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カオルさん

カオルさん(29歳)
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のJoさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。



今日はbaby bjorn
今日はbaby bjorn

今日のビブ(よだれかけ)は、スマイリー
今日のビブ(よだれかけ)は、スマイリー

笑いが止まらん
笑いが止まらん

ダディがつくったジョ・オー・ステーション(すぐ破壊された)
ダディがつくったジョ・オー・ステーション(すぐ破壊された)

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

10月6日(日)子供アル・ナシ
空気が乾燥してきたせいか、最近忙しいせいか、ジョーが風邪の引きはじめっぽい。私もちょっぴりノドが痛い。フルに元気なのはジョ・オーだけ。なんだか、いろいろ不安になる今日この頃。仕事をゲットしたのは嬉しいことだけど、忙しくなったら、夫婦ふたりの時間なんてこれからますます無くなるんじゃないか。ジョ・オーがうまれて、私たちの生活は180度変わった。彼がうまれる前は、子供中心になる生活はイヤだ、そうならないようにしよう、と思っていたのに。我が子って愛しい存在だ。Ilove youを100万回言っても足りないくらい。毎朝、ジョ・オーのヨダレの匂いをクンクンしながら、何だかんだ言ってもこれが最高の幸せだ〜、と思ったりする。だけど、これを手に入れるために犠牲にしたものも、正直たくさんあるなって思う。だからこそ、子供を持たない人生を選ぶ女性、夫婦の考え方はとっても納得できるのだ。それもアリ、これもアリ。現世では子供をいっぱい産んで、次にうまれてくるときには子供ナシで行こうと思う。
10月5日(土)携帯チェア
夏に逆戻りかと思うような暑さ。最も外に出たくない日だ。だが、最近家にこもり過ぎなので、渋々サンスクリーンを塗ってジョ・オーと出かけた。ドラッグストアでいいもの発見。「ポータブル・ブースターシート」。これを取りつければ、大人用の椅子も幼児用に早変わり。バルブを開くと自動的に底が膨らんで高さも調節可能。たたむと、小さなバッグになる(とても軽い)。$20也。早速家に帰ってジョ・オーを座らせてみた。座り心地抜群!って感じじゃあないけど、携帯に便利だし、まぁいいかな。80点。
10月4日(金)秋の食卓
朝目覚めて、「あ、ロールキャベツ」と思った。で、今日の晩御飯はロールキャベツ。寒い季節(今日は暖かいけど)の煮込み料理って大すきだ〜。作るのも食べるのも幸せな気分になれる。キャベツを茹でて、肉アンをつくり、ソースをつくる……ロールキャベツって、ちょっと手間。でも、トロトロに柔らかくなったキャベツの一口を口にいれたとき、あぁ、作ってよかった、報われた、といつも思う。ジョ・オーにも細かく切って、白いご飯と一緒に食べさせた。食後には、洋ナシのコンポート。よく熟れた洋ナシは程よくやわらかで、赤ちゃんにgood。
10月3日(木)お仕事もういっこ
あぁ、神様ありがと〜〜〜と、天を仰ぎたい気分。もうひとつ仕事が決まった!出産直前までライターとして仕事をしていた地元の情報紙からお呼びがかかり、ウィークリーで原稿を書くことになったのだ。もちろん、在宅で。嬉しい。私の場合、仕事はお金のためだ。労働に見合った報酬を得て、いい仕事が出来たと自分でも感じられたときにやっと、結果としてやりがいが感じられる。自分のやったことが目に見えるかたちで返って来るのは快感だし、自分が役立ってるって気になれる。育児はやりがいはあるけど評価がないから、ちとつらい……。いつも思う。私がもし、育児が私の存在意義!と本当に感じられ、夫の協力に裏表無く心から感謝できて甘えられて、毎日充実感いっぱいで幸せに暮らせるタイプだったら、どんなに人生は楽でステキだろう、と。私がそういうタイプの奥さんだったらよかったのになぁ、ってほんとうに思う。でも、いまさら性格は変えられないし。私は幸せなフワフワ感だけで生きられない。夫の収入だけで、節約しながら“やりくり上手の奥さん”にもなれない。依存するのはヘタだし、何事も「もっと、もっと」の欲望のかたまりだから、私は自分でなんとかするしかないのです。
10月2日(水)あついのはイヤなんです
なぜまた暑くなる?もう10月なんですけど。湿度も高くて、ジト〜ッ。一日中扇風機をつけていた。湿度に比例してジョ・オーも甘ったれになり、私にベタベタ攻撃。んもう、可愛いわねぇってな程度じゃない!生理も近いから、イライラは最高潮に……。そこへ来て、ジョーは夕食の後、カウチで眠りこけてしまう。私は日本語放送の「北の国から」を堪能している最中で、ジョ・オーはベタベタしてくるし、叫び声(本人はお喋りのつもり)でTVは聞こえないし、今日は家事を徹底的にやって疲れたから今夜はお風呂にゆっくり浸かろうと思って楽しみにしていたのに……キィーッ。ジョーも残業してきてヘトヘトなのは分かっているんだけど。悪い妻。誰にも文句が言えないまま、ジョーをカウチに残し、ジョ・オーとベッドルームへ。寝かしつけた後、ベッドで思いっきり大の字で寝てやった。
10月1日(火)断乳・ぜんぜんプログレス無し、の巻
まだおっぱいをあげている……断乳を決意してからかなり経つよなー。1歳になったら知恵がついて、断乳がさらに難しくなるというのは本当だと実感しているところ。10カ月ははもう侮れないお年頃。以前は、ウトウトし始めたらそーっと乳首を離しておしゃぶりをくわえさせればOKだったのに、もうそれも通用せず。「これ違う!」とばかりにおしゃぶりを投げ、ぎゃ〜と絶叫する。ジョ・オーが深い眠りにつくまで、私はおっぱいベロリンで付き合わなきゃいけないのだ。ちょっと寝転がればTシャツをまくって乳首に吸いついてくるし、バスタブではおっぱいから口を離さず、もうスッポン状態。やれやれ。やっぱり母の断乳への意気込みが足りない?
9月30日(月)ご協力、よろしく 
仕事再開に向けて、その数時間のあいだジョ・オーをどうするか、ジョーと話し合う。やっぱりプレイペン(またはプレイヤード)が必要かも、という話になった。だが、我が家は仕事部屋とリビングをつなげて出入り口にはゲートをつけ、危険物も排除して、それはすでに“ビッグサイズのプレイペン”状態。セイフティという意味では、もうひとつ小さいのを買ったところであんまり意味はなさそうだ。要は、とにかくジョ・オーは甘えっ子で、四六時中私の100%のアテンションがないとダメだということ。コンピュータの前に座ると、自分が無視されているのを敏感に察知して、ふぎゃふぎゃ〜。仕方ないから抱き上げて膝に乗せると、キーボードを思いっきりバシッバシッ。ひ〜、何するのよ〜、大事なデータが〜、あぁ消えちゃったよ〜、ってなことは日常茶飯事である。泣いても無視して仕事するしかないかな……。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。


編集部よりコメント
今週のカオルさんへ
お仕事、ついに再開ですね。この日記で書き続けてきたから、ペンは鈍っていないはず! お仕事と子育ての両立、はたまた苦悩(?)を日記にしたためてくださいね。
(So Da Tsu com編集部)
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