匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
このパジャマかっこいい
これがその家履きです
野菜もモリモリ
中庭の眺め
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★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 10月1日(月)ひとり立ち |
何で子供って段差が好きなんですかね？ゆらうも、散歩中段差を見つけてはそこに上ってジャンプする。階段なんかは大喜び。しかも手すりを伝って一人で上りたがる。僕なんかはたまにしか散歩させてあげられないので、黙って後ろから見守る。4階に住んでいる僕たちは、一人だったら30秒もかからないところが、ゆらうと一緒だと10分くらいかかる。しかも、途中階段に座って休憩をさせられる。でも、上るごとにスピードが上がっている気がする。目指せ30秒台。
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| 10月3日(水)日本人の心 |
ショー前日。楽勝で終わるかと思っていたけれど深夜3時にやっと終わった。まあこれくらいのほうが満足感も増すというもの。それに、仕事で付き合いのある会社から夜差し入れがあった。おにぎり、から揚げ、コロッケなどなど。こういう状況では100％外国人に食べ物の説明をしなければならない。面倒くさいことは日本人研修生に任せて、僕は必死におにぎりを食べた。「味噌汁と、日本茶が欲しいなぁー」としみじみ思った。この気持ち分かります？ゆらう君！
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| 10月4日(木)これで一息 |
ショーの日です。今回はカルーゼル．デュ．ルーブルで行われる。マモンとレレットも来てくれた。ショーが終わるまでは会えなかったけれど昼過ぎには合流。会社関係の人間の間ではかなり有名なゆらうは、今日みたいな日はいつもに増してスター。こっちが知らない人間が「あっ。エルネスト！」とよって来る。会場では愛嬌を振りまいていたらしい。エレーヌは慣れたものだけれど、レレットなんかはとても驚いていたらしい。とにかくショーは大成功。これでまた3人での平和が戻ってくる。
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| 10月5日(金)これで問題解決 |
ショーがやっと終わったので、午後は休みにしてくれた。昼はいつもの日本食レストランに行ったけれど、その後エレーヌは台所の工事の立会いがあったので、ゆらうと二人のんびりとしてきた。散歩がてらいろいろな店を冷やかしていると、ずっと探していた”かわいい”ゆらう用の家履きを発見。アパート内では、裸足だと最近なんかはかなり冷えるし、靴のままだと階下からうるさいと苦情を受ける。でも、どこに行ってもぱっとしないものばかりでがっかりしていた。ゆらうも満足気。
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| 10月6日(土)ややこしいなぁ〜 |
やっと食器洗い機を始動させました。日本なんかでは、洗剤ひとつ入れてそれでオッケーですが、なにせ水道水中に石灰分が多いこの国。食器洗い機に塩を入れて、リンスも入れる。これを知らなくてなんで動かないの？とパニックていた僕は、分かるとすぐに買いに行った。やっと動き出して待つこと40分。開けてびっくり。全部真っ白。こんなものかとあきらめてコーヒーで一服。しょっパーい！塩入れすぎでした。ゆらうはそんな僕らに大うけ。それでも、二回目は大成功でした。
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| 10月7日(日)フライドポテト |
北アフリカ系の移民が多い国には間違いなく存在している料理「ケバブ」。グリルしたラム肉を薄くそいでサラダと一緒にパンに詰め込む。大概はフライドポテト、フランス名「フリット」がついてくる。エレーヌなんかは聞くまでもなく、人生でこれを食べたことなんかない。雑食な僕は1ヶ月に一回くらいはこれを食べる。仕事で忙しいエレーヌの家事を減らすために今夜はこれ。ゆらうはフリット大好きなので、別に注文してあげて、ほとんど一人で平らげた。たまには悪くないです。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
今週の匠さんへ
食べ物って、その国の文化や歴史、習慣などが理解できる一番身近なもの。
おにぎりや味噌汁、日本茶にほっと和む日本人の心、将来ゆらうくんにもぜひ分かってほしいですね！
(So Da Tsu com 編集部）
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