カオルさん（29歳）
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のＪｏさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。
あげないよっ！
マミィ手作りのクッキーをもぐもぐ
おっきいおなか
これからお風呂でーす
マミィとラブラブラブ
ようこちゃんとジミーさん
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 6月16日（日）今日は何の日かって？ |
なんとなくモヤモヤ気分なのだ……やっぱり日本から帰ってから。日本が恋しい？うーん、それだけじゃないような。2ヶ月も離れていたせいか、どうもジョーと以前のように向き合えないっていうか。彼は一所懸命働いてくれて、やさしくしてくれて、ジョ・オーもすくすく健康に育っているし、何が不満なんだ？！と言われたらそれまでなんだけど。というわけで、世間では今日は「父の日」らしいんだが、私の気分が乗らないのでパス。そんなのってありぃ？ジョーにははじめての父の日なのに！と、なんとか気持ちを奮い立たせようとしたが、やっぱりダメなものはダメ。お祝いしないからといって、ジョーはやっぱり文句も言わず、会社の女の子達から父の日のカード貰ったよってそれだけ。すまん、もうちょっと時間をくれ……。
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| 6月15日（土）変えちゃいました |
リビングのコンバーチブル（ソファベッド）をソファに戻してみた。ジョ・オーがうまれてからずっと、広げてベッドにしていたのだ。遊び場にもなるし、おむつも替えられるし、このでかでかベッドは役に立っていた。だが最近ジョ・オーの動きが活発になってきて、落下事件もひそかに1，2回あったので、もうベッドとしてはジ・エンド。これからは、カーペットの上で遊ばせることにした。それにしてもこのベッド、つくりがしっかりしているのでものすごく重かった。ソファにするのも一苦労。ふぃ〜。やっと終わって、リビングも広々として満足。下に座ったジョ・オー、今度はカーペットをつかんでなめようと悪戦苦闘。それは口に入りませーん！
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| 6月14日（金）Don’t stand up! |
もう立ちたくて仕方ないジョ・オーだから、大変。座らせようとしても、両足をぴーんと突っ張ってなかなか座ろうとしない。ベビーカーにだって素直に座ってないんだから。両脇を支えて立たせてやると、もう上機嫌でニコニコである。ちょっと目を離すと、今度はカウチやデスクに手をついて立とうとする。ひぇ〜、コワイ！倒れたときのこと考えてよぉ。頭ごつんして泣くのは君だよ。それに隣のおじさんが言ってた。無理して長い時間たっちをしていると、足が曲がっちゃうんだよって。足腰が強くなったのは喜ばしいことだけど、take it easyでよろしく。
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| 6月13日（木）私にまかせて |
ジョーと小さなケンカをした。最後に彼が言った。「ね、僕たちこんなことで言い合ってるなんてバカみたいじゃなーい？」。ことは、ジョーが夜中に大量のランドリーをしに出かけたことが発端。「私が昼間やるんだから、やらないでよ」「ジョ・オーと一緒じゃ、こんなに重たい洗濯物たいへんでしょ！」「ジョーは外で働いてるんだから、家のことは私がやるの！」。食器を洗い出すジョーに対して私、「ストップ！だめ！やっちゃだめ！私がやるのっ！」……こんな感じである。家事をしながらジョ・オーの世話を一日中ひとりでするのは、そりゃあ楽ではない。だけど、しょっちゅうジョ・オーと遊べて、時には昼寝も出来るのだ。この上、ジョーに手伝われちゃあ、なんだか自分がuseless（役立たず）に思える。お金だって1ドルだって稼いでないんだもん……。私って駄目なんだ。「そう、やってくれるの。ありがとう」って素直に言えない。相手よりいっぱい働いて、疲れていたいっていうか。甘えるのが上手になりたい。
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| 6月12日（水）去年の11月を思い出す |
昨日の夜は、同じブルックリンに住む臨月のよーこちゃんとジミーさんがうちに遊びに来てくれた。5ヶ月の頃はほとんど目立たなかったおなかも、立派になってる！聞けば、もう37週を過ぎたというではありませんか。いつ産まれたっておかしくない状態。ジョーはふたりに、去年のジョ・オー出産の様子を大げさに話して聞かせる。「ま、でも大丈夫だよ。あんまりナーバスにならないようにね」なんて偉そうに言っちゃって。私は大変だったんですよぉぉ！ジョ・オーと楽しそうに遊ぶジミーさんは、私の目にはもうすっかり“ダディ”という感じであった。私と同じ病院で出産するよーこちゃん。産まれたらすぐにとんでいきまっす！
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| 6月11日（火）先生、ごぶさたしてました。 |
婦人科を訪れた。3ヶ月前に生理がはじまってからというもの、排卵日あたりに得体の知れない出血が1週間くらい続くのだ。半年ぶりに会ったDr.ウェビーは、私たち3人の姿を見てものすごく嬉しそうだった。先生と息子さんにと日本からのおみやげを渡すと、「遠い日本で私のことを思い出してくれたってことが、何より嬉しいね〜」とウルウル。こういうものの考え方をするDr.ウェビーって本当に素敵なひとだ。人情味があってセンシティブ。ドクターになるべくしてなったようなひと。さて出血の件は、恐らくホルモンバランスが崩れているからではないか、とのこと。母乳で育てていると、よく起こるんだそうである。一応鉄剤だけもらう。「たまには、顔を見せるだけにでも来てよね」と先生。来月には子宮ガン検診にまた行く予定。
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| 6月10日（月）日本産なんです |
今日もまたひとに聞かれた。「そのベビーカーどこで買ったの？素敵ねぇ！」。「日本に帰ったときに買ったの」というと、「あぁ、やっぱり〜」と残念そうである。もうベビーカーで出かけるとこう聞かれない日はない、といっていいくらい毎回こうだ。彼らに聞けば、何よりカラーが素敵！なんだそうだ。しかも8パウンドしかなくて、たたむととっても小さくなっちゃうなんて知った日には、目を丸くして「んまぁ！！」ってな感じである。まだまだネイビーブルーのでかでかベビーカーが主流のアメリカ。これだけ需要がありそうなのに、日本のような軽くてファッショナブルなベビーカーがものすごく少ないのはどうしてなのか？
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
帰国後のカオルさんへ
元気でもとの暮らし再開のご様子、うれしい限りです。ご主人様の濃い（失礼！）も拝見できてこれもうれしい。またフレッシュな日記お待ちしていま〜す。
（So Da Tsu com編集長 吉田泰子）
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