匠さん(30歳)
つい最近実の姉が男の子を産んだばかりですが、続いてうちも男の子ができました。
現時点ですでに出産について、いろいろな文化の違いが分かり始めました。外国での出産、子育てとはいったいどんな未知の体験が待っているのか、皆さんに紹介しながら自分も勉強していくつもりです。
マモンに買って貰ったブーツ
ぽかぽか気持ちいい
これがケバブ
掃除はかなりマニアックに
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★編集部からのお知らせ★
11月4日に2歳のお誕生日を迎えるゆらうくん。これを区切りに、匠さんの日記は終了となります。
最終アップは11月7日(水)です。！
| 10月15日(月)長いなぁ〜 |
エレーヌの恒例のサロンが明日からまた始まるので、ゆらうは今朝アラスに旅立った。僕が預かってアトリエに毎日連れて行っても良いけれど、エネルギー配分を知らないゆらうは、いつもはしゃぎすぎて次の日はかなり遅く目が覚めることを考えると、庭があってのんびりできるアラスのパパとマモンに預けるのが一番だと決まった次第。会社のみんなはゆらうが来れないので寂しいながらも「夫婦だけってのもたまにはいいんじゃない？」と慰めてくる。僕らは大反対！三人が一番。
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| 10月16日(火)理解力も日々成長 |
久しぶりにゆらうと電話で話をすることができた。もちろんこっちが一方的に質問を繰り返して「あああー」とか「うぁうぁ」とか言うゆらうに、「そっかー。良かったね！」という感じの会話でしかないけれど、とても気持ちが和む。かといっていつまでも続けられないので「じゃあね、また明日。バイバイ」というと少し時間を置いてマモンが「アロー？エルネストが電話を返してきたものだから」と説明してくれる。どうやら”バイバイ”はよく理解しているようで、なんか会話が成立した喜びを感じた。
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| 10月18日(木)キリストさんの享年らしいです |
ついに33歳になってしまいました。フランス社会では年齢というものは血液型同様あまり重要視されていないので、同僚から「何歳になったの？」といまさらながら聞かれる。そのたびに「ぜんぜん33に見えないよ。若作りだね〜」と言われる。確かにこの世界の人は年齢不肖な人が多い。それでも、夕方6時近くになってみんな台所に集まってケーキを食べながらわいわいやっていると、割といいもんだなと思う。ゆらうももうすぐ2歳。こればっかりはなんとも仕様がないですね。
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| 10月19日(金)コレクションの数々 |
やっとゆらうが帰ってきた。どうやらもうすぐ誕生日が近いというこじつけに近い理由で、パパとマモン、それにレレットにいろいろ買って貰ったらしい。小さなバッグひとつで出発して、コロつきの大きなバッグで帰宅した。開けてみるとあるわあるわ。すでにゆらうのかわいい足をくるんでいるかっこいいブーツを目にしていたけれど、内容物もそれを裏切らないものばかり。それにしても久々のゆらう。やっぱり子供はいいものです。家の中がなんかぱっとします。土日はゆらうを満喫します。
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| 10月20日(土)軟らかくてさらさら |
前回髪の毛を切ったのは8月中旬。日本に帰っていたときだ。仕事がずっと忙しかったのもあって伸び放題。仕事と空手のときはヘアバン。それ以外はゴムでくくっている。結局そんなに気にはならないのだけれど、最近は気温がぐっと下がったせいか、お風呂上りに髪の毛がなかなか乾かないという問題に毎晩直面している。うらやましいのはゆらうの髪の毛。細いし少ない。お風呂上りでもタオルで一拭き。ほとんど乾いている。もし機会があれば一緒に切ってもらうつもりです。
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| 10月21日(日)男二人の日曜 |
エレーヌのサロンが最終日となった今日、ゆらうと二人きりで留守番することに決めた。家の中を掃除したりしていると、なんだかんだで夕方になっている。この家にもなれてきたせいか、掃除の効率もかなり良くなった。おかげでゆらうが目覚めるより早く終わった。外に出れたのは6時ころ。結構暗いし寒い。それでも今まで行ったことがない道を探索しながら小一時間ほどして家路に着いた。帰りにまたケバブを買ってしまった。もちろんゆらうにはスープを別に温めてあげるつもりです。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
今週の匠さんへ
電話の向こうで受話器をマモンに返すゆらうくんの姿。想像するだけで思わず笑みがこぼれるようなエピソードです。
そして先週のエレーヌさんに続き、匠さん33歳のお誕生日おめでとうございます。
そして来週はいよいよゆらうくんの2歳のお誕生日。家族のお誕生日が近いって、想像以上に素敵ですね。みんなで一緒に年をとって、家族の歴史を作っていく…。
そういう事をより実感できそうです。
(So Da Tsu com 編集部）
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