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カオルさん

カオルさん(31歳)
ニューヨーク在住。現在は在宅で翻訳とライターの仕事をしており、育児との両立で大忙し。夫のJoさんはアメリカ人で、仕事・家事・育児を全面的にサポートしてくれます。2001年11月15日にうまれたジョ・オーくんは只今やんちゃ盛り。既に日本語と英語を話すバイリンガルで、クルマと納豆が大好きな男の子です。



こんなにビッグに!
こんなにビッグに!

いつの間に!
いつの間に!

ダダとのファ−ストお風呂
ダダとのファ−ストお風呂

一冴のいる所に必ずジョ・オーあり
一冴のいる所に必ずジョ・オーあり

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!


4月4日(日)寝たふりでナミダ
昨日の夜中、1週間前にレンタルしたDVDをやっとジョーと観ることができた。ポップコーンを山盛り作りながら、「1週間も観る時間がなかったなんてねぇ〜」などと話す。それも昨日は、ジョ・オーとたくさん遊んで疲れさせ、キッズ二人をなるべく早くお風呂にいれてから全員でベッドに入り、寝たふりの私とジョーがこっそり起きてくる…というテクニック(?)をつかってやっと時間を作ったのだった。そうそう、その寝たふりをしていた時にジョーが泣いちゃった話。寝たふりの私とジョーの間にいたジョ・オーはまだ眠くなかったかしく、暗がりのなかでモゾモゾしていたのだが、そのうち、私とジョーの顔を交互に手で挟みながら、「ママ、サンキュー。ダダ、サンキュー」と囁き、端から「ダダ、ママ、ジョ・オー、イッサ」と家族全員の名前を呼んで暗闇でニコニコしていたんだそうだ。ジョ・オーがなぜサンキューと言ったのかは分からないが、それを“目をつぶりながら見ていた”ジョーは、涙が止まらなくなってしまったんだって。ベビーからコドモへ成長しているんだなぁ、いい子に育ってくれているなぁ、と妙に感動したらしい。子供がいるとDVDを観る2時間の時間さえ作るのも大変。けど、やっぱりこんな一瞬があるから育児ってやっていられるんだな
4月3日(土)イタタタ
1ヶ月半経ってたまった疲れが出てきたのか、からだがしゃっきりしない。時々めまいがしたり、頭が痛くなったり。一番イヤなのは背中と腰が痛いこと。授乳の姿勢がきっと悪いのと、ここのところすっかり縦抱きがお気に入りになった一冴のためにしょっちゅう抱っこして部屋を歩きまわっているせいである。イタタタ…と言いながら腰をかがめて歩く姿はもうすっかりバァサン状態…。ジョーに、「子供をひとり産むたびに、自分の身を削ってるって感じがすごくする」と言ってみたが、やっぱり女性でないとこの感覚はぴんと来ないようである。そうそう、今日ジョーに聞いた話。彼のクライアントの女性は既に子供が6人いながら、もっと子供が欲しいのと言っているのだとか。ひぃ〜。ユダヤ系ファミリーだからなのだろうが、さすがの私も6人、7人ってちょっと想像つかないよ。洗濯物の量すごいだろうなぁ、ごはん作るの大変そうだなぁ、お風呂の順番どうする?日本に6人連れて里帰りできるぅぅ?などと“自分ごと”にして考えていたらさらに頭痛がした。
4月2日(金)ベビーのチカラ
アパートの前で、隣人フランクとばったり。二週間前に無事ベビーが産まれたので、調子はどーお?と訊くと、すべて順調で体重がもう4キロ半もあるため、ドクターにそんなに急いで大きくしなくていいと言われたそうである。ははは。奥さんが妊娠したとき、「どうして子供ができたのか理解できない」とか言い、出産直前にワクワクする?と訊いたときは「まぁね…う〜ん、少しはね」と乗り気でない返事をしていた彼。ベビーが産まれた感想は?と今日訊いてみると、「なんだか気持ちがぜんぜん違うんだ」とさわやかな笑顔で答えてくれたのが嬉しかった。ここ数ヶ月、顔を会わせれば「毎日大変。疲れた」と言っていたのに、ベビーの誕生でこうもいい笑顔が出来るものなのか。ベビーのちからってほんとに偉大だ。夕方、明日から1週間のバケーションに入るジョーに、お疲れ様の意を込めて大好物の「黒ゴマとニンジンのドーナツ」を作ってあげた。妊娠から出産までばっちり付き合ってくれながら、会社もほとんど休まなかったジョーにちっちゃなご褒美。
4月1日(木)ジャパニーズスタイル育児
なんだか一冴がすごく大きくなった気がする。もう既にからだはベビー用のバスタブの端から端まで届いてしまっている。夜、まだこれは大き過ぎるだろうと思いながら、お祝いに頂いたパジャマ(3ヶ月用)を着せてみたらぴったんこ。というか、もうちっちゃくなりそうな感じでさえある。ジョーに、「おっぱい100%でここまで大きくしたカオルはエライ!」と誉められた。ジョーは、自分がミルクで育ったことをとても恨んでいて、その分余計に“おっぱいの神秘”(母親の体から出てくるもので子供を大きく成長させる)を語るのである。ジョ・オーの健康が話題になるとき彼は、「“完全母乳”で、“毎日親子で”“お風呂”に入っているからかなぁ」とちょっとエラソーに言ったりもする。今のアメリカでは1年半も母乳をあげ続ける母親は少ないし、湯をたっぷり張ったお風呂に子供を毎日入れるなんてことは習慣的にしない。だから彼にとっての日本式育児はちょっと自慢、というわけ。
3月31日(水)な〜かないのぉ、イッサ
朝、布団をはぐってみたら、一冴がうつぶせで寝ていたので驚いた。道理で昨日の夜はよく眠っていたわけだ。しかしながら、あお向けに寝かせたはずなのにどうやってうつぶせになったのだろうか?添い寝しているので、顔がかけ布団に埋まっていないか夜中何度もチェックしている私。昨日も顔だけはずっとちゃんと横を向いていたのだから、体だけが布団のなかで回転したのだろうか。んもう、マジシャンじゃないんだからさ…。夜、ジョーが今から帰るよコールをしてきた時一冴が丁度泣いていたので、どうしたの?と訊かれる。「ジョ・オーが横であやしてるからに決まってるでしょ」と答えたら大爆笑。最近、ジョ・オーが近寄っていくと何を察してか一冴がび〜っと泣くのだ。「イッサ、な〜かないのぉ」と私の口調を真似しつつジョ・オーは頬を撫でているつもりなのだが、どうにもこれがほっぺをつねっているように見えるのは私だけだろうか。
3月30日(火)仕事再開や、いかに?
ボスと仕事再開についてやっと話し合いをした。産休に入る前に代わりの人を雇ったことだし、まだ戻ってこなくてもいいよと言われると思っていたが(半分それを期待もしていた)、ちゃんと私のやることを考えて用意してくれていたようで…。いやいや、これは感謝すべきですね。とりあえず、週2日から始めることにして、時間帯も育児との兼ね合いを見ながらフレキシブルに、ということでまとまった。カナダ人の私のボスは本当に理解があって私は本当に仕事に関してはラッキーである。彼こそが、「仕事は自分の幸せのためにするんだよ」と教えてくれたのだった。徹夜して(体調を崩して)まで仕事を仕上げる必要はどこにもない、と言ってくれるボスはそう多くはいないと思う。さて、二人の育児をしながらの在宅仕事、どうなりますか。夕食にカポナータを作ったら、ジョ・オーがたくさん野菜を食べてくれて嬉しかった。私のカポナータは、ちょっぴりベーコンとたくさんオリーブオイルを入れるのがコツです。
3月29日(月)こだわり、ツルツルのお肌
Dr.ジャバーに処方してもらった軟膏が効くこと効くこと。昨日お風呂上りに塗ったら、今日の朝には一冴の顔はツルツルになっていた。日本の母に電話で話したら、「カオルちゃんてそういうのすごく気になるタイプなのね〜」とちょっと驚かれた。そうなのだ、私はなぜか我が子の顔にできるブツブツがヒジョーに気になる。それがたったひとつのごく小さな吹き出物であったとしても、「なんとか消さねば!」とかなり気を揉んでしまう。多分、私は子供を自分の作品みたいに思ってるところがあるのかもなぁ。ツルツルの肌ときれいに切り揃えた爪、ほんのりシャンプーの香りがする髪の毛をもってして、「私一応ちゃんと育児やってる」という自信が欲しいのかも。誰かに評価されることがない育児だからこそ、なのだろうか。
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