匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
新大統領
ゆらうの足
これ、暖炉。欲しかったんです
ゆらうの影
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 5月6日（日）若き大統領誕生 |
今、フランス大統領選挙の結果が出ました。僕もエレーヌもひとしきり喜びのダンスをしたところです。まあ、政治の話ですからなかなかデリケートな問題ですが、ただでさえ仕事をしないフランス人がこの上、週32時間制に賛成なんてしようものなら、ゆらうの将来は真っ暗。もちろん、ムッシュー・サルコジに100％賛成というわけではありませんが、彼のリーダーシップは信じる価値がるとおもいます。これで、ゆらうの学校も選べるし、資産を残すこともできる。接戦でした。
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| 5月5日（土）体調崩しがちな天気。 |
てっきり忘れていましたが、今日は日本では五月の節句。鎧、兜に、鯉のぼり。朝、マモンと話をしているときに思い出したしだい。当のゆらうはというと、今までこんなダサい彼を見たことがないという格好。理由は、昨日から天気が急変してとにかく寒い。それでもう小さくなって実家においてあった冬物をとりあえず着せたしだい。まあ、本人はこっちが不憫に思えるくらい無邪気に遊んでいる。パリに帰ったら、遅ればせながらの節句を祝うつもりです。
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| 5月4日（金）どうしたものか？ |
二週間ぶりのアラス。いつもどおり18時52分の電車に乗ってやってきました。家の改装のほうは前回に比べれば進んだけれど、やはりくつろぐ空間にはなっていない。テレビも、ソファーもビニールにくるまれたまま。でも、僕たちの今回の引越しにはこれ以上の改装が必要。こんな状態の中で生活するのはゆらうには辛すぎると思う。新しい家が決まったのは良いのですが、まだまだ問題は山積み。実家にしばらく居てもらいますか？
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| 5月3日（水）決断のとき |
月曜に見た物件をもう一度訪問。無理やり昼休憩の時間にランデヴーをねじ込んでもらった。はっきり言うと僕たちの気持ちはもうすでに決まっていた。今日は、もう一度細部の確認。やはり、かなり汚い。家全体の改装が必要になる。でも、埃の下に隠されたポテンシャルは計り知れない。ゆらうの未来の部屋も確認できた。ついにサイン。喜んで仕事に戻るとエレーヌからの電話。「私たちの家の買い手も決まった！」売り、買いほぼ同時決着。ついている。信じられない。
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| 5月1日（火）やつが帰ってくる |
アメリカで一年契約で仕事をしていたルーシーがフランスに帰ってきました。エレーヌの妹である彼女はゆらうのゴッドマザーでもある。「エルネストン」とゆらうの事を呼ぶふざけた義理の妹だけれど、ゆらうにとっては良いおばさん。とにかくチョコが大好き。エレーヌは絶対食べないお菓子なんかも良く食べる。というか、壊れた味覚の持ち主。アメリカかぶれ？とにかく、この辺は僕とも気が合う。今度あったときには、三人でふざけたお菓子を買い込んでパーティーを決め込みます。
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| 4月30日（月）まずは一件目 |
引越しに向けての家探し。今日は初めての物件訪問。仕事が終わって駆けつけたけれど、30分ほどの遅刻。アパートの玄関に着くと不動産屋さんが挨拶もそこそこに「かなり汚いですよ。」入ってみると、マジで汚い。住人は90近いおじいさん。数年前に奥さんをなくして、それ以来まったく掃除をしていない。つもりに積もった誇り。赤だらけのフロ。茶色いトイレ。でも改装をしたらかなり良い家になる予感がしていた僕たち。ハンティングはまだ始まったばかり。どうする！？
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
今週の匠さんへ
パリでのお引越し、まずは第一段階クリア！という所でしょうか。
これから改装が大変そうですが“埃の下に隠されたポテンシャル”を一つずつ掘り起こす楽しみもありそうですね。
(So Da Tsu com 編集部）
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