匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
大好きな野菜ピュレ
これが金斗雲
まだ少し高いです
思わずニコッと
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 7月2日（日）金斗雲に乗って |
昼から日曜出勤だった今日は、逆に朝映画にも行かずゆらうとゆっくりと過ごせた。歩行器に乗せてあげると、喜んで後ろに行ったり前に行ったりしていた。まだ足の使い方というものを知らないので、自然と後ろにけることが多く前進することは少ないが、自分の足で移動できることは彼にとってかなりセンセーションな事だろう。後ろからじっと見守ってはいたが、ちょろちょろと移動してテーブルを引っ掻き回していた。危険なものは高いところにおくべしですね。
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| 7月1日（土）快進撃は続く。 |
今夜もフランスが勝ってしまった。試合終了のホイッスルとともに、町中の建物から「ウォー！」という雄たけびが聞こえた。ゆらうもそれに答えて「ワー！」と負けず劣らずの大声を出していた。それからすぐベッドに寝かしつけたが、しばらくは本人も興奮していたのか一人で騒いでいた。外では相変わらずクラクションと、叫び声。中にはサッカーを道路上で始める少年たちも。ラテンの血が騒いでいるんですかねぇ〜？
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| 6月30日（金）思わぬお願い |
お昼に会いに来てくれたエレーヌとゆらう。疲れている今、何よりの励みになる。そこでエレーヌが真剣な顔をして僕に聞いた。「お向かいの奥さんから、九月からベビーシッターを頼まれた。どうすればいい？」確かに産休も切れる奥さんにしたら、ゆらうみたいな赤ちゃんがいるお向かいに預けれればベストだろう。僕も反対はしない。でも人の赤ちゃんを預かるのって、また別のすごいリスポンサビリティーになると思うんですけれど。
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| 6月29日（木）真相解明 |
お向かいさんの謎がやっと解けた。しかもエレーヌはその張本人に合った。真相はこのとおり。妊娠六ヶ月のときに旦那さんとボルドー地方に旅行に行った。そのとき疲れからか産気づいてすぐ出産。もちろん赤ちゃんは未熟児。二キロほどしかなかったそうだ。一ヶ月してから二人揃ってパリ市内の病院に移送。赤ちゃんはそれでもあと一ヶ月の入院が必要との事。でも仕事がある旦那さんにしたら、たまにでも見に行ける事になる。良かったですねぇ〜。
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| 6月27日（火）何で勝っちゃうのぉ〜？ |
お隣ドイツで開かれているワールドカップ。今晩はフランス対スペインの試合があって、テレビが今のところ見れない我が家にあっても、ゴールが決まるたびに怒涛のごとく湧き上がる「ウォー！」という歓声で、その熱気が伝わってくる。試合が終わった今、叫び声や、クラクションが外から聞こえてくる。明日は、騒ぎすぎた人たちの嘔吐物が道路のあちこちで悪臭を放つはず。ベビーカーに乗っている赤ちゃんにはいい迷惑だ。
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| 6月26日（月）お向かいさんの謎 |
エレーヌが向かいの旦那さんに廊下で会った。そういえば奥さんは妊娠していて、義理の姉のアリーンと同じ8月に出産予定のはずだった。このところ見ないなと思っていたらなんと、一ヶ月前にすでに出産していたとの事。しかもボルドー地方で。なんかよく話が飲み込めない。とにかく旦那さんは、しばらくしたら奥さんと赤ちゃんが家に帰ってくるので、会社を休んで部屋の準備をしているらしい。長く話せなかったらしいけれど、なんともミステリアスだ。
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