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カオルさん

カオルさん(31歳)
ニューヨーク在住。現在は在宅で翻訳とライターの仕事をしており、育児との両立で大忙し。夫のJoさんはアメリカ人で、仕事・家事・育児を全面的にサポートしてくれます。2001年11月15日にうまれたジョ・オーくんは只今やんちゃ盛り。既に日本語と英語を話すバイリンガルで、クルマと納豆が大好きな男の子です。



ジョ・オーのいない休日
ジョ・オーのいない休日。スターバックスにて

ん?
ん?

むふっ♪
むふっ♪

またお兄ちゃんだ…
またお兄ちゃんだ…

チュパチュパ
チュパチュパ

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

3月27日(土)ジョ・オー抜きの週末
鬼のいぬ間に…ではないが、ジョ・オーがいないうちに済ませておきたいことがいっぱいで、今日は一日飛び回っていた。まずは午前中に一冴を小児科へ。顔のブツブツがまだできているので一応薬だけでも処方してもらおうか、というわけ。Dr.ジャバーによれば、「もしかしたらあせも。もしかしたら、お母さんの食べた物へのアレルギー(ナッツや牛乳など)。もしかしたらシーツ等の材質へのアレルギー。とにかく、様子を見ましょう、新生児に顔のブツブツはつきものだから」ということだった。その後はビデオ屋で「ロスト イン トランスレーション」をレンタルし、ホームデポで書斎の棚を買い、最後にコスコで日用品の買い物を大量にした。ま〜、ベビーひとりってすべてがなんと楽になることか!休憩に寄ったスターバックスでゆったりコーヒーなど飲みながら、ジョーと感動してしまった。なんか、独身時代に戻ったみたいねぇ〜(横に一冴が眠ってるカーシートがあるにはあるが)。なのになのに、車の中でジョ・オーの話ばかりしてしまう私たち。やっぱり、親ですな。
3月26日(金)心配症はここから
夕方、ジョーの両親が遊びに来る。一緒に夕食をとってから、ジョ・オーは今晩から日曜日までじーちゃん・ばーちゃん宅にお世話になる。たまにはジョ・オー抜きで夫婦共々リラックスしたらぁ?(というより、義両親がジョ・オーを連れ回して一緒に遊びたいというのが本心なんだけど)というわけだ。ありがたいオファーだ、と思う半面、実はジョ・オーのことが心配になる。もし、義両親と車に乗っていて事故にでも遭ったら…万が一のことがあったらどうしよう、誰を責めたらいいんだろう、誰も責められないじゃん…とどんどん被害妄想が膨らむ心配症の私。でも、孫を楽しませてやりたいというジョーの両親の気持ちを無碍にすることもできないし。日本の母に電話で話したら、「カオルちゃんはやっぱり現代人ね…お母さんは心配でそんなことできない」と私以上にえらく心配していた。そしてなんと母は、私と妹がちっちゃな頃は一度も誰かに預けたことがない、というのだった!ビックリ!子供預けて夫婦でリラックス、なんてことは私たちが小さかった時分には皆無だったわけだ。母がここまで心配症だったとはかなり意外である。でもって、私はそれを見事に受け継いだわけだ…。かくして、ジョ・オーは満面の笑みでじーちゃんの車に乗って去って行った。
3月25日(木)ともちゃんがやって来て
ともちゃんが遊びに来てくれた。なんと、一冴を産んでからはじめてのお客様である。なんとなく、気持ち的にバタバタしていて今回は人を招く気分になれなかったのだ。さて、ともちゃんは一冴を見て、ジョ・オーはジョーと私が半分ずつ混ざってるという感じだったけれど、一冴は私にソックリ!という感じだと言っていた(鼻はやっぱりジョーだね、というおまけコメント付き)。やっぱり一冴は私似なのだねぇ。確かに、おぼろげに覚えている私の赤ん坊時代の写真にかなり似ているのだ。で、自分に似ていると言われるとやっぱりかなり嬉しいものである。奥二重の目なんか見つめていると、私と一緒、一緒♪日本人、日本人♪と歌いたくなってしまう。一冴にはできるだけ日本人顔で成長して欲しいゾ。ところで、1週間前に悪露は終わったはずなのにまた出血が始まった。腰が重い感じだし、もしやもう生理が再開? こんなに早いこともあるのだろうか。
3月24日(水)ブツブツできた
一冴の右頬にちっちゃなブツブツが発生。同じくらいの頃、ジョ・オーもこういうのができたんだっけ。あの時は、多分あせもでしょう、ということでドクターにも見せずに自然に治ってしまったのだった。右頬を下にしていつも寝ているからだろうか(シーツの素材が肌に合わないとか)…それとも添い乳しているときのおっぱいが顔につくからか(拭いてるつもりだけど)…添い寝してるから暖かすぎてあせもになったのか。痒そうでもないし、おっぱいもよく飲むし、熱もないので、とりあえず様子を見ることにしよう。ところで、昨日の夜は体中が痒くてよく眠れなかった。一冴を産んでから肌がすごく乾燥するようになった気がする。それともこれは単に年齢のせい、か…?
3月23日(火)バックトゥワークももうすぐ、しかし…
一冴が「だっこして〜、だっこして〜」の一日だった。しかも、どうも横抱きがイヤみたい。首をしっかり押さえて縦だっこにしてやると、満足げな顔でキョロキョロあたりを見渡している。ちっこいくせに、頭をぐぐっと自分で持ち上げようとするからドキッとしちゃう。ジョ・オーと違って頭が小さいから、こういう動作も出来るのだろうな。夜、ジョーに、一日ずっと考えてたんだけど…と前置きされてから「できればもう仕事には戻って欲しくないと思っているんだけど」と言われた。来週あたりそろそろボスと今後の仕事のスケジュールについて話し合わなきゃな、と丁度思っていた私。正直なところ、最近かなり主婦モードにどっぷり浸かっているため、仕事に戻るのちょっとイヤだなぁ…なんて思ったりもしていたのだ。しっかり子供の世話が出来て、いつも家のなかをきちんと整える時間があることはかなり気持ちのいいことだから。でも、私は自分の仕事が好きだし、我が家の家計にプラスαの収入も魅力的なんだよね…。ジョーの言い分としては、二人の育児プラス仕事で、一日の終わりにカオルがぐったり疲れてイライラして…となることは目に見えている、二人の育児をしっかりやってカオルが一日機嫌よくいられることは多少の収入よりずっと大事、というわけだ。うむ、それもそうだと思う。とりあえず、来週ボスと話してから具体的に決めよう。
3月22日(月)産後の経過は二重マル
私の産後のチェックアップへ家族4人で行く。体重と血圧の計測をしてから、ぺろっとお腹を見ておしまい。Dr.ウェビーは、「お腹は平らだし体重も戻ってるようだし、パーフェクト!」と言ってくれる。ドクターがバースコントロールピルを出そうか?と訊いてくれたので私がう〜むとちょっと考えていたら、ジョーは「けっこうです」と即答。いや、私はちょっと試してもいいかなぁと思っているんだけどぉ。暗黙の了解のうちに、授かれるものならばあともう一人、と思っている私とジョーなのだけど、次に妊娠するのはせめて一冴が1歳半を過ぎてからですかねぇ、はい。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。


編集部よりコメント
3月23日のカオルさんへ
仕事再開か、専業主婦か・・・カオルさん、人生の岐路に立ってしまいましたね。・・・というのは大げさですが、ここはひとつ、じっくりと考えてみたいもの。「やる」「やらない」だけじゃなく、「もう少しあとで」「ほんの少しだけ」といった、まんなかへんの答えも用意しておくといいかもしれませんね。
(So Da Tsu com編集部)
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