匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
必死、必死
いたずらに夢中
たっち
レストランにて
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 1月14日（日）パリの建物事情 |
ショーが迫り、午後だけ出勤することにした。着くなりエレーヌから電話があって、「リヴィングの窓を強引に開けようとしたら潰れた。」とのこと。建物自体が古い我家は、窓ガラスなんかは手作りなので表面が平らではなくゆがみがある。窓自体は木製だ。騒音対策のためにも、二重ガラスの窓にしようという僕をよそに「安っぽくてイヤ！」というエレーヌに押されそのままになっていた。何とかその場しのぎで直ったものの、ここで寝起きしているゆらうにはたまったものじゃなかった。
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| 1月13日（土）じいじとばあば |
実家に姉と、櫂君が帰っている。年末年始は大阪で過ごしたのもあって今回の帰省になったようだ。櫂君はついに「ばあば」と言えるようになって、うちの母は大感激。今まで「じいじ」だけだったのでさぞうれしがっていることだろう。ゆらうも「パ〜パ！」とは言えるものの、僕に向かって言っているわけではない。それがある日、僕に向かって「パパ」といった日にはやはりかなり感激することだろう。日本に里帰りまで後一ヵ月半。そのころには言えているでしょうか？
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| 1月12日（金）チャーリーとエンジェル |
パオロの誕生日が9日だったので、それを祝うためにみんなで食事となって、いつもの日本食レストランに！と思いきや、今夜は貸切とのこと。そこで近所の韓国料理のレストランに変更。ゆらうとエレーヌも来てくれた。ゆらうのむかいに座ったシャルロット、ジーン、キャロリーン。三人とも23歳だけれどゆらうを見つめるまなざしはまるで母親のようだった。最後のほうにはジーンの膝に座って、三人に王子様のごとく扱われていたゆらう。うらやましい。しかし、甘やかされすぎだ。
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| 1月11日（木）一日モデル業 |
パパとマモンが、自宅でエレーヌクーザンベベのセールを企画してくれた。もともと、エレーヌが子供服のブランドを作ったという噂が広がって、マモンの友人たちから持ち上がった企画だった。子供や、親戚友人に子供が生まれて、何か送るならオリジナルなものが良いというのが大きな理由らしいが、とにかく売り上げは上々。聞いたときはびっくりしてしまった。響生はというと、一日中モデルをしながらもみんなに抱っこされて愛嬌を振りまいていたそう。楽に想像がつきます。
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| 1月10日（水）待っていました。 |
今日からセールがスタート。30％、50％オフは当たり前。僕もエレーヌも真っ先に考えるのはゆらうの服。エレーヌのコレクションだけでも十分に衣装もちだけれど、今までまめにウィンドーショッピングをしていた僕らには、このセールはまさにチャンス。秋冬物だから、買うなら二歳児用の服になる。実際に服を手にしながら、二歳児ってこんなに大きいものかとびっくりした。確かに洗濯物を畳む時、僕の服と比べて「ちっちゃ〜い！」と思うもの。日々成長しているんですね。
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| 1月09日（火）厳しい外国人事情 |
滞在許可証の更新があった。実は数週間前に一度更新に来たにもかかわらず、エレーヌが一緒に来ることができなかったので延期にされてしまった。結婚して、もう2年半にもなって、ゆらうも1歳を過ぎたのにまだ毎年の更新があるのにはうんざりしてくる。数年前はそれでも、一年間の婚姻期間があれば、10年の滞在許可証がもらえたものだ。去年は2年といわれ、今年になってからは3年になった。来年は4年か？と冗談半分に言ったけれど、笑えなかったです。。
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