匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
かわいいね
パパと
ママと
エルネスト君
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 生まれました |
2006年11月04日16時32分、3590g50.5cm、エルネスト誕生しました。(日本語名は模索中です。)
朝の5時からエレーヌは点滴やったり、薬打ったりと悪戦苦闘した末、16時に帝王切開することに決まり、五時少し前に対面となりました。こんな早く終わるとは知らずびっくりしました。顔はまだガッツ石松みたいだけれど、500グラムくらい最初はやせるというので、また変わってくるとおもいます。でもとにかくまん丸していてかわいいです。
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| 11月６日（日）頑張れマモン！ |
昨日の夜まで本当に見ていてつらいほどだったエレーヌの健康が回復してきました。点滴もはずされて、だんだんと自分で食事をしていくようになります。まだ歩くのもまま成らないけれど、来週末の退院までに元気になっていてほしいです。エルネストは、今朝おなかがすいて少し泣いたけれど、基本的に本当に泣かない子です。明日からは仕事です。今日を三人で十分楽しみます。
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| 11月５日（土）人生の初日です |
今朝、エルネスト（フランス語名）の初検診がありました。十分もかからなかったけれど、先生は泣かずに静かにしている彼をほめる。父親としてはじめて‘我が子ながらの照れ’を感じる。体重はやや減って3450g、身長は50.5cm。月曜の検診では3000gといっていたから、かなりの誤算。でも何より健康そのものという診断にエレーヌともども感無量。
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| 11月４日（金）遂に。。。。長かった！ |
朝5時半から、錠剤と点滴による陣痛促進剤を使用。昼になっても子宮口は開く気配がなく、下半身麻酔を行う。4時になって帝王切開に踏み切る。もともと血圧の低いエレーヌはぐったりとしていて見ていて可哀想になる。手術には立ち会えず待っていると、5時近くに赤ちゃんに対面。まん丸としていて健康そのもの。6時少し過ぎにエレーヌの腕の中に納まる。頑張ったねエレーヌ！
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| 11月３日（木）ゲット．レディー |
16時にクリニックに向かう。あらかじめ気を使って、ママが個室を予約してくれていた。窓からはガチョウや、ウサギが戯れる庭が見えてなんとものどかで飽きが来ない。今晩は夜12時までは何でも食べられる。晩御飯を二人とも別々だけれど食べたにもかかわらず、寝る前まで冷蔵庫を開けたり閉めたりしていた。「二人とも緊張しているのかな？」と笑った。いよいよ明日です
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| 11月２日（水）出産の備え |
午後からリールに向かう。明日から数日間は病院から出られないエレーヌはここぞとばかりショッピングを楽しむ。渋滞に巻き込まれたくなかったので早めに帰ることを促すと、駐車代がただになるからと、指定のスーパーで買い物。でもレジで「10ユーロ以上の買い物の場合です。」といわれ、結局、駐車代を払って高速に出ると思った通りの渋滞。運転できない僕は助手席で黙ってふて寝を決め込む。
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| 11月１日（火）なつかしの映像 |
パパが地下からビデオカセットを出してきたかと思うと、30年も前の映像がテレビに映しだれる。と、突然時代は変わって十数年前の映像に。小さいときのエレーヌ姉妹がところどころに映し出され、やっぱり面影あるな〜としみじみする。この前24歳になったばかりのエレーヌは、そのころは本当に小さな子供といったところで、もし今度女の子ができたらこんな感じになるのかと再びしみじみ。。
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| 10月31日（月）出産作戦会議 |
アラスからパリに朝帰り。昼に検診があったエレーヌから電話。赤ちゃんはついに3000gに達したとのこと。このまま陣痛もないと、三日に陣痛促進剤を使用。それでもだめなら人工的に破水。それでもだめなら四日に帝王切開。注射でも泣きそうになる（本当は泣いている）エレーヌは切開なんてもっての外。すでに電話の向こうでは涙声を必死でこらえている。できれば自然に出産といきたい。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
今週の匠さんへ
匠さん、エレーヌさん、エルネストちゃん、新しい家族の誕生、おめでとうございます。新生児を囲んでのしみじみ・ほかほかの＜はじめての感情＞をご夫婦で確認しあっている風景は本当に貴重です。末長く変わりませんように。それにしても産後のエレーヌさんの、なんて神々しく美しいこと！ お二人の美質を受け継いだエルネストちゃんの成長日記が楽しみです。
(So Da Tsu com 編集長 吉田泰子）
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