カオルさん（29歳）
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のＪｏさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。
はじめてお熱
カーシートで運ばれて
アーティスティックな使い方もOK
お箸もちょっと使えます
イェ〜イ
朝ご飯中
ガレージ、只今組み立て中
|
★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| ５月１１日（日）親子って…母の日に考える |
日本の母には花と贈り物を届けておいたのだけど、電話をしたら不在。昼には義母に「母の日おめでとう」の電話をして、2時間弱も喋ってしまった。プレゼントはもう昨日届けておいたのだけど、実は昨日、いろいろとすったもんだがあって、夜中にジョーと義母は電話で怒鳴り合いの大げんかをしたのだ。義母はセンシティブなタイプで、テンションがぴゅーっと上がりやすい。ジョーは普段穏やかだけれど、この母のテンションに乗せられると自分も一気にかーっとなってしまう。それで義母は涙ながらに息子へのグチグチを私に語ったわけだ。「電話してくれて本当にありがとね」とやけに感謝されてしまったが、聞くだけで気分が良くなるならお安いご用。ジョーにはあとで、「母親に怒鳴ることはやっぱりしちゃだめだよ」と言っておいた。将来、ジョ・オーにそんなことされたらやっぱりイヤだもの。「おかしな家族と結婚しちゃったね。ゴメンね」とジョーは言っていたけれど、どこの家族もその家族なりに妙な問題を抱えていたりするものだ。親子だから、甘えられる分、言わなくて言いことまで遠慮なく言っちゃったりして。でもやっぱり親子だからこそ、ひどいケンカをしても許し合えたりするものなんだと思う。私もこれからそういうことを経験していくのだろうな。
|
| ５月１０日（土）３年もったで〜 |
パンパカパ〜ン。今日は私とジョーのアニバーサリー。3年目の結婚記念日なのです〜。毎年、「また1年もったな」と思ってしまう私。そんな私を見てジョーは、「カオルを見てると、ボクとの結婚はテンポラリー（一時的）みたいな感じがするのが不安」だという。いつかふっといなくなって日本へ帰ってしまい、え？結婚なんかしてたっけ？なんて言われちゃいそうな雰囲気があるんだそうで。ははは。そんなつもりはないけどねー。ただ、異国に暮らして外国語を喋りながら生活していると、すべてのことに関してなんとなく現実感が薄らいでくるような感じがするのは事実（私だけか）。結婚もして子供までいるのに、なんだか夢の（現実でない）世界で暮らしているような感じ、というのか。それでなくても私はジョーにいつも、カオルは現実を暮らしていない、と言われているのだ。まぁその意味はともかく。夜、ジョ・オーを義母に預けてふたりで映画＆ディナーを楽しんだ。でっかいポップコーンとコークを抱えて、映画館で映画を見るのなんて久し振り！ワインを飲みながら食事をして、散歩して、なんだか結婚前に戻ったみたいで嬉しかった。3周年記念のプレゼントには、新しいソファを買うことに決めました。
|
| ５月９日（金）おすそ分け？ |
ふと見たら、ジョ・オーが雑誌のネコにオレンジをフォークにさして食べさせていた。イヌとネコに目がなくてTVに出てきたりするとかなりコーフンして「ニャアニャア〜」とか言いながら撫でたりするのだけど、とうとうエサまであげるとは。あとで、TVの馬にもブドウをあげているのを発見した。
|
| ５月８日（木）ありがたい、んですけど… |
もうほとんどごはんは自分ひとりで食べられるジョ・オーなのだけど、最近は私に食べさせたがり、これが嬉しいけれどちょっと迷惑だったりする。今日も私がシリアルを食べていると、自分のスプーンを突っ込んできて私の口に入れようとする。熱くないのに、必ずフゥフゥっとしたりして。手元があやしいので、口に入るまでにミルクがダラダラ〜ッ。あーん、さっき着替えたばかりのスカートに！でも本人がかなり嬉しそうなので、ミルクくさくなりながら最後まで食べさせていただく…。また、最近我が家で悪名高いのが、“ジョ・オーのあったかいブドウ”。小さなブドウをほっぺの両側に長いこと「保管」して、かなり時間が経ってからそれをポイッと出して私やジョーに食べさせてくれる。ずっと口のなかにあったものだから、それがすごくあったかくて何とも言えない味なのだ。ジョーは気持ち悪がって食べないけど、私はありがたくいただいている。
|
| ５月７日（水）getting better |
鼻が詰まっていたのとおしりのかぶれが痛いのとで、ジョ・オーは昨日の夜中何度も起きてよく眠れなかったようす。今日はジョーも私も休みだし、ドクターのところへ連れて行こうかなんて言って電話をしたらオフィスはクローズだった。でも今日は熱もすっかり下がって顔つきもしゃっきりしてきた感じだし、ちょっと咳をしているけれど痰がからんだウェットな咳だし、もう一日様子を見ることにする。ものの本によれば、おでこや体を触っただけで「熱があるな」と判断したときの的中率というのは8割以上にもなるという。熱がないのに熱があると間違える場合は多々あるにしても、熱があるのに熱がないと間違えることはとても少ないのだそうだ。それに、この熱は何か特別のものだ、何かヘンだ、と母親が感じる直感というのはかなり当てになるらしい。過信は禁物だけど、私も結構自分の“鼻”を信じている。
|
| ５月６日（火）まだまだお熱 |
今朝の熱は38度3分。本当にガンコな熱だ。おなかの調子もイマイチらしく、柔らかめのウンチを何度も何度も…。なんだか一日中オムツを替えていたような感じで、新生児の頃を思い出した。で、こんなにこまめに替えたにも関わらずおしりがかぶれて、ほんのりピンク色。だからなんとなく一日中不機嫌で、テーブルの上のおもちゃを全部周りに放り投げたり雑誌をびりびりに破ったり、私の服のなかにおもちゃを突っ込んできたり。そうかと思うとべったりくっついてきて、私は何も出来やしない。おまけに服の上から乳首を噛んできた。んもう、痛いって！
|
| ５月５日（月）わかってるぅ〜 |
朝起きて、やっぱりまだ体が熱い。熱を計ってみると38度8分。ジョ・オーにしては、随分長引く熱ですな。でも食欲は旺盛でイタズラも絶好調なので、とりあえず様子を見ながら私は仕事。仕事中、ジョーの目覚ましラジオが大音量で鳴り出したので、ジョ・オーに「ベッドルームへ行ってスイッチオフにしてきてくれる？」というと、くるっと体の向きを変えて寝室へパタパタ…。ラジオは鳴り止み、ジョ・オーがまたパタパタ戻ってきてニッと得意げな顔。ひょー、私の言ってることをちゃんと理解できてるんだわぁ。
|
|
|
