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聖美さん

ココさん(35歳)
アメリカ南部のテキサス州にて妊娠・出産・育児にチャレンジしています。三十路半ばの初産なので体力的には若いママさんたちにはかないませんが、マメな夫と親切な義姉たちという強力な味方を頼りにがんばり過ぎない子育てをしようと思っています。産後も子供を預けて仕事を続ける予定です。アメリカのデイケア事情やワーキングママの日常、そしてあまり知られていないアメリカ南部の素顔なども日記の中に織り交ぜて行きたいです。



生まれたてのホヤホヤ
生まれたてのホヤホヤ

もうちょっと和洋折衷をイメージしてたのだけど、かなり和風顔。
もうちょっと和洋折衷をイメージしてたのだけど、かなり和風顔。

やっと御対面
やっと御対面

父子初お昼寝図、なぜか同じポーズなのがかわいい。
父子初お昼寝図、なぜか同じポーズなのがかわいい。

今日は、おうちへ帰るよ
今日は、おうちへ帰るよ

タイラの従兄ボーデン
タイラの従兄ボーデン

病院のロビーにてパパ待ち
病院のロビーにてパパ待ち

カーシートに乗って出発進行!ママの顔はゾンビみたい。。
カーシートに乗って出発進行!ママの顔はゾンビみたい。。

ひいおばあちゃんにご挨拶
ひいおばあちゃんにご挨拶

従姉のメアリー
従姉のメアリー

家事につかれたパパとおひるね
家事につかれたパパとおひるね

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

8/23/03(土)修羅場・・・
知らない間に週末になっていた。タイラも少し家になれたのと、昨日の夜からオッパイもで出したようで、授乳にかかる時間が少なくなり彼もよく寝てくれるようになった。彼が何かサインを発する毎に連想ゲームのように、あれか、これかと手探りで答えを探している。だいぶ彼のいわんとしていることがわかるようになってきた。日本で入院してたら、まだ病院にいられておっぱいマッサージでも受けられるころなのに、フラフラとクラクラの状態で新生児の世話をするのは、なかなか堪える。気が付いたら、ここ何日か子供部屋にこもりっきりだった。マイケルが家のなかのことを細々とやってくれるので助かる。今日はだいぶ寝てくれるので、その間に昼寝をさせてもらって体を休めている。先週まで朝の散歩時に歌っていた歌を歌うと目を開けて聞いているようになった。クタクタになったママとパパにむかって時々スマイルを発するようになった。皆が口を揃えていう「初めの2週間が山場」という言葉を信じて、がんばろう。4児のパパであるひとが、「女の人は、子供が生まれたばっかりの時ってひとつの部屋に閉じこもって「夕鶴」の「つう」状態になるからね。。」などと言っていたが、冗談でなく、只今そんな感じ。。☆でもタイラはかわい〜。。
8/22/03(金)はじめてのおでかけ。
昨日病院をでて、ひいおばあちゃんにご挨拶をしてから帰ってきたら、病院から「検査をひとつ忘れたので明日来て欲しい」というメッセージが入っている。というわけで、生まれたばっかりの子供をつれて、おでかけ。病院についてもフラフラで歩けないので、車いすに乗り後ろからマイケルに押してもらった。☆オッパイは相変わらずでない。タイラはそれでも負けずに、オッパイを吸っている。いちいちブラを外していては間に合わないし、乳首が痛いので、昼間はもう外しぱなしでウロウロした。おっぱいが足りなくて泣いて可哀想のなのと、オッパイがでないので情けなくて、お腹の空いたタイラと一緒に泣いてるとマイケルが起きてきた。最後の手段で、哺乳瓶をあげてみると、たった20CCだけを飲んで満足して寝てしまった。たったのこれだけの量が飲みたくてわたしは、ずっと寝ずに数晩も抱っこして飲ませてたのか、、。
8/21/03(木)もう帰る
「朝早くに生まれたので、保険の規約では、もう一泊したかったらできるよ。でも帰りたかったら今日帰っていいよ。」と言われた。もう検査のひとの物音で寝不足のマイケルは、「帰る」と。朝早くに「割礼」をしてもらう。授乳のアドバイザーとタイラがずっとおっぱいを欲しがる話したら、タイラは大きく産まれてきてるので、沢山ミルクが欲しいのだろうということ。ミルクがでてくるまで、欲しがるだけ吸わせてあげなさいということ。ヒリヒリする乳首に塗るクリームとブラの下に入れるシェルをもらう。乳首になれるまでは、哺乳瓶もあげないでね。といわれる。それから「割礼したと一日は赤ちゃんの睡眠とお食事サイクルはとっても変ります。」と、昨夜の寝不足のママには嬉しいお言葉が。。あぁ。もう一泊すればよかった。でも時すでに遅し。とにかく帰ろう。この日は、11人の出産があったそうで、病室が少ないのだろう。。ラッシュに合わなかっただけよかったかな。
8/20/03(水)出産
下半身の感覚がないので、痛み止めを外してもらったらお腹の上の方の感覚だけかすかに戻ってきた。とにかくモニターの波を見ながら、「ハイ、プッシュして。」といわれるタイミングに合わせてプッシュすること約40分。8/20/03 0:38am,4960g,54cmのタイラの産声が聞こえる。タイラに気をとられてワイワイ言っている間に胎盤などがでてきて会陰を切らない方針の病院なので自然に切れたところを一針だけ縫って起きましたからと全部知らない間に終っていた。「ああいい経験だったけど、これ一回でいい。」と思っている私の横で、立ち会い出産をしたマイケルは、子供の頭がでてきて体がスポッと外にでる様子に感動をしたそうで「もう一回見たい。」そうだ。超長い陣痛と入院してからのあっという間の出来事にクタクタになってウトウトしていたら、ネコの鳴き声のようなもので目が覚める。母子同室なので、お腹の空いたタイラの催促の声だった。オッパイをあげてみるがなかなか上手に吸い付く。生まれたばっかりなので、彼もよく寝てくれた。明け方看護婦さんが来て、麻酔がきれるころだから歩いてトイレに行くようにといって付き添ってくれた。午前中にはジャクジーで温浴するように。。と風呂にまで入らされた。沢山の検査でつかれているのに、タイラはまだでない一日中欲しがる。パパはすっかりタイラに夢中。病院近くに住む友だちが顔を出してくれたが、私はなんか顔もロクロク洗ってなかった状態でタイラの授乳と格闘中でちょっとハズカシかった。この夜は、タイラのオッパイ攻撃にあってしまう。☆大きなお腹にはいっていたタイラは、大きかった。先生も驚いていた。赤ちゃんなのに髪が多いのが珍しいらしく結構人気者になっていた。
8/19/03(火)予定日&入院
昨夜家に帰ってからも陣痛は定期的で、6分毎に、朝からは、3ー5分毎になった。昼頃義姉と病院へ行って診断の結果、もう予定日でもあることだし入院して破水&陣痛剤を打って産んでしまうことになる。夕方仕事が終ってマイケルが駆けつけてくれてから、破水させて子宮口が4センチになるのを待つ。破水させて陣痛剤を打ってからは、呼吸法もブッ飛ぶくらいに急に痛みが増して、もう暴れ牛に落されないように首にしっかり捕まっているのみのカウガール(なんじゃそりゃ?!)という状態だった。あまりいたくて無痛分娩の薬を打つまでに痛み止めを打ってもらった。めでたく子宮口も4センチとなり無痛分娩の薬を打ってもらってからは、ゼンゼン痛みはなくて、陣痛が来ているのはモニターのグラフを見てのみで、ウトウトねながら子宮口が10センチになるのを待つ。なかなか開かなくてやっとプッシュしていいですよ。といわれたのが11時50分頃。あ〜あと10分ででてきたら予定日ぴったり!!!しかし、「プッシュせよ。」といわれても、下半身の感覚がないのに、プッシュしたこともないのに、どうやって?!
8/18/03(月)予行演習編
朝8時頃から腰に弱いけれども5〜15分感覚の定期的な鈍痛が始まる。家事ができるくらいの痛さなのでまだ大丈夫だろうと思っていたら、お昼の1時過ぎにトイレに行くといつものお小水と違う液体がジャーとでて、ピンクいろのオリモノがあった。これは、破水かおしるしか、、とドクターのオフィスに電話を入れてみると、病院へ行って見てもらうようにと言われる。上の義姉が迎えに来てくれて渋滞をかきわけて病院についたのが3時頃。マイケルは下の義姉と一緒に駆けつけてくれる。検査の結果、「破水ではない。陣痛も定期的だけれどもまだ弱いし、子宮口も1センチしかあいていないので家に帰って様子を見るように。」と5時には解放されてしまった。今夜か〜!!と期待と興奮混じりで病院へ乗り込んだのに、出直しを命じられて、帰りの渋滞の中では皆ションボリだった。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。

編集部よりコメント
8月20日のココさんへ
タイラちゃん、ようこそ地球へ。地球は、今、いろいろ大変なことが多くて、100%ハッピーな場所とは言えないかもしれないけれど、愛情いっぱいのココママとパパが守ってくれるから大丈夫。きっと楽しい時間が待っているよ。そしてキミが大きくなったら、今度はママとパパを守ってあげてね。さあ、地球号で一緒に出発だ!!
(So Da Tsu com編集長 吉田泰子)

西尾亜紀さんのコメント
今週のココさんへ
ココちゃん、無事出産おめでとう!!それにしてもタイラくんは大きかったですね!タイラくんからの授乳攻撃でへとへとな他は、産後の経過も順調そうで安心しました。おっぱいは、産後すぐには出ないものです。産後3,4日目におっぱいが張りのピークを迎えた後に本格的に出始めるので、日本の病院ではそれまでの間、砂糖水(通常、5パーセントくらいの糖水)を飲ませることが多いです。けれど施設によっては、母乳がでるまで母乳以外何も足さないところも多くあります。でも分娩後の早い時期にたくさん吸ってもらうことが、母乳育児を成功させるカギですからしばらくの辛抱です。また赤ちゃんの泣きには、それなりの訴えがあります。助産師だって一発で泣いてる理由がわかるわけじゃないですから、まずは消去法で攻める。おむつか、おっぱいか、だっこしてほしいか、はたまた暑いか寒いか......それでもわからなかったら裸にしてくまなく観察です。見えないところに原因が隠れている事があります。でもココちゃんは、すでにタイラの要求に反応してるから安心ですね。すごーく頑張ってるココちゃんだけど、ゆっくり休むこともとても大事。タイラの寝てる時はひたすら寝て下さい。今は同じような毎日(おむつ、おっぱい、だっこ)が過ぎていくように感じているかもしれないけれど、その積み重ねが、タイラに「育つ」変化としてどんどん現れていくから。それを見つけて楽しんでいけるといいなと思います。そしてくれぐれも、「夕鶴」のつうの羽がなくならないように、こまぎれでも眠るようにね。本当に出産、おめでとう!!
(看護婦・助産師 西尾亜紀さん)


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