ちゃあさん(30歳)
1人目の出産でお産にはまり、2人目はどこまでセルフプロデュースできるかチャレ
ンジ。理想的な環境の中で、夫の小三郎さんと2才10カ月になる長女いくたんと感動
を分かち合える“自宅出産”を予定している。ベランダ園芸が趣味。
感動的妊娠、お産のイメージグッズ(骨盤、胎盤付赤ちゃん、胎内のイラスト)
ナナコ先生と我が一家
マタニティクラスの今日の仲間
イメチェンしたいくたん
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!
11月17日(日) お産が待ち遠しくなってきた |
今日は家族で大葉ナナコさんのマタニティクラス後期編に参加。私は二人目の出産で、しかもお産本も読み込んでいたけれど、知らなかったことがいっぱい詰まっていました。陣痛時に体のどんな筋肉がどういう動きをするのか、どんなホルモンが分泌されるのかなどから、歩くのはお産にいいとは知っているけどなんでなのかなど、とにかくなぜ?の解決を存分にしてきました。ビデオやグッズはより具体的で小三郎にもよく伝わったことでしょう。陣痛やお産の時の気持ちのシュミレーション、楽な姿勢や動きの体験は、私の頭でイメージしるだけで、小三郎やいくたんに表現しきれなかったことを伝えることができて、これからもみんなで話していけそうです。一度経験しているけれど、新鮮な気持ちになるのもお産の不思議。リラックスできる自宅での出産を選択してはいるけれど、施設での出産の時と同じようにリラックスできる場作りは必要だなあ。小三郎は筋トレしようかな、だって。私が陣痛時にもたれかかれることができるようにですって。いくたんはお産のビデオを8回も見て「なんで赤ちゃんはお尻から産まれてくるの?」ですって。今もお布団の中で小三郎に質問している。二人とも素敵な助っ人になってくれそうで楽しみです。みんながこんなに楽しみにしているお産に向けて、そろそろ体作りをしなければ。
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11月16日(土) 続からだの話 |
おへそのことで興奮してたら、もうひとつ発見。足のすね毛や腋毛が伸びる速度が落ちている。季節柄かなぁと去年のことを思いおこしてはみたのだけれど、どうも違う気がする。ゆずに栄養がいっているのかなぁ。小三郎も驚いてた。しばし、毛剃りという余計な作業が消えた喜びにひたろう。産後もそうらしいし、その分他のことに時間を使おう。
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11 月15日(金) 男の視点は重要です |
今日は仕事の日。司法書士事務所でパートをしています。私の仕事は不動産や商業の登記に関する書類づくりなど。このところ相続に関わるものもあるので、相続の権利なんていうことを考える時に、つい気になって先生(司法書士であるボス)に胎児はどうなのか、とか質問してしまいます。先生は逆に妊娠中のことを質問しては、自分のパートナーの妊娠中をや出産育児を思い出しているようです。彼の質問は、私の妊娠出産知識を深めて整理するのにとても役立ちます。例えば、「妊娠中は豆を床にばらまいて箸で拾うといいと聞いたけどなんでだい?」という質問。私は初めてそういう言い伝えを聞いたけど「多分豆を拾う時にしゃがむ姿勢が、お産に必要な筋肉のマッサージ効果になると言いたいのでは?」と答えた後で、いかんいかん、そろそろスクワットもしたほうがいいな、さてその時は体のどの部分がどうなっているんだろう、本当は…?と考え、家に帰って調べるとか。男の人の質問は妊娠出産を具体的に捉えるきっかけになるので私にとっては重要です。
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11月14日(木) いくたんのイメチェン |
いくたんの初体験、美容院でのカットに行った。家を出る前に「病院」と聞き間違えて、行くのを嫌がり大変。小三郎と床屋さんに行ったことを話し、同じことだよと説明。やっと靴を履いてくれた。美容院では緊張のあまり固まっていたけれど、しっかりお兄さんの観察をしていたらしい。ままごとのレパートリーに追加されていた。すっきり髪を切ってきれいになったいくたんは、街路樹のきれいな落ち葉を拾いながら飛び跳ねるように家まで帰って行きました。
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11月13日(水) おへその話 |
お腹が大きくなってくると普段できない嬉しいことがある。それはずばり臍ごまを心置きなくとることなのだ。いつもなら気になりつつもすっきり掃除できないその汚れ。こだわるとお腹が痛くなってしまうスリルを味わう。だけど、妊婦の今はなんとリラックスしながらできるのだろう!妊娠線もなんのその、デベソばんざいだ。ふと横を見ると同じお腹をしたいくたんが…。彼女はデベソだなぁって悩んでたけど、そっかそういう原理だったのか。新たな発見をしました。
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11月12日(火) 理想と現実 |
いくたんの体のことで相談したくて足を運んだ診療所でのこと。「小児科医の役割は親を教育指導し管理すること」と言われた。そりゃあさぁ、私たち夫婦は子どもを入院させちゃうようなアホな親かも知れないけれど、アドバイスや知識をちょうだいすれば自分たちで考えて選択して行動できる大人です。そうできるように親に育てられてここまできたと思っている。だから自分だけじゃなくて、親もバカにされたようで腹立たしくなった。それに、もしもその方に全てを委ねてしまったら、頼ることになれて親として自立できなくなってしまう。専門家にお願いしたいのは、道を作ってくれることでなく、道を作るための知識や知恵や力を貸して欲しい。私は親になれる資格があって親になったのではなく、親というものが何かを子どもに日々鍛えられ教えられ育てられていると感じている。それは自分が生きている限り続くもので、北の国からの五郎じゃないけど自分の生き様で子どもに伝えていくものだと感じている。なんて格好よすぎたかな。今のところ私がいくたんに伝えてしまったのは鼻くそのほじくり方らしいから現実はこんなものだったりする。
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11月11日(月) ゆうちゃんバイバイ |
いくたんの保育園の友達、ゆうちゃんが今日でさよならする。お引越ししちゃうのだ。ゆうちゃん親子には妊娠前からお世話になった。つわりの時は夕飯を一緒にできて、気分もだいぶ紛らわすことができた。育児だけじゃなくてお産のこととか体のこととか生活のこととか、話も尽きなくて。二人に頻繁に会えなくなるのはいくたんより私のほうが寂しい気持ちでいっぱいかも。
保育園ではお別れ会をしたそうなんだけど、いくたんは「今日はゆうちゃんのハッピーバースデーした!」だって。
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★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。
大葉ナナコさんのコメント
11月17日のちゃあさんへ
今日のクラスは、身長190センチのフランス人の旦那さんから
いくたんまで、バラエティ豊かでした。それぞれに自然なお産を望むカップルが
楽しく具体的に御自分達のお産をイメージできたようです。
イメージを言葉以外で家族に伝える、カラーカードは評判のクラスメニューです。
ちゃあさんファミリーはとにかく仲良し。今度のホームバースも
とてもいい日になるでしょうね。
(バース・コーディネータ 大葉ナナコ)
高橋なぎさ助産師のコメント
11月12日のちゃあさんへ
こんにちは、助産師の高橋なぎさです。
ちゃあさんの気持ち、とても大切なことですよね。
すべての専門家に、また助産師を目指す学生にも伝えたいことばですね。
「〜してはいけない」とか「〜しなければならない」とか押さえ付けるような
指導をしている医療者がいるのも悲しい現実です。
そっと寄り添い、いつもここにいるよという姿勢を忘れずにいたいです。
(高橋なぎさ助産師)
編集部よりコメント
11月15・16日のちゃあさんへ
自分の身体を細かく観察し、考察しているちゃあさんに感心してしまいました。これ
からも、身体の不思議や新発見をレポートしてくださいね!
(So Da Tsu com編集部)
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