妊娠・子育て日記/はるやさん

はるやさん（31歳）
前職の育休の途中で、決心の退社。拓君を保育園に入れ、ただいま就職活動中ですが、拓君の入院騒動で前途多難なスタートに。「やりたい仕事をすること」を目標に気合を入れる毎日です。

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！

最後に

約１年間、拓の日記を読んでくださった皆様方、本当にありがとうございました。今回をもって終了することになりました。拓が入院したときや保育園に預けるかどうかで悩んだとき、先生方のコメントや掲示板の応援メッセージに大変勇気づけられました。これからもいろんな方に支えていただいたことを忘れずに、拓と一緒に成長していけたらいいなあと思っています。本当にありがとうございました。

「はるやさんの育児日記」は、今週（拓くん１歳６カ月）で最後となりました。はるやさん、長いあいだ日記の執筆ありがとうございました。拓くんの成長と幸運、そしてはるやさんの活躍を心からお祈りいたします。これからもSo Da Tsu仲間として末永くお付き合いくださいね。
（編集部より）

7/6（金）日本語が通じた！

外へ行く前に玄関で、「拓、ガーゼ取ってきて」と言うと、ぱたぱたと這って部屋に戻り、本当にガーゼを取ってきた。やっと日本語が通じるようになったのね！　とってもうれしかった。

7/5（木）どろんこ大好き

保育園の先生によると、拓はどろんこを見つけると一目散に這っていき、どろんこに突入する寸前で「いい？」と聞くかのように先生を振り返り、「いいよー」と言ってもらうととてもうれしそうに突入していくらしい。
でもバシャバシャやりすぎてまわりから仕返しされると、「ふえーん」　と泣いていたそうだ。そりゃあしょうがないよ、拓。強くなりそうである。

7/4（水）得意満面

昨日に引き続きたっちの特訓をする拓。実家の皆に褒められて得意満面。何度も何度も立ったり座ったりしていた。もうすぐ１歳６カ月だもんね、拓。

7/3（火）初めて美容院とたっち

実家に拓を連れて行くと案の定、髪形について非難ごうごうだった。そりゃあこれじゃあ無理もない。とうとう美容院へ行くことに。暴れないかと心配したが、さすが、そこはプロ。上手にあやしながらカットしてくれて、うしろのすきすぎで地肌が所々見えていた個所もほぼ分からないように段を入れてくれた。これで一安心だ。夕方になって拓は突然、四つんばいからむくっと一人で起きあがり、たっちをはじめた。
やっと一人で立てるようになったー！　髪型のせいもあるが、拓が今までよりずっとお兄ちゃんに見えた。

7/2（月）また切りすぎたー！

拓の髪がうっとうしくなってきたので、切ることにした。今度は意外と暴れなかったが、やっぱり夫は切りすぎてしまった。後ろの髪の毛を暑いからといって地肌が見えるぐらいすいてはいけないと思う。保育園の先生にまで「いっそ、坊主にしたほうが……」　とまで言われてしまった。あんまりだ。

★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。

はるやさんへ
”人生で必要なことはすべて砂場で学んだ”という趣旨の本があります。泥んこ好きな拓君もめざましい成長をとげてくれるはずです。はるやさん、長い間、日記の執筆をありがとうございました。
(So Da Tsu com編集長　吉田泰子）

室田先生のコメント
４日のはるやさんへ
拓くん、１歳６カ月おめでとう。２歳のお誕生日より、この時期の方が大切です。それは、拓くんが無事に人の仲間入りを果たしたからです。立って二足歩行することは、人間の証です。
はるやさん、子育てって楽しいでしょ。なぜかというと、自分が変わるからです。そして、ご主人との距離を計り直すからです。
これからもいっぱい悩みます。でもその悩みは、拓くんが成長するための練習問題です。保育園の園長として最近痛感するのは、保護者があまりにも完璧な環境を求めすぎることです。練習問題はたくさん解けば解くほど良いわけで、親がその練習問題を先回りして解いてしまったら、子どもは育つことができません。これから起こる様々なことは、すべて拓くんの成長のために、欠くベからざる練習問題です。約一年にわたってアドバイザーをさせていただきました。でも、いちばん学ぶことができたのは、きっとわたし自身だと思います。拓くんとはるやさんに感謝して、終わりにします。本当にありがとうございました。


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