HomeNewsDiaryDataStudySensesShoppingCooking
ママの状態胎児の状態コミュニケーション 月齢別大百科 この時期のお世話 サポーター先生のページへ
応援メッセージへ
カオルさん

カオルさん(29歳)
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のJoさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。



ショック!小さい!
ショック!小さい!

はじめまして〜の握手
はじめまして〜の握手

マークに抱かれて
マークに抱かれて

ここでもやってる
ここでもやってる

大きさの違いは一目瞭然
大きさの違いは一目瞭然

生後3週間は太ももに乗るのだった
生後3週間は太ももに乗るのだった

マークとヴァレリー、リチャード君
マークとヴァレリー、リチャード君

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

11月3日(日)懐かしいこの感覚
友達のヴァレリーの家へベイビーを見に行ってきた。リチャード君はまだ生後3週間!あぁ、このふにゃふにゃ加減、この重さ(軽さ)、この匂い、懐かし〜。抱きながら、「こんなちっちゃいの育てる自信はもうない」と正直思った。多少手荒く扱ってもOKになった(?)ジョ・オーとは違いがあり過ぎる。ところで、ジョ・オーは私が赤ちゃんを抱いてもまったく嫉妬しなかった。それより、初めての場所の探索に忙しかったようす。みんなに愛想よくしながら静かに遊んで、お尻ふりふりダンスも披露し、ヴァレリーのお母さんには、「なんてお行儀のいい子なんでしょ」と誉められた。そうそう、お土産に持っていった鼻水吸引器やオイル付き赤ちゃん用綿棒、哺乳瓶の乳首洗い専用スポンジ…etcの日本製品は、「なんでこういうのアメリカにないのかしらね〜」と大好評だった。
11月2日(土)4年ぶり、お正月は日本で
ずっと迷っていたのだが、ジョ・オーの“赤子からコドモへの変わり目”を母に見せずしていい年が送れようか!!(大袈裟だ)と思って今日やっと決めた。日本への里帰り。だが、のんびりと気楽に構え過ぎていたようだ。ファミリーサービスが人気のJ社はその日満席のため、キャンセル待ち……。まぁ、1席くらいなんとかなるでしょと思っているのだが、J社がダメでも他社で行くぞ、ぜったいに!と闘志が妙に燃えている今回の里帰り。早速、電話で母に知らせると、「ジョ・オーくんに美味しいお魚をたくさん食べさせてあげましょうねぇ、それから……」と、日本でのプランがもう一気に頭に駆け巡ったようすであった。揚げたてのエビ天が乗った年越しそば、手作りのおせち、紅白見て除夜の鐘を聞いて……あぁ、日本のお正月ってステキだ。
11月1日(金)働くよろこびはここに
特許翻訳事務所からのはじめての給与が届いた。届いた、というのは小切手のこと。アメリカでは給与の支払いはほとんどの場合小切手だ。それも、1ヶ月単位より、1週間、2週間単位での支払いが多かったりする。ちなみに、ジョーの給与は毎週の銀行振り込み。さて、久々のお給料はなんだか嬉しい。家計に嬉しいのもそうだけど、気分的に、自分が役立ってる、何か生産的なことをしているというのが嬉しい。ジョーが、「お寿司屋さんでお祝いしようね」と言った。
10月31日(木)ハロウィンだった、らしい
ジョ・オーのコスチュームはどれにしようか、とジョーと色々見てまわっていたにも関わらず、結局どれにも決まらず迎えた今日。朝からニュース番組でもトークショーでも、みーんな仮装している。ドラマの話のなかでだってハロウィンパーティが出てきたりして、アメリカという国はいい意味で単純かつ底抜けに陽気、だけどそれはちょっぴりついて行けないほどの極端な陽気さでもある、と冷めた私はいつも思う。それはさておき。子供にとっては楽しいハロウィン。来年はミシンを買って、ジョ・オーにコスチュームを作ってあげようと思っている。私はいつか、“いかにも”なゲイシャガールに仮装してみたい。
10月30日(水)髪はお父さんゆずり
ジョーも私も完全なお休みデー。という訳で、ジョーの床屋に付き合った。数年前までずっと超ロングヘアだった彼、現在は気になる箇所があるため超短髪である。ひっひっひ。ダディが切ってもらっている間、私とジョ・オーは見学。床屋さん、ジョ・オーの髪を見て、「そろそろベビーもヘアカットが必要かな」と言う。そうなのだ。やっと、やっとジョ・オーの髪が伸びてきたのだ。後ろなんか襟にかかるくらい。ここまで来るのに時間かかりました、ハイ。伸びるにつれて判明したのが、ジョーと同じく天然パーマであるということ。色はどんどんライトになってきている感じ。で、すごーく細くて柔らかい。マッシュルームカットにするのが私の夢なんだけど、これでは無理か。
10月29日(火)ダンディズム?
ジョ・オーがブラシで髪を梳かすようになった〜。ちゃんと梳かせているわけじゃあないが、本人は梳かしているつもり。くっくっく。今日はお風呂から出てドライヤーで乾かした後、ブラシを2本渡してみた。すると、ちゃんと両手に一本ずつ持って梳かしだした。二刀流ですな。それにしても、親のすることをよく見ている。ヘタなこと出来ませぬ。
10月28日(月)それぞれの道
2週間後に、なんとアフリカはジンバブエへ引っ越してしまう友人、フミ子……。今日はかねてよりリクエストのあった手作りビーフシチューを持って、彼女の家でふたりだけのランチパーティなのだ。いつものごとく、喋った喋った。基本的なところはとても考えが似ている同い年の私達、それでもまったく違う人生を歩んでいるのだから不思議だ。蝶のようにひらひらと自由に生きる彼女が羨ましいような、それでいて30という微妙な年齢で自由の楽しさと共に“自由でいる厳しさ”を受けとめられるくらい私は強くないかもな、なんて。いろいろ考えた。楽しかった一日。アパートへ早足で急ぐと、ビルディングの前の道路にジョーとジョ・オーが立って待っていてくれた。ふたりの姿を見たら、無性に恋しい気持ちになった。私の帰るところはここなのだな。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。


編集部よりコメント
11月2日のカオルさんへ
日本でお正月を迎えることに決められたのですね。ジョ・オーくんも日本大好きに なってくれるといいな。日本とアメリカの架け橋になってもらおうという大きな夢を 持っておむかえします!
(So Da Tsu com編集部)
日記 Top pageHome
(c) 2001 So Da Tsu com All rights reserved.
バックナンバーへ いくえさんの日記 Mayuさんの日記 Liccaさんの日記 ユリさんの日記