たまよさん（32歳）
フランス人のご主人ディミトリさん、4ヶ月の娘クロエちゃんの3人でパリ暮らし。映画配給会社でパリの映画情報を日本に配信していたが、現在は休業中。趣味はカフェ巡り。クロエちゃんのカフェデビューはなんと生後一週間のとき。夢はクロエちゃんと一緒に映画館に行くこと。
公園に早く行こうよ〜
サクレクール寺院よ
ママン、あの白い建物はな〜に？
フツーにつくるとこうなる
こどもがかわい〜
おしゃれにつくるとこーなる
どっちが男の子？
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 8月31日 公園には七人の敵 |
日曜日の公園は子守をしているパパも多く、公園の雰囲気も女子高と共学ぐらいの差があります。そういう訳で日曜日はためらうことなく砂場のある公園にレッツ ラ ゴーです。足取りも軽く（大げさな）公園に向かっていたら顔見知りのママンとすれ違い、「今日は日曜日にやってる保育所のこどもたちがおもちゃを持たずに来てるからおもちゃの取り合いが多い」という情報を得たので、今日は少し遠出をすることに。運河を超え区を超えやってきたのはリパブリック広場からそう遠くない公園で、砂場が2つもあるし、池には鴨などの野鳥がいるし、中国人とフランス人が仲良くカンフーをしているしなかなかトレビヤ〜ン。明日から保育所なので、これでもかというぐらいクロエの相手をしてあげて本日は終了。
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| 8月30日 パキパキママンと放任ママンの功罪 |
「3時にうちにお茶しに来ない？」と近所のパキパキママンミリエルに誘われクロエをつれて遊びに行きました。子供同士が保育所で同じクラスという以外は何の共通点もないけれど、なんとなくうまが合って、最近親しくしているのです。初めてお邪魔すると家は赤ちゃんのいる家庭とは思えないぐらいすっきりしています。おもちゃも出すたびごとに片付けているそうで、そういえばなんとなく歯医者の待合室っぽい雰囲気です。パキパキママンはアガットが窓に近づくたび、居間を出ようとするたび注意しているし、「だっこして〜」と言いたげにミリエルのところに来ても「お座り！」と言ってなかなかだっこしてあげないし、挙句の果てに「わたしがこどもに命令を出すの、こどもに命令を出されたらおしまいよ」とフランスで何度となく聞くこのせりふ・・・。アガットがいつも眉間にしわを寄せている理由がなんとなくわかったような気がします。そういうわたしもミリエルから見ると「たまよはよくクロエをだっこしてるでしょ。保育所でも先生のひざによくのってるもの」「クロエはひとなつっこくてだれにでも手を伸ばして抱っこされるから誘拐に注意したほうがいい」「クロエはコキーヌ（いたずらっこ）ね。たまよの言うことを全然聞かない」だそうです。
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| 8月29日 BCGを受けました |
昨日までむしむししてたのに、今朝からの落雷と雨で今日はもう晩秋のような寒さ。おまるでおしっこ2回目成功！昼からBCGを受けに保険所へ行きました。保険所の中には子どもが飽きないように保育所なみのおもちゃがあるので、クロエもおとなしく待っていてくれます。いつものようにおもちゃで遊んでいる間にブスッと印鑑注射をされ、泣かずに終了。実は年末日本で会った叔父の一人が結核持ちだったということがわかり、感染性のない結核だとはいえ結果がドキドキなのです。
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| 8月28日 おまるの練習 |
一回の尿量が多く、おしっこの回数が減ったようなので試しにピンクのおまるに座らせてみました。「しーしー」と言っていたらジョボジョボとかわいい音が。偶然だけどおまるにおしっこできたね！面倒くさそうだからおむつはずしはもっとあとでいいやと思っていたのです。そろそろ朝起きたらおまるに座らせる練習をしようかな〜。
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| 8月27日 良くも悪くもおっしゃれ〜 |
もと雑誌の編集者ということもありわたしは雑誌が大好き。フランスに来てからもフランス語を理解できないうちから買いあさって読んでいました。特に創刊号に目がないのですが今日はおしゃれなママン向けの創刊誌を二つ見つけました！ 雑誌名は『milk』『extra small』、フルカラーで、モードとおしゃれなライフスタイル提案、ブランド広告と、おしゃれすぎてちょっと疲れます。モデルはもちろんこどもで名だたるフォトグラファーが撮った写真はよだれが出るほどかわいい！かっこいけど役に立たない、『ひよこクラブ』の対極にあたるといえばいいでしょうか。こちらのおしゃれな雑誌につきものの日本に関するページではこどもむけ雑誌の紙の立体付録（まさにわたしがやっていた仕事です）、キディランドでのショッピングなどについて言及しています。ウンガロのベビー服を着てディオールの哺乳瓶とケンゾーのお皿とフォークを使っている赤ちゃんは確かにどこかに存在するのでしょうな〜。
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| 8月26日 自慢しいの母親 |
自慢しいの母親とはどうやらわたしのことらしいのです。今朝妹と一月ぶりぐらいに電話で話しをしたときのことです。妹にはクロエと同じ月例の息子がいて、わたしがクロエが歩くことや、言葉を話すようになったことを謙遜もせずぺらぺらしゃべり、挙句の果てに「男の子は女の子より成長が半年遅いというし心配しなくてもいい」みたいなことを言ったと言って機嫌を悪くしてしまったのです。身内だったからダイレクトに反応が返ってきましたが、これが他人だったらしこりになってたかもしれないと思うと、おちおち自分の子どもの話しもしてられないなーと考えてしまったのです。そういえばアパートの管理人さんのお孫さんもクロエより一月上で、この前クロエがとことこ歩いているのを見て「うちの孫はまだあるかないのよ〜。言葉もしゃべらないし。でも歯が12本も生えてるの！」と一人ごちていました。いやほんと、こどもの成長ってそれぞれなんですってば〜。そうですよ、クロエは歯は4本しか生えてませんよ。
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| 8月25日 パキパキママン |
砂場でのやきもきがいやでついつい近所の小さい公園にいきがちなところを今日は近所のママン友達ミリエルに誘われ砂場のある公園に行きました。ミリエルは明るくて声も大きくて私と正反対のタイプ、砂場ではどうなんだろうと興味津々でした。彼女は他の子どもがアガットを突き飛ばしたりしたらハッキリこどもにも母親にも注意してアガットがその反対をやると思いっきりアガットをしかるという道理の通ったパキパキママンぶりで女ぼれしてしまいました。いやしかし保育所育ちのアガットとクロエは見ててたくましい。おもちゃは奪い合って当然、人見知りもせずにいろんなこどもと遊んでました。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
編集部よりコメント
8月30日のたまよさんへ
ミリエルさんの子育てはハッキリとした信念に裏付けられているようですね。フランスでは、そういう子育てがポピュラーなのでしょうか？「親が子どもに命令を出す」という感覚は、現代の日本人には受け入れにくい感じがしますね。
(So Da Tsu com編集部）
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