カオルさん（29歳）
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のＪｏさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。
自由に表現するのがアートなのだ
ダディの指導なんかそっちのけ〜
マラカスで叩いちゃうぞ
このヒモが気になるなぁ……
ドラムをチョイス
グランマに買ってもらったミュージックセット
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| ８月１８日（日）頭ガンガン |
今日も暑い。昨日コーヒーを一杯も飲まなかったせいか、すごい頭痛がするし（カフェイン中毒だ！）。なのにジョ・オーは、「行っちゃダメよ」というところ、たとえばカウチの裏とかコンセントの近くに張りきって突進していく……。しかも、途中まで行ってから私の顔色をうかがうのだ。で、「ぼく、これから行っちゃうよ〜」ってな具合にニッと笑う。私と目が合ったら、いざ出陣！つかまえて、「危ないの。ここはダメなのよ」と強い調子で言うと、きゃっきゃっとものすごく嬉しそうだ。……なにかのゲームだと思っているにちがいない。今日、ジョ・オーはこれを合計15回くらいやってくれた。暑さと頭痛で私はギブアップ寸前。もう少しでジョーの会社に電話するところだった。「ヘルプ・ミ〜」って。
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| ８月１７日（土）白昼夢 |
暑い。この暑さのせいか、気分はイライラ＆ウツウツ。あぁ、ジョ・オー、あなたはどこまでマミィを追って来るつもり？なんでそんなにくっつきたいの？もし今、長野の高原かフランスのプロヴァンス地方、イギリスの湖水地方あたりの田舎道を車か自転車でびゅーんと走って、ジョ・オー抜きの夫婦二人きりで気持ちのいいホテルに泊まり、野菜たっぷりの美味しい食事を朝晩食べて、林の中を散歩して……なんて出来たら、一気にこのイライラは吹き飛ぶのになー。３日でいい。いや、２日間でいいから。ジョ・オーと一緒にいると、その煩わしさとあまりの愛おしさに、周りが見えなくなる。愛情も情熱もすべてジョ・オー行き。ジョーのことも自分自身のこともおざなりになってしまうのが、ちょっと悲しくてつらい今日この頃。
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| ８月１６日（金）すべてを一度に手に入れるのは難しい |
オプラ・ウィンフリーのショーを見ていて。「卵子は刻一刻と年をとって（古くなって）いくのです。量より質。生理があるうちはいつでも出産できると過信してはいけません！」だそうで。番組には、学歴もキャリアもある女性数人が、結婚して二人きりの生活をしばらく楽しみ、キャリアも積んで経済的に安定した頃、“当初の予定どおりに”子供を作ろうと思ったら、もう遅かった……という体験談を涙ながらに語っていた。なんだか他人事じゃない気がした。私も“アクシデントで”ジョ・オーが出来なければ、そうなっていたかもしれないから。要は、卵子の質も更年期が始まる年齢も人それぞれである為、何歳まで出産できるかは人それぞれだということ。出産は完全なプランニングが出来ないということ。だからといって、仕事もしたいし、あれもしたいこれもしたい、子供だって産みたい……女性のライフプランって難しい。
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| ８月１５日（木）春眠……あ、夏だった |
朝早い出勤だったジョーを送り出してから（とはいっても8時）、冷蔵庫に入っていた板チョコをばりっとかじり、またベッドに戻った。10時にまた起きてジョ・オーに朝ご飯。ちょっと遊んで、お昼からカウチにてふたりでお昼寝。扇風機をガンガンにかけてはいたものの、汗びっしょりでふたりで起きたのが3時過ぎ……。なぜだ、なぜこんなに眠いのだ！！まだ眠れそうだったが、さすがにやめておいた。
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| ８月１４日（水）みんなでごはん |
ジョーの両親とショッピング。そのあと、彼らの家へ寄って夕食を頂いた。ものすごく美味しい数種類のハムとチーズ、オリーブオイル漬けのペッパー、バゲットで、サンドイッチをめいめい作る。サンドイッチのあとは、ナスとお米を使った義母手作りのイタリア料理。あ〜、自分以外のひとが作るごはんってどうしてこんなに美味しいんだろ。大体、いつもジョーの帰りが遅いので夕飯は大抵ひとりぼっちだし、急いで食べるからいまいち美味しく感じられない。デザートはチーズケーキとチョコレートプディング。上に乗っかったホイップクリームをジョ・オーにひとくち舐めさせるかどうかで、義父とジョーがちょっぴり言い合い。「ちょっとくらいいいじゃないか」、「ダメダメ。甘いものの味はまだ覚えさせないの」。まぁ、たまにちょっぴりならいいじゃない、って私は思うのだが、なぜああもおじいちゃんやおばあちゃん（私の親を含む）は孫に甘い物を食べさせたがるのか……不思議だ。
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| ８月１３日（火）おむつ考 |
今日から、ジョ・オーのおむつをハギーズ（Huggies）からパンパース（Pampers）にかえた。先日パンパースから送られてきたサンプルを使ってみて、そのソフトな肌触りが気に入ってしまったのだ。ジョ・オーは産まれてしばらくはパンパースだったが、その後はずっとハギーズ。ハギーズはなんてったってモレに強いが、どうも肌触りがかためである。日本から帰ってくると（日本製おむつを使った後だと）それが如実に感じられる。でもその反面、やっぱりアメリカ製はモレに強いなぁ、なんて思ったりして。パンパース・カスタムメイドは、テープ部分も伸縮性があってつけ心地もよさそうだ。でも私は、パンパースの内側の香りが嫌い。パーフェクトなおむつってなかなかないもんだ。
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| ８月１２日（月）マウス、その後 |
昨日の夜中、ねずみがリビングを横切るのを目の当たりにしてしまった！うわ〜、イヤだよ〜。ジョ・オーがはいはいしてるカーペットを、ねずみもハイハイなんて！ねずみ氏はかなりちっちゃい。かなりすばしっこい。ジョーがテーブルの下にいる彼をフラッシュライトで照らした。「小さくってねー、毛が茶色で目がくりくりしてるよ。じーっとしてる」なんて、いとおしそうに実況中継する。うまく捕まえられたら、外へ逃がしてやるそうで。それはいいけど、早く捕まえておくれ〜。今夜もまた逃げられたじゃないの。
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