匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!
3月11日(土)疲れつつも。。。 |
買い物に行った。日本でこうやって三人で買い物に行くなんて、なかなか実感がわかないものだ。エレーヌは早速服屋さんをはしごした。まだまだ三人とも時差ぼけがあるが、こうやって店の前のベンチに座りながらベビーカーをゆすりつつエレーヌが試着しているのを見ると、なんともいえない幸せな気持ちで一杯だった。こういう小さな幸せの積み重ねって大切ですよね。
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3月10日(金)祖父母心? |
昨日の夜ついにうちの父と母に対面を果たした。遅かったし、ゆらうも疲れていたので、二人とも遠慮していた昨日とは違い今日は朝から張り切っている。特に母は、至れり尽くせりのサービスを繰り返している。まるで要人のようだ。ゆらうも、まるで分かっているかのような表情をしてテレビにじっと見入っている。二人に「社長、社長。」と呼ばれ、「苦しゅうない。」と言わんばかりだ。
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3月9日(木)小さいながらも |
疲れきっていた。一人だって疲れるのに、今回は赤ちゃん連れ。エレーヌもほとんど眠っていない。東京から新幹線で二時間かけ、またそこから普通で15分。ゆらうは基本的に何にもしていないが、電車で彼の目を見ると真っ赤になっていた。彼もかなり疲れていたんだ。そんな目でニッコリ笑ってくれた彼。「ゆらう君後ちょっとだからね。頑張って。」と、目頭を熱くさせた。
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3月8日(水)11時間のジレンマ |
ついに出発の日。空港に着いた時点でぐったりしてしまった。コペンハーゲンにてこれから11時間かけて日本に向かおうと席に着いたとき、隣に二歳くらいの女の子がいることに気付いた。ゆらうはさっさと寝入ってしまったが、実はこの女の子かなりのわがまま。キーキーと高い声を出して、寝ているゆらうを起こしてしまう。お互い小さい子供を持つものとはいえ、一言言いたい11時間でした。
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3月7日(火)荷造り奉行 |
今日になってスーツケースを一年ぶりに開けた。エレーヌはあれもコレもと詰め込もうとする。そんな彼女に「どうせいろいろ買い込むんだから!」とたしなめる。僕が唯一もって行くことを受け入れたのはゆらうのおむつ。スーツケース半分を埋めるほど詰め込んだ。ごみ問題が深刻な日本には申し訳ないが、この再生不可能なごみ問題の大きな要因はフランスに帰ってくることはない。
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