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聖美さん

ココさん(35歳)
アメリカ南部のテキサス州にて妊娠・出産・育児にチャレンジしています。三十路半ばの初産なので体力的には若いママさんたちにはかないませんが、マメな夫と親切な義姉たちという強力な味方を頼りにがんばり過ぎない子育てをしようと思っています。産後も子供を預けて仕事を続ける予定です。アメリカのデイケア事情やワーキングママの日常、そしてあまり知られていないアメリカ南部の素顔なども日記の中に織り交ぜて行きたいです。



生後10週間
生後10週間

首が強くなってきました。
首が強くなってきました。

アンおばさんのところでお留守番
アンおばさんのところでお留守番

家では拒否するのに、アンの家ではおしゃぶりで寝たそう。
家では拒否するのに、アンの家ではおしゃぶりで寝たそう。

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

11/2/03(日)タイラの成長忘れないように・・
タイラの首が日に日に強くなってきている。親指かひとさし指を口にもっていくことが増えた。手をパーにしたまま吸うので他の指で顔中をいじくりながら吸っている。遠くのものへ興味が広がったようで、よくまわりを見回している。テーブルランプの光が気になるようでジッと見つめる。目が会うとニコッと笑う。ウク〜、ウ〜と声をだす機会がますます増えてきた。オッパイ飲んで寝てるだけで、日々ドンドン成長していくのが不思議だ。いつのまにやら生活パターンもできあがった。だいたい朝の7時頃目がパッチリ覚めて、夕方5時頃までは、2ー3時間毎にオッパイを飲んで、短いお昼寝を何度もとりながら合間に起きていることが多い。昼頃になぜか落ち着かない時間が数時間ある。夕方5時になると急にお眠りモード。5時からのお昼寝に目覚めた時点でお風呂に入れると3時間から7時間15分の単位で寝てくれるようになった。9時頃から夜中までの間に5ー6時間の睡眠をとってくれるので、ママはひたすら寝させて戴いている。彼の目覚める時間帯と寝る深い眠りに入る時間帯が、私の妊娠中の生活時間と同じなのは興味深い。楽な赤ちゃんで大助かりだけど、ひとつ気掛かりが。。「朝の7時から5時までがタイラの活動時間」ってことは、私が働きに行くようになると、私の見るのはタイラの寝顔のみ????
11/1/03(土)名残惜しいタイラとのお昼寝
オナラのニオイがとっても臭くなってきたので、そろそろだと思っていたら4日ぶりにお通じあり。今日のも立派な作品だった。お腹がすっきりしたあとは、燃料補給してから、ぐぅぐぅお昼寝してくれる。6週以降私はお昼寝なしで過ごせたのに今週は私も良く寝た。タイラをベビーベッドに持ち上げられないのでお昼の間だけ添い寝をしたら添い乳の味を覚えられてしまった。私も楽だし彼もリラックスできるようで普段より長く寝る。夜はベビーベッドで寝るタイラだけど、昼間の間は一階の台所近辺で寝るとよく眠れるみたいで、食器洗浄器・洗濯機・乾燥機はもちろん掃除機の音など聞くともう一発でノックアウトである。☆ベビーカーを押してゆっくり一キロ歩けるところまで回復。
10/31/03(金)ハロウィーンどすえ
授乳しながらウトウトしてしまい目が覚めると、タイラがブヨブヨになるまで吸い切ってしまったオッパイに両手をあてて器用に絞りながらあきらめずに吸い付いているのを見てしまう。お母さんは乳牛ではありません・・!手術のための絶食やその後の回復の間にオッパイの出る量が減っているのかな。そういやあまりいいものを食べていないものな・・。と思っていたら優ちゃんのママがランチにと日本風サンドイッチの差入れをしてくれた。ランチのあとタイラと一緒に思いっきりお昼寝をしたら、元気になってきたみたい。ありがとう。☆そういや今日はハロウィーン。トリック・オア・トリートにやってくる近所の子供たちのためにチョコレートを買込んでおいたのに、マイケルにほとんど食べられてしまった。来年はタイラに仮装をさせて大きな袋を持ってパパのためにお菓子を集めにいかせよう。
10/30/03(木)ウ・ボアール
自分でガーゼを替えたら12センチ切れてると思った傷口は、実は7センチだった。皆に12センチと知らせて騒いだわりには5センチも短かったなんて恥ずかしい。昨日よりは、幾分動くのも楽になってきたが、セキをしたりわらったりするとまだ傷口が痛む。☆明日アリゾナへ向けて車で引っ越してしまう友だちのMちゃんが最後にと、ちょっとだけ寄ってくれた。その昔、わたしが彼女にアリゾナで見送られてヒューストンへ引っ越してきたのに、今度は私が見送る番。また会えるとわかっていても別れは寂しい。Mちゃんがフランス菓子の学校に行っている間中、私は妊娠糖尿病で甘いものに規制があって試食係をつとめられず、妊娠後の糖尿病検査の結果がシロとでて、甘いもの解禁なのに引っ越しちゃうなんて。。明日の朝は、お土産にもらったクロワッサンをいただきながらMちゃんのこと考えてるよ、ワンちゃんをつれての長い道中気をつけて運転してね。。ウ・ボアール。
10/29/03(水)回復中
マイケルにガーゼをかえてもらうときに傷口をみたら横向きに12センチ位切れていた。ク〜・・見ると余計に痛い。授乳を再開したので、影響はないと言われた痛み止めも念のために昨夜からやめた。昨日はおかゆを作るのがやっとだったけれども今日は食事の支度ができるようになった。それでも、まだまだ前かがみのばぁさん歩き。タイラは、もしかして残っていた麻酔が母乳に混ざっているのではないかと思うほどよく寝てくれるので助かる。☆上司の厚意でもう一週間休みを伸ばしてもらえることになった。なんと理解のある会社なのだろう。
10/28/03(火)両目と両耳にフタをして
傷口がまだ痛くてヨロヨロしか歩けない。「重たいものを持ってはいけません。」という先生の指示でタイラを抱っこできないので、マイケルが代理母をしてくれている。見るに耐えないシーンや聞きたくないことの連続だけれども、とりあえずタイラは生きているので良しとして、褒めまくり作戦。何をおいても自分の睡眠が先だったひとが、寝不足なのに抱っこ紐、ベビーボーンの中にタイラをいれて寝かし付けてくれたり夜中に母乳をあたためて哺乳瓶で飲ませてくれたりする。タイラに触れる時間が増えるにつれて、彼のことを少しづつ理解できるようになってきたみたい。というわけで私は寝させていただく。
10/27/03(月)サヨナラ嚢腫ちゃん
タイラとお腹のなかで同居していた卵巣嚢腫に本日サヨナラを告げた。朝7時に病院へ行き9時から執刀。全身麻酔も手術も初めての経験なのでしっかり見ていようと思ったのだけど、さすが全身麻酔!点滴をうち始めて手術台に移されたところまでの記憶しか残っていない。術後まだ腰をまっすぐして歩けないというのに、「帰っていいですよ。」と6時には病院から追い出される。なんと厳しいアメリカ生活。☆タイラはアンの家で13時間見てもらうことになってしまった。たっぷり遊んでもらいすぎたようで、家についてから10分ほど火のついたように泣いて泣きやまなかった。あんなに泣くのを見たのははじめてだった。いくらカワイイといっても2ヶ月の赤ちゃん相手に手加減っていうものがあるだろうに・・
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。

編集部よりコメント
今週のココさんへ
卵巣嚢種摘出の手術、お疲れさまでした。タイラくんの生活リズムが妊娠中のココさんの生活時間と同じ・・・とのこと、今週のちゃあさんの日記(10/31)に「胎児の時から生活リズムを刻んでいる」との記述がありました。偶然ですが、同じ時期に同じことを考えてるなぁ、とちょっと不思議な感じです。
(So Da Tsu com編集部)
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