ココさん(35歳)
アメリカ南部のテキサス州にて妊娠・出産・育児にチャレンジしています。三十路半ばの初産なので体力的には若いママさんたちにはかないませんが、マメな夫と親切な義姉たちという強力な味方を頼りにがんばり過ぎない子育てをしようと思っています。産後も子供を預けて仕事を続ける予定です。アメリカのデイケア事情やワーキングママの日常、そしてあまり知られていないアメリカ南部の素顔なども日記の中に織り交ぜて行きたいです。
Tyler 35週目:右手の親指を吸っているところ。この写真が読解できる人はか
なりのタイラ通。
義姉たちがホストをしてくれて、シャワーを開いてくれました。玄関の前にはあひるちゃん。
ランチョンのテーブル
アンがあひるのクッキー型を探してきてくれて、クッキーを焼いてくれました。ティナは、靴ののったケーキを。
沢山お祝いをいただきました。
タイラのおともだちたちはタイラを待ってます。
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 7/27/03(日)メキシコ料理を食べなさい |
きのうのシャワーの時の話題のひとつに、「お産によい食べ物」というので盛り上がり、うちの親戚連中の中では、出産がちかづくと「メキシコ料理を食べなさい」ということになっているらしい。何代も前にアメリカへ渡ってきたときのイギリスのご先祖様の伝統はどこへやら、今ではすっかりテキサスに土着化している彼らである。 かくいう私も昨夜は義姉家族と連れ立って、メキシコ料理を食べに行ってしまった。マルガリータがやたらと美味しそうに見えたけれども、お酒は授乳終るまでがまんだなぁ・・。
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| 7/26/03(土)ベビーシャワー |
とうとうやってきた、シャワーの日。義姉たちが主催してくれて、親戚の女性たちと私のお友だちを招待して出産前祝いをしてもらった。他にダンナ様を連れてや子供を連れて出席して欲しいお友だちがいたのだけれど、一応彼女たちの「女だけで」という意見を尊重して、身軽にこられるお友だちのみに来てもらった。遠くに住むマイケルの親戚からもプレゼントが届いていて、沢山戴きものをしてしまった。タイラへのプレゼントをひとつひとつ開けて行くときには、まるで王子さまのお母さんになった気分だった。ブランケット・ぶらんこ・食器・洋服・おもちゃ・モビール・写真立て・よだれかけ・お風呂用品一式・本・等々・・。書ききれないほど皆に祝ってもらって、タイ君は幸せもの。元気で生まれてくるのだよ。
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| 7/25/03(金)一夜明けて・・ |
ピンクのオリモノか鮮血か陣痛がない限り心配しないでと言われたので、出勤。まだ茶色のオリモノは続いている。新しい先生が検査をしたので下手だったのだろうか?☆クタクタになってやっとの思いで家にたどりつくと、毎日友だちからタイラへのプレゼントが届いている。こうして遠くからわざわざプレゼントを送ってくれるお友だちや生まれたら会いに来てくれると言ってくれるお友だちの気持ちがありがたい。
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| 7/24/03(木)35週目検診&エコー |
もう35週目だなんて・・。子宮底長37センチ。体重11キロ増。「手がむくんで関節が痛い。」と訴えてるのに「血圧は異常ないから出産まで我慢しろ」と。B群溶連菌検査のため妊娠発覚以来初めての内診。先生が「子宮口が一センチ開いてるわね。」え〜・・・っていうことは、もう生まれるのかと思ったら、「それだけは誰にもわかりません。」と。。 エコーで羊水の量をチェックしてもらったら、タイラは丁度親指を加えて吸っていたところだった。まぁ、いつのまにそんなことができるようになったのでしょう?☆これを書き終えたあとで、出血発見。久しぶりに生理ナプキンの封を開ける。先生に電話をしたら、テストのせいだろうということ。様子を見て、もし陣痛が始まったら連絡するようにと言われた。マイケルは(妊娠35週の妊婦を残して)ヨガのクラスに行っていて留守中。只今、まだいいやと思ってた入院用のパジャマや下着を汚れた下着と共に洗濯機に放りこんだところ。さて、今夜かしら?
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| 7/23/03(水)あせった・・ |
無事出産もおわり小さなタイラを家につれて帰って来てベビーベッドに寝かし付けて、自分も「おやすみ〜」と眠り、次の朝熟睡したあとの爽快さと共に目を覚まして、「あ!一度も授乳をしていない・・。」と大焦りでタイラの元に駆け付けるという夢を見た。あ〜夢でヨカッタ。☆今日から産休の間の人が来てくれて引き継ぎ始まる。急げ〜!タイラにも仕事が一段落するまで待ってもらわねば。。
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| 7/22/03(火)ドキドキ入院 |
出産はふだん通っているクリニックではなく病院でする。というわけで、前もって病院に自分のインフォメーションを登録しておくために電話をした。産前教室の病院見学ツアーに参加したときに病室をみせてくれた。部屋の壁はピンクで窓には花柄のカーテンがかかった個室でなかなかよい雰囲気。この病院では、入院から退院まで同じ部屋、つまり陣痛・出産のあと同じベッドで休む。母子同室で横には赤ちゃんのベッドもついている。パパも椅子が簡易ベッドに早がわりしてお泊りできる。それに小さいけれどジャグジー風呂までついていて、なんだか「プチバケーション」の響き。。しかーし、現実は厳しい！私の保険では、普通分娩後２４時間・帝王切開後４８時間しかカバーしないので、うっとりする前に病院を追い出されてしまうのである。
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| 7/21/03(月)8年かぁ〜 |
日本から彼の故郷アメリカへ引っ越して来て今日で8周年記念。マイケルはコロッと忘れていて仕事から帰ってきてランニング仲間と走りに行ってしまった。夜寝る前に、「ねぇ〜。8年前の今頃の時間に飛行場についたんだよね?」というとベッドから5センチほど飛び上がっていた。主要記念日をリストにして冷蔵庫に貼ってあるにもかかわらず、毎年誕生日以外は、見事に忘れてくれる。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
西尾亜紀さんのコメント
今週のココさんへ
35週に入りましたね。子宮口が1センチ開いてるということですが、先生の言う通りすぐ生まれるわけではなく、やはり陣痛が来ないと進んでいかないのです。ただお産が少しずつ近付いてきているサインではあるのでいつきても良いように準備は万端にね！またB群溶連菌のオリモノ検査の後出血したとのことですが、綿棒で膣内のオリモノをとってくる検査なので、その刺激で出血したのかもしれません。お腹の張りや破水のような「何か流れる感じ」がなく、出血も少量であれば様子をみて良いことがほとんどです。B群溶連菌は、女性の膣内にいる「常在菌」ともいえる菌で、ふだんは膣内にあっても悪さはしません。しかし赤ちゃんが産道を通る時にそれに感染すると、まれに重い感染症を起す場合があるため妊娠の後半に検査します。（ただし病院によってはやらない施設もあります。）検査で陽性の場合は、抗生物質を飲んだり、お産直前に点滴するなどの手当てをすることで感染を予防することができます。
（看護婦・助産師 西尾亜紀さん）
編集部よりコメント
今週のココさんへ
体からのサインも次々と送られてきているようですね。編集部でもドキドキとタイラくん誕生の日を待っています！
(So Da Tsu com編集部）
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