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カオルさん

カオルさん(29歳)
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のJoさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。



キレイになったよ
キレイになったよ

毎回かぶっちゃうのだ
毎回かぶっちゃうのだ

バブルバスだーい
バブルバスだーい

少年よ、大志を抱け?
少年よ、大志を抱け?

スウィーング
スウィーング

きゃ〜高い
きゃ〜高い

どうやったら、こんな風に食べれるのかナゾ
どうやったら、こんな風に食べれるのかナゾ

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

3月29日(土)ひとりでユラユラ
お休みのジョーにジョ・オーを託し、ひとりでマンハッタンへ。目指すは紀ノ国屋書店とブックオフ。本をたっぷり仕入れてくる予定なのだ。久々のひとりはなんだかすーすーする感じ。サブウェイに揺られながら、「ここで私ひとりに万一何かが起こって死んでしまったら、ジョ・オーは私のことなんか忘れてしまうだろうか。私がいっぱい愛していたことなんてちょっとも覚えててくれないんだろうか」などと妙なことまで考える。紀ノ国屋では雑誌と本を数冊、絵本とトトロの英語バージョンのビデオを購入。お昼にお寿司を食べて、さらに本と食料品を買って帰った。ジョーにサブウェイで考えていたことを言うと、「カオルが死んだら、ジョ・オーと屋上からすぐに身投げする」とかいう。ダメ!しっかり責任持って育ててよ。
3月28日(金)あたい主義
何を思ったか、仕事が終わった後、藤原紀香の「藤原主義」なんていう本を読んでしまった…。私の読書はノンジャンル。とにかく、ここに書いてあることが本当ならほんとにビックリ。からだのケアから、語学の勉強から、こんなに日々精進しちゃってる人が世の中にいるのか?!女優と主婦という立場の違いはそりゃあ大きいけれど、「焼肉店に行ったらタン塩を2枚だけ」なんつって、読んでる私はたった今、ジョ・オーに遊ばれて口にいっぱい詰めこまれた甘栗を食べつづけ、一袋終わっちゃったところなのだ…。私も、一念発起してエクササイズでもしてみよっかな〜。
3月27日(木)自分のペースで
今出ている、Newsweek(日本版)の「新・0歳からの教育」はかなり興味深い記事がいっぱい。第1章の「最初の歩みはゆっくりと」では、子供は自分のペースで動きをマスターするのだから、あせらず見守ってやろうとある。「30%ルール」というのが提唱されていて、平均の30%を目安に、もしそれより発達が遅ければ専門家に相談したらいい、というもの。寝返りが遅い、歩くのが遅いと心配する親ってそんなに多いのか、と私は逆に感心してしまった。ジョ・オーは寝返りが遅かったけれど、まぁいつかはするだろうと気長に待っていたし、歩くのは早かったけれど、「これで将来はスポーツ選手!」なんて喜ぶこともなかった。アメリカの親戚のひとりから、「まだママって言わないの?ちゃんと話しかけてる?」と言われて、「大きなお世話じゃ!(話しかけてるに決まってんじゃん)」と思ったことはあるけれど…。何が早かろうか遅かろうが、将来にそれほど大した差(影響)はうまれないと思うのだけどな。
3月26日(水)ボクの未来は
先週買ったばかりのデジタルビデオカメラを持って3人で公園へ。もう厚いロングコートを着る必要もなくなって身も心も軽やか〜な気分。ジョーがカメラをまわす間、ジョ・オーと公園で走りまわる。公園に行くと子供の性格がよく見えるもので、ジョ・オーの場合、しばらく離れて様子を見ていると、かなりマイペースなのが分かる。他の子供たちが寄ってくればそれなりに相手をするけれど、誰も来なければいつまでもひとりで歩きながら葉っぱを拾ったりして楽しんでいる。やっぱりジョーの子だよなぁ、と思う。将来はああなるんだろうなぁ、と思う。夜はピート叔父さんのところでディナーにおよばれ。メアリー叔母さんがジョ・オーにコートをプレゼントしてくれた。彼女は、ジョ・オーはモデルをしたらいいと言う。これまでもたくさんの人にそう言われてきたのだけど、実際スカウトされたのはたったの1回。ほんとにモデルになる子はもっと引く手数多なんじゃないのかねぇ。第一、ああいう世界は、母親もオーディションやなんかにいつでも行ける体勢にないといけないらしいし。私がすべての仕事にあぶれたら考えようか。
3月25日(火)真似っ子ザル
最近、掃除に凝って(?)いて、午前中の仕事が終えてランチをして、一息ついたら一気に家中を掃除しまくる。キレイになると、精神がシャキッとして気持ちがいい。今日も隅々まで掃除機をかけ終えてからカウチにもたれ、「はぁ〜」っと一息。すると、横でジョ・オーも「はぁ〜」。おい、真似っこかい!目をこすれば自分も目をこするし、本を読んでいれば自分もどこからか本を持ってきて読む(フリ)。私がふざけてジョーを叩くフリをすると、自分も手を伸ばしてパシッ。もう何でもかんでも真似っこなのだ。「コーヒー」と言えば「ヒーッ」、「アハハ」と言っても「アハハ」と返してくる。もう下手なことは出来ない、言えない。
3月24日(月)熱いチュッパ〜
毎朝ジョーが家を出るときはジョ・オーと一緒に玄関まで出て行き、いってらっしゃいのキスをして見送るのだけど、今朝は何気なく投げキッスなんつーものをしてみた。するとジョ・オーもすかさず手振り付きで「チュパッ♪」。お〜、学習速度がはやくなったのぉ。というわけで、今日は一日中ふたりで投げキッスの応酬。リビングと仕事場で離れたところにいても、目を合わせればふたりでチュッパ〜。あなたさえいればマミィは何もイ・ラ・ナ・イ。チュッ。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。


編集部よりコメント
3月27日のカオルさんへ
「30%ルール」、定着するといいですね。カオルさんのようにおおらかに構えられればいいのですが、気にしすぎてしてしまうママも多いと思います。後になって「どうしてあんなに一喜一憂してしまったんだろう?」って思うんですよね。
(So Da Tsu com編集部)
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