匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
こんな感じのママ
パパの誕生会ディナー
庭弄り中のパパと
パリの夕暮れ
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| ６月12日（日）ファミリー全員集合 |
実家に泊まり今日は朝から教会に。というのもカトリックの儀式のひとつでコミュニオンというものがあって、ファミリー全員で教会に行きそのあと食事会。50人近くもメンバーが居て、ちょうど一年前結婚式のときに見たか見ないという人達が沢山居て、はっきり行って外国に来たような気分…。でも最近生まれたばかりの赤ちゃんも結構居て、そのうちの一人を腕にしたエレーヌに、「こんな感じのままになるのか。」と、とても感動しました。
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| ６月11日（土）誕生会 |
本日はエレーヌのパパの誕生日だったのでアラスに昼から行きました。オーソドックスなフランス家庭で育ったエレーヌは事あるごとに実家に帰ることが多く、結婚した今は二人そろって顔を出します。十数人がレストランにそろっての食事。もともとバターを多く使ったフランス料理は苦手なエレーヌはたいしたものも食べれず、私だけおいしいワイン、料理やデザートを堪能してしまい申し訳ないかぎり。でもエレーヌ本人は満足していました。
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| ６月10日（金）さくらんぼ、アプリコット |
日差しはほぼ夏に近くなってきて、日がくれるのも10時近いので、夕方涼しくなってきたときが散歩に最適な時間帯です。仕事場まで迎えに来てくれたエレーヌと散歩しながら季節のさくらんぼ、アプリコットを見つけ、500gずつ買いました。気を使ってゆっくり歩いているつもりでも、エレーヌは追いついて来るのがやっとで、時々公園で休みながら家路に着きました。ちょっとした買い物や散歩もだんだんと彼女にはきつくなってきました。
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| ６月９日（木）一人っきり |
昼は友人と食事が有り、天気の良さにもかかわらずエレーヌと会うことができず、夜は空手の稽古で、結局朝会ったきりで帰宅したのが10時半。一人っきり、もちろんおなかにはムメイ君も居るけれど、話し相手もなく一日を過ごしたエレーヌはとても憂鬱そうでした。日本では、妊婦さん同士のいろいろな集いなどがあるのにフランスにはそういった妊婦さんを援助するものがないのか？と思います。
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| ６月８日（水）日焼け |
天気がだんだん春らしくなってきたので、公園でお昼を一緒に取ろうということで、エレーヌが仕事場まで迎えに来てくれて隣の公園に行きベンチに腰掛けたのは良いけれど、日焼けをすることをお医者さんに避けるように言われているエレーヌはあまり長居するわけにいかず、結局さっさとサンドウィッチを食べて、ゆっくりカフェをしました。夏に日本に行きたいといっている彼女はどうやって日本の夏を過ごすのか疑問です。
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| ６月７日（火）日本食 |
昼ごはんを食べに家に帰ってきたら、エレーヌがおむすびと焼き鳥、味噌汁を作って待っていてくれました。焼き鳥といっても七面鳥を使っていてやはり日本人としては躊躇してしまいますが、味は悪くないです。食事をしながら無名君に編んであげるつもりという服の写真を見せてくれました。前々からまめにいろいろと編んでいる彼女の無名君のためのコレクションが徐々に増えていっています。
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| ６月６日（月）春まだ遠し |
６月だというのにパリは冷える日が時々あって、今日も雨が降る寒い日でした。妻のエレーヌのおなかを触るとひんやりしていることもあって、「お腹の赤ちゃんは寒くないの？」と聞くときまって「大丈夫、大丈夫。」と答えているけれど、どうも心配で仕事柄ミシンに触ることも多いので、前作ってあげたジャージーの腹巻をつけるようにせかします。日本の腹帯みたいな気の利いたものがフランスにはないものかと思います。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
匠さんへ
澤田さん、エレーヌさん、「育つ日記」への素敵なカップルの登場、歓迎いたします。世界が狭くなったといっても、ビジネスやトレンドの世界に比べて、妊娠や出産についての、それぞれの地域の違いや共通への理解は、まだまだこれからですよね。この日記や掲示板への書き込みを通じて、学び、共感しあいましょう。そして、何より、赤ちゃんの無事誕生を祈っていきましょう。
(So Da Tsu com 編集長 吉田泰子）
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