匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
いつも車と一緒
櫂君と
ゆらうの部屋
ゆらうの椅子
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 8月20日(月)来年は40度？ |
暑い！日本についてからというもの毎日が晴天で、35度を記録している。ここ、静岡は全国でも天気に恵まれた県だけれど、この暑さには辟易とさせられる。毎日、エレーヌから電話があるけれど、とにかくフランスは冷夏との事で、パリは20度当たりにとどまっている。とにかく、世界各地が異常気象。日本では、世界各地での異常気象による被害をテレビでよく取り上げる。原因は、環境破壊による温暖化と分かりきっている今、僕らの子孫のためにもできる事をしていきましょう。
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| 8月21日(火)何度体験しても、これは辛い |
出発を明日に控え、家族みんなで食事に行った。個室をとってもらいのんびりと過ごせた。父、母、姉、櫂、弟、そして僕とゆらう。もっぱら話題は櫂君とゆらうのこと。二人がこの夏休み中にしたこと、これからのこと。保育園だの、幼稚園だの。教育だの。でも、再び日本を離れる寂しさと、エレーヌにやっと合えるうれしさで複雑な心境の僕には、まったく話が耳に入らない。でも夏休みが終わって帰って行く2人の孫を見送る両親は、もっと辛いのかも？それを思うと泣けてきた。
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| 8月22日(水)再び、3人。 |
日本時間で、朝10時の飛行機に乗って、パリに、現地時間の3時半に到着。飛行機内ではこれといった問題もなく過ごせた。でも、機内でのあの寒さにはいつもながら参ってしまう。ゆらうみたいな子供にはしっかりと着込ませて置かないと風邪を引いてしまう。入国手続きを済ませ、荷物を受け取りゲートへ。そこには満面の笑みをたたえたエレーヌが待っていた。ゆらうも同様のリアクション。短かった2週間。でも、エレーヌには2年にも感じられたでしょう。がんばりました。
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| 8月23日(木)昨日までは日本にいたのに。 |
昨日の夜は、9時くらいからソファーの上でうとうととしだして、10時にはエレーヌに「ベッドで寝なさい。」と言われて、7時には沈没して僕らのベッドに寝ていたゆらうに合流。今朝8時半に目覚めるまで、泥のように眠った。実家に「無事着いたよ〜。」と電話すると、櫂君の散髪を買って出た母が手を滑らしてざっくりと刈り込んでしまい大騒ぎした後だった。「そうか。僕たちは、もうフランスにいるんだな。」と改めて実感して少し寂しかった。外に出て、三人で散歩でもしてきます。
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| 8月24日(金)まだ一週間あるしね |
三週間ぶりに新居に行ってきました。おー、できてる、できてる。ペンキは半分くらい終わっていてなかなかいい感じ。でも、引越しは来週の金曜日なんですけれど、全部終わるの？というのが本音。一緒に来たパパとマモンもやや懐疑的な顔をしている。工事のおじさんは「終わる、終わる。心配するなって！」と自信満々だけれど、アラブ人のこの調子のよさは天然物。彼らに不可能は原則としてない。まあ、信用するしかないでしょう。ゆらうの部屋だけでも終わらせてください。
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| 8月25日(土)とりあえずオッケー |
アラスの近くにIKEAができたので、エレーヌと行ってきました。来週末には引越しがあるので必要なものは全部買ってしまおうと思い、あれもこれもとカートの中に放り込んでいくと、知らないうちにてんこ盛り。チェックしてあった家具も大体買いました。ただ実際実物を見てみると、カタログとは若干感じが違うものもあって、今晩よく二人で考えることに。ゆらうのために買ってあげたいものもいっぱいありました。とりあえず台所用の椅子は買いました。う〜ん。かっこいい！
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
今週の匠さんへ
記録的猛暑だった今年の日本。
匠さんとゆらうくんがフランスに旅立った直後、本当に40℃を越した所もありました。
そしていよいよこだわりの新居へのお引越し。来週の日記でついにゆらうくんのお部屋初公開！？
(So Da Tsu com 編集部）
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