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カオルさん

カオルさん(29歳)
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のJoさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。



ついでにダディーもパッカパカ
ついでにダディーもパッカパカ

おニューの服でパッカパカ
おニューの服でパッカパカ

ん?これって帽子?
ん?これって帽子?

音が出るよ
音が出るよ

クルマの本が入ってた〜
クルマの本が入ってた〜

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

4月13日(日)一夜明けて
結局昨日の夜、眠りにつくまで45分間ジョ・オーは泣きっぱなしだった。あまりに激しく長く泣いているので、ジョーが心配してやって来て、「可哀想だよ。寝るときだけあげたら?」と言ったほど。(カオルは重い病気にかかっておっぱいには毒が混じっている…と思って、あげるのをガマンするんだよ、と言ったのはジョーなのに!)泣いている顔を見れば情にほだされてしまうと思い、寝室を暗くしたままずっと抱っこしていた。眠りについて、朝までに1回起きる。今度はジョーが抱っこしてくれたけど、もう火がついたような泣きっぷり。誰かがポリスを呼ぶかもな…と思ったほどだ。私が代わってやっと泣き止み、水を飲ませて絵本を読んであげる。「パイパイにはバイバイね」と説明すると、仕方ないという顔で私の体にぴったりくっついて眠りにおちた。今朝起きてきたジョ・オーの顔を見ると、昨日の大泣きで目が腫れまくり。エライね、よくがんばったね、今日もがんばろうね。
4月12日(土)断乳一日目
朝からおっぱいはナシ。「なんで〜?」という顔をしながら泣きベソをかきつつシャツをまくる。今日は春の陽気でぽかぽか。昼から三人で公園へ行ってたっぷり遊び、帰りもジョ・オーは家までオール歩きで帰ってきた。1時間昼寝をしてから夕食をとり、ジョーとお風呂に入る。ちょこちょこやって来てはシャツをまくったけれど、泣きながらもなんとかあきらめてほぼ一日終了。私の方はといえば、胸がパンパンに張りまくり。ジョ・オーを産んでから退院して翌朝の、牛(のチチ)状態を思い出すなぁ。でもあの時は、まだうまくおっぱいがあげられなくてジョ・オーと一緒に泣いてたんだっけ。おっぱいのはじめも終わりも泣き泣きってことだ。はぁ。さぁ、もうすぐ最難関門のおやすみの時間…。
4月11日(金)いろいろやっちゃう
どこにでものぼりたがるジョ・オーにGet down, please.(おりてちょうだい)と言いつづけていたら、「ダーン」と真似して言うようになった。ダウンのつもりらしく、手を下にさげるフリまで付ける。ジョ・オーのはじめて言えた英単語。日本での写真を見ながら、母のことを指さして「ババ」、私の写真を見れば「ママ!」も言える。紙ナプキンを渡すと、まずテーブルをフキフキ。その後それを丸めてごみ箱まで走ってポイッ。私の行動をよく見てますなー。ジョーの口にサラダをいっぱい詰めこんで、ナプキンで口を拭いてあげては丸めてポイッ。雑誌のページも破っては丸めてポイッ。ところで、今日のお風呂ではやけに私の胸を指差して「パイパイッ!」を連発していた。明日から始まる断乳に感づいているんだろうか。
4月10日(木)心配だけど
来週旅に出るというのに行き先はまだ決まっていない。仕事が終わってから、インターネットでいろいろ調べてみる。せいぜい車で片道3時間くらいまでのところ、自然がいっぱいのところ。けっこうムズカシー。調べながら、義母にジョ・オーの世話に関するメモを渡そうか考えていた。ジュースは一日一回までにして下さい、野菜と果物をたくさん食べさせてください、等など。で、やっぱりやめることにした。彼女だって子育ての経験があるわけだし、私のやり方がベターとは限らないし。とやかく私に指示されたらやりにくいだろう。何よりも、1日半くらい甘い物をたくさん食べようが野菜不足だろうが(失礼な推測だけど)それがジョ・オーの一生の健康状態に響くわけでもない。だったら、気分よく好きなようにやってもらった方がいいに決まってる。食べ物以外のことでも、実はいろいろと心配だけれど…心配しないように努力するのだ。(う〜、でも心配)
4月9日(水)小包みが届くと
日本の母から小包みが届いた。服やら食べ物やらが山ほど詰まった箱をジョ・オーと一緒に開ける。私とジョーの分もあるのだが、もちろん箱の半分以上はジョ・オーのものだ。これは中に入っていた母の手紙からの抜粋。「早く戦争終わるといいね。チビちゃんも一日一日成長し可愛くなって楽しみでしょう。想像していますよ。おいしいものをたくさん食べさせてあげて下さい。味を覚えるときだからね。カオルのことだから大丈夫だと思うけれど。大切に大切に育ててください。ケガのないよう」。大切に大切に…と繰り返してあるところが胸に響いて、何度も読み返してしまった。いつも思うことだけれど、こんな遠くに住んでいて申し訳ない、親不孝者だなと思ってしまう。母は、帰ってきたらとか、淋しいとか、思っていても口にしないところが余計にツライ。甘え、かもしれないけれど、母が近くにいたら私もいろいろな意味で精神的に落ち着くだろうな。ジョ・オーの顔をいつでも見せてあげられたら…。
4月8日(火)ふたりだけの旅
昨日の夜泣いていた私を心配して、昼頃ジョーから電話。「土曜日、断乳を実行しよう。ジョ・オーが泣くときはボクも一緒だからね」と言ってくれる。仕事中にチチのことを考えさせてしまって申し訳ないね…。さて、そんな私たち夫婦、来週に1泊2日くらいで短い旅をしようと計画中。それもジョ・オー抜きで。旅行の計画をした当初、私は当然ジョ・オーを連れて行くものと思っていたのが、ジョーはふたりだけでと思っていたのだ。で、私もよくよく考えてみて、その方がいいと思い始めた。最近ふたりだけの時間が少ないし、すれ違いの生活のせいでケンカも以前より多くなってきたし…。それに、ジョ・オーを連れて行って私がいつもより疲れてしまってはリラックス旅行の意味がない。というわけで、ジョーの両親に一日半預けることになった。うむむ…どうなることやら。
4月7日(月)もう限界…
仕事が終わってから寝室の模様替え。窓際にあった低めのテーブルを処分して代わりに(テーブルより高さのある)タンスを持ってきて、ジョ・オーが絶対に窓に近づけないようにした。窓にはウィンドウガードが付いているとはいえ、念には念を入れて、だ。ひとりですべてやったせいか、月曜日は特に仕事が忙しいせいか、夜になったらぐったり…。なのに、今夜のジョ・オーはなかなか寝ついてくれない。眠ったかな、と思って乳首をそーっと離すと目がパッチリ。早く寝かせて、ジョーとふたりでお茶でも飲みながらゆっくり話したいのに。5、6回繰り返しているうちに、今度こそ本当にイヤになってきた。仕事もしながら、一日中“半裸”みたいな状態でおっぱいをあげて、朝から晩までべったりくっつかれ、ジョーとゆっくりする暇もない。ジョ・オーがかわいいとかかわいくないとかそういうこととは全く関係なく、もうこういう自分が、こういう状態がほとほとイヤになった。なにかと便利だからとなぁなぁとおっぱいをやり続けてきた自分が、欲しがるものがすべて与えてきた自分のやり方がやっぱり悪かったのだろうか?などと考えていたら、ハラハラと涙が止まらなくなってきた。やっぱりもう、“その時”なのだ。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。


編集部よりコメント
4月12日・13日のカオルさんへ
見守るほうもドキドキの卒乳レポートですね。パンパンに張る胸も、泣き顔のわが子を 見守る心も痛い時期。来週には一回り大人になったジョ・オーくんの写真が掲載される のかしら?
(So Da Tsu com編集部)
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