たまよさん(32歳)
フランス人のご主人ディミトリさん、4ヶ月の娘クロエちゃんの3人でパリ暮らし。映画配給会社でパリの映画情報を日本に配信していたが、現在は休業中。趣味はカフェ巡り。クロエちゃんのカフェデビューはなんと生後一週間のとき。夢はクロエちゃんと一緒に映画館に行くこと。
お座りはまだ苦手なの
よだれたらして大興奮
へっぴり腰なんて言わないで
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!
4月18日 パピィ元気でいてね |
2か月ぶりに退院してきたパピィ(おじいちゃん)のところへ遊びに行きました。高齢なのも加えて歩くのもトイレも一人ではできなくなってしまい自分で大きな赤ちゃんと言っていました。人見知りをしだしたクロエはパピィに全然なつかず、眠いのもありびいびい泣いてばかり。最後は泣きつかれて眠ってしまいました。クロエのスカート姿が見たいということですが、歩き出すようになったら着せますのでそれまで元気でいてください。
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4月17日 つかまり立ち |
ハイハイからつかまり立ちに移行するようになり、転倒も多くなりました。立った瞬間は得意げな顔でわたしのことを見てかわいいので、カメラを探しに行ったすきにゴツン、長く立ったままでいられるのでちょっとテレビに見いったすきにゴツンと、頭から思いっきり転倒しています。倒れるのは仕方ないにしてもパンチドランカーのようにならないでね。
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4月16日 子ども部屋 |
今日は休息日にして、ダラダラ過ごしました。クロエを保育所に送り出した後、朝寝。その後は本屋さんに行って、こども部屋の写真集の立ち読み、アンドクロエの部屋の構想を練りました。テーマはお金をかけずにかわいい子ども部屋。クロエが生まれる前、20年前からの壁紙をはがし、白いペンキを塗って、古いカーペットをはいで板目にして地はできているのであとは、春から秋にかけておこなわれるガレージセールで家具を少しずつそろえていくつもりです。一年前は妊婦だったので、わたしは鬼の現場監督、ディミトリが全部内装工事をしたのです。いまはあんまり手伝ってくれない彼のことをまいっかと許せるのもこの過去の貯金があるからなのです。
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4月15日 居間の大掃除 |
わたしたちが住んでいるアパートは築20年、ディミトリが中学校のころから家族と住んでいたこともあり、古い家具や、なんとなく家族の思い出がしみついていて捨てれないもの、おまけに拾い物好きのディミトリが拾ってきたオブジェにかこまれて、広いはずのアパートがガラクタであふれて全然広く感じられません。一部屋はほとんど倉庫で開かずの間になっている状態。あさってに買った家具が配達されるので今日は大掃除! 近所に住んでいるさとみさん親子も手伝いに来てくれました。捨てて捨てて捨てまくりの結果、クロエが乗り始めた車のおもちゃも障害物なしにス〜イスイ。今までごみの中に住んでたんだ、と大反省。ものを大事にとっておくのも大切なことだけれど、捨て時を見極めるのも超整理法の極意。
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4月14日 レクター博士 |
クロエと二人でラッコの親子をしていると、ズリズリ私の顔のほうに這い上がってきて鼻をガブリとやられます。それがかなり真剣な顔で今度こそ本当に歯が生えてきているのでまじめに痛い! 油断しているとまぶたまでかんできてさながら『羊たちの沈黙』のレクター博士のようです。他には部屋履きにしているビーチサンダルがお気に入りのようでわたしが脱いだとたんバタフライはいはいでやってきてガブリ。顔といい、ビーサンといいあの弾力性がちょうど歯のかゆみにいいのでしょうか。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
4月15日のたまよさんへ
捨てられないものに囲まれた生活・・・日本だけではないのですね。決して広くはない生活空間を物に占領されるばかばかしさは、わかっていてもなかなか捨てられない・・・。そんな私たちの背中を押してもらった気分です。
(So Da Tsu com編集部)
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