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匠さん

匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。




★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

1月27日(土)もう赤ちゃんじゃない!
昨日に続き、ゆらうと二人だけの一日。それでもいつもどおりレストランに行った。混んでいたのもあって二人がけの席に案内される。こうやって向かい合って座るのも奇妙だが、ご飯を上げるのに一苦労。暖めてもらうように頼んだピュレを待ちつつ、先についてしまった僕のチャーハンとラーメンを、腕を思いっきり伸ばしてあげているとピュレ到着。でも口が肥えてしまったゆらうはピュレを受け付けようとしない。必死にいやいやのポーズ。そんなハプニングもかわいらしいものです.。
1月26日(金)子守唄のごとく
今日からエレーヌはマレ地区にて3日間の販売をする。そこで僕がゆらうをアトリエにて預かることに。うちの会社もこの時期はとても忙しくバイヤーが朝から晩まで出入りしているので、逆にアトリエのほうが静かなくらいだ。久しぶりの歩行器を乗り回してはボタンをひっくり返したり、糸をひっぱったり。散々やんちゃをしても誰も叱らないのは彼の愛嬌のおかげ。夕方には社長がベッドを運んできてくれてお昼寝。ミシンの音にも慣れっこ。寝顔をみんなに見つめながらぐっすり寝ました。
1月25日(木)遠距離親子
昼に母から電話があった。こんな時間に携帯に電話してきたことなんかない。この前健康診断があったらしく、てっきり悪い知らせかと思ってしまった。気になって聞くと「別に。元気かなと思って。。。」とはぐらかされてしまった。気になったので、夜になってから母に電話したら、いつもどおりの母だった。櫂君たちもいてにぎやかだった。「この年になっても子離れできてないね。」という母。僕がフランスに住んでいることもあるでしょう。それでもその気持ちうれしいものです。
1月24日(水)よくできた嫁
家に着いてぼんやりと服を着替えていると、かわいらしいダッフルコートがかかっているのを見つけた。厚手のウールでできたベージュのコート。サイズは二歳用だけれど、キルティングの裏地がついているし、前もチャックでもしまるようになっていてなかなか良くできている。来年の冬までお預けだけれど、いい買い物をしてくれた。もちろんセール価格で手に入れた。先のことを良く考えて、いろいろと効率よく買い物をしてくれるエレーヌには本当に目からうろこといった感じだ。
1月23日(火)口いっぱいの幸せ
ゆらうは、みかんが好きなことが発覚した。りんご好きは、エレーヌがりんごをむくたびに「ぎゃー!」といって突進してくる事からもはっきりしていたが、みかんにも同じリアクションをする。しかも、一粒口に入れると、それを永遠キープしている。徐々に出てくる果汁を楽しんでいるのかは知らないが、エレーヌによると最高3時間口に入れていたそうだ。必然的にその間は無口になる。この前なんかは、帰宅した僕に向かって叫ぼうとした瞬間、みかんが「ぽんっ!」と出て、床に落ちた。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。



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