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あきこさん

あきこさん(38歳)
念願の3人目も男。鳩が豆鉄砲喰らったような顔のユウタに癒されながら、小学生の長男ケイタと関西人気質の次男コウタの世話に明け暮れています。
沖縄の離島でのんびり子育てを目標に、なぜかドタバタした毎日を過ごすダメダメ母ちゃん。海と空と無垢な赤ちゃんに癒されながら、日々精進なのです。



すべり台をのぼるユウタ
すべり台をのぼるユウタ

砂場遊び?
砂場遊び?

兄ちゃん待って〜!
兄ちゃん待って〜!

生き物探し。
生き物探し。







★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

3月23日(月) すべり台大好き
公園にある遊具はブランコとすべり台。中でもすべり台は大好きでユウタの脇を抱えて中ほどから滑らせてました。そのうち自分から階段を数段登り始めて数日、後から付いていましたが、ついに今日は最上段まで。そのまま進んですべり台に座ってスイーっと滑って降りていきました。兄弟の差にビックリです。たぶんコウタは二歳の頃でも、最上段に登れず、なかなか滑らなかったはずです。持って生まれたものが違うんでしょうねぇ。ユウタ、目が離せません。
3月24日(火) 終業式
ケイタは今日で一年生終了。振り返れば、小学校の沢山の行事や生活の変化に、親子ともども忙しくも充実した一年でした。周囲が気になると自分の事が出来ない、依存心が強いなど、問題児に近いケイタを忍耐強く指導してくださった担任の先生に感謝を伝えたくて学校を訪ねました。来年度は教頭昇進のため、一年しか受け持ってもらえなかったのが母として残念。親として怒りすぎるのもケイタの依存心を増長させているそうで、誉めて、待って、長所を伸ばしましょうと励まされてきました。本当に良い先生でした。ケイタの成長のために、私が早く変わらなくちゃね。
3月25日(水) 忘れていたわけね
ケイタの最初のてんかん発作の時に、石垣の病院の小児科で脳波は録ったものの専門外なので、3月に神経の専門医が沖縄本島から来たら連絡しますと言われていました。二回目の発作もあったことだし、もう3月も終わりそうだし、と電話してみると、「もう終わりました。すみません。」と謝罪する小児科医師。よくあることなので呆れるだけですが、今後は信用できないので病院替える予定です。とりあえず、5月に帰阪する予定があるので、12月に受診したてんかん専門医のいる病院へ電話して予約を入れました。発作が増えた場合には近くの病院で診察を受けるべきなんですが、今は一番信用できる専門医に投薬についての説明を聞きたいと思います
3月26日(木) 引越し手伝い
この時期、先生や駐在さんは異動で島を去っていきます。なので、毎年のように、引越し手伝いをする私達。今年も5人家族の先生一家が去ることになり、寂しい気持ちでいっぱいです。ユウタが居るので、あまり手伝えないのですが、適当に遊ばせながら拭き掃除などを手伝いました。離島では荷物はコンテナに積んで船積み。もしくは、小包にして郵送。引越し業者は存在しないので大変なんです。去っていく友人とは色んな事で語り合い、あうんの呼吸で会話が出来たのですが、あと2日でお別れです。目を見ると涙が溢れてきて、一生懸命笑顔を作る私達です。
3月27日(金) ケイタお泊り
明日去る先生一家の子どもたちと最後の夜を過ごすので、小学生全員が友人宅で晩ご飯をもらって遊んでいました。ケイタにはてんかんの発作が出たら困るから、寝る頃には家に戻って来るよう約束。けれど帰宅して、「絶対てんかんにならないから泊まらせて。」と訴えるケイタ。滅多に起きないと思うけど、起きたら周りに迷惑がかかること、発作を見た子どもたちが怖がるんじゃないかと繰り返すしかない私。けれど、友人が「もし何かあれば連絡する。子どもにもそういう子がいる事を知るのも良い経験。」と言ってくれたので、ケイタも泊まらせました。迷惑だからと自分で背負い込んでましたが、周りに沢山の支えの手があることに気づかされました。
3月28日(土) さよなら友よ
ついに、友人の去る日。港で船を見送ります。何を言えば良いのか分からない。気の利いた言葉も出てこない。「ありがとう」を繰り返す。きっとまた会えるから永遠のお別れではないのですが、ささいな日常のあれこれを聞いてもらったりするのはもう無理です。他愛もないお喋りが大切なわけで、楽しかった日々を思い出して涙涙。船が小さく見えなくなるまで、大きく大きく手を振って。去った後の脱力した気持ちにため息ばかりの午後でした。
3月29日(日) 浜下り
今日は旧暦三月三日で浜下りの日。島では必ず海に足をつけに行きます。大潮なので、地元の人は貝や海藻を採るのですが、夫は仕事で居ないし、夢中になると周りが見えないケイタと、どう動くか予測できないユウタを連れて、無理せず砂浜で遊ぶことにしました。曇って風もあり、寒いためジャンパーを着込んで生き物探し。ケイタは蟹を捕まえてご満悦。ユウタは大きな砂場にご満悦といった感じ。コウタが寒さに負けて早々に帰宅となりました。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。

編集部よりコメント
あきこさんへ
この時期は毎年、島は別れの季節なんですよね。船で旅立つ人を見送るのってひときわドラマチック。毎年こんな別れを経験している島の人たちは、感情が豊かになりそうです。

ケイタくんの「絶対てんかんにならないから…」って言葉切ないですね。でも周囲の人たちのたくましさも実感。治療のことなど、まだまだ不安の残るケイタくんですが、今回のお泊まり会は「きっと大丈夫」と思えるエピソードでした。
(So Da Tsu com 編集部)


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