましたね。ケイタくんもその後は落ち着いているよう。年内に診察を受けることも決まったし、それまで“むやみに不安にならないように”ですね。
そしてユウタくんの記念すべき初めての一歩！まるでダンスのステップを踏んでいるみたい。自分も踊りたい衝動を押さえきれず、という感じでしょうか。音楽に合わせて、ノリノリで踊る姿が見られる日も近い！
(So Da Tsu com 編集部）
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