はるやさん(30歳)
夫と10カ月の長男の3人暮らし。趣味は寝ること。ワーキングマザーめざして、男性ばかりの職場で初の育児休暇を取りました。
ぞうさんを弾くパパと拓。うれしがってかえって寝ないの図
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★日記は、月曜〜土曜の毎日お昼頃更新されます。どうぞお楽しみに!
11/12(日)とうとう病院へ |
昨日の夜お風呂に入っていたら、私を呼ぶ夫の声が。扉を開けると、自分の吐いたものでドロドロになった拓がいた。咳き込んでいる音がおかしいので夫が見に行くと、上を向いたまま噴水のように吐いていたらしい。夫が気づいてくれて本当に良かった。 今朝、救急で小児科のある病院へ3人で行った。風邪だろうということだった。私も風邪をひいているから、お互いうつし合いっこしてしばらく治りそうにない。
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11/11(土)共倒れ? |
私は拓を妊娠してからこっち、夫から「不死身」と言われてきた。それぐらい病気とは無縁だったのだ。ところが、拓が風邪をひき始めたのとほぼ同時に私の喉も痛くなってきた。これはまずい。喉が痛くなると、必ず熱がでるからだ。 ふたりして共倒れになる前に、なんとかしなくては。今日は早く寝よう。
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11/10(金)慣らし保育中断 |
昨日の夜から拓が激しく咳き込むようになった。今まで全くの病気知らずだっただけに、親のほうも心の準備ができていない。慌てて熱を計り、平熱だったのでひと安心する。やっぱり集団生活でうつったかなあ。そんなことすら自分が預けているせいにしてしまいそうになる。 朝起きるとマシになってはいたが、とりあえず保育園はお休みすることにした。自分にも拓にもとっても甘い私だった。
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11/9(木)慣らし保育2日目 |
自分で預けておいて言うのも何だが、拓を預けた後、シーンとした家に帰るのは妙に寂しい。子どもだけでなく親のためにも、この状況に慣れるための「慣らし保育」が必要なのだろう。 でもどうしても私の身勝手で拓に辛い思いをさせているという、後ろめたさがつきまとう。その間何かに集中できればその思いは薄れるのかもしれない。こうなりゃ、何がなんでも転職を成功させるぞ! オー!
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11/8(水)慣らし保育1日目 |
朝、拓を預けに行くととっても優しそうな先生が拓を抱いてくれた。少し泣いたけどすぐ泣きやんだので、そのスキに退散する。12時半頃迎えに行くと、この上もなくうれしそうな笑顔で抱かれに来た。先生に聞くと相当泣いていたようだが、それはお母さんとの愛情がきちんと育まれている証拠でもあるんですよと言われ、少しほっとした。帰りの車の中で、拓は眠りながらなお、しゃくりあげていた。ごめん、拓には辛かったんだね。できるだけ早く迎えに行くから許してね。
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11/7(火)新しいスタート |
拓を産んだ瞬間、私は「さ、働こ」 と思った。理由は分からない。でもあれが、私の中で一生働く決心がついた瞬間だった。そんな私が今日、会社に辞表を提出した。少し残念ではあるが、正直さっぱりしたという所もある。 一生働くことを決めている私は、これから転職活動を開始する。拓も明日から慣らし保育が始まる。不安も一杯だが、私達家族にとって新しい暮らしのスタートだ。
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11/6(月)今日から10カ月 |
今日は3種混合の3回目の接種に行ってきた。前に行った時は大泣きしたのに、今日は診察してもらっている間、きょっとーんとはしているものの、泣かなかった。「おっ、いいかんじでクリアーするのか?」と思ったのもつかの間、腕を差し出す段になって異変に気づいたらしく、ギャーと泣き出した。 大人への道のりは遠く、厳しいねえ、拓。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
室田一樹先生のコメント
8日のはるやさんへ
時間が解決してくれるのを待つしかありませんが、4月入園でないことがよかったですね。「この上もなく嬉しそうな笑顔」は、きっとお母さんもそうだったのでしょう。拓くんもお母さんも今日の笑顔を一生忘れないと思います。
渡部信子先生のコメント
7日のはるやさんへ
そういえば私も出産後「働かなくちゃ」って思ったなぁ。子育てにはお金がいるし、子どもに自慢できる仕事をしなくちゃとも思ったし…。結局私は2年半前、26年間勤めた大学病院を辞めて開業。48歳からのスタートだったよ。はるやさん、これからよ!
7日のはるやさんへ
辞表の提出、正直驚きましたが、再出発を決意したはるやさんの心意気が伝わってきてジンとしました。今後は拓くんの成長だけでなく、自分の内面についても率直に書いて頂けると嬉しいです。働く女性皆の参考になりますから。それに育児中の女性だけでなく未婚や未妊の人も直面する問題ですものね。
(So Da Tsu com 編集長)
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