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聖美さん

ちゃあさん(30歳)
準備を進めてきた自宅出産は、元旦の陣痛開始とともに夢と消えましたが、病院でフリースタイルでの出産を実現。胎児のゆず君は新生児孫三郎くんとして登場。にぎやかで楽しい4人家族です。



ボクはらいだー
ボクはらいだー

おせち
おせち

うどんを食べるふたり
うどんを食べるふたり

★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!

1月18(日) ほかほかの湯気
明日保育園で味噌作りがある。そこで今日は朝から大豆を煮た。ことこと煮込んでいたら、また料理心に火がついて他にも何か作りたくなった。そこで金柑の甘煮を作った。大豆が煮えてからは、味噌に使わない分の煮汁でたっぷりのお汁。たくさん野菜を煮込んで、ほんのり大豆の甘い味がする美味しいお汁ができた。一日台所で動いていたら昨日のせつない思いも湯気とともに消えた。
1月17日(土) 本当に・・
今週は心に響くことが多いなぁ。今日は妊婦さんの一言が響く、というよりは刺さってしばし考え込んだ。「(産後の入院が赤ちゃんと別室のほうが)ゆっくり休めるからいいな。退院したら休めなくなるから」とてもとてもよく耳にする、かなり一般的になっている考え方だ。多分孫三郎を産むまではその言葉が気になっても刺さらなかったし、こんなに気にならなかったと思う。赤ちゃんとずっと一緒のほうが家に帰ってから楽だよと言っておしまいにできたと思う。だけど今はとても落ち込むのだ。私は孫三郎と実際に離れて過ごして身を切られるように辛かったのだ。全然ゆっくり休めなくて「今は私の赤ちゃんは息をしているだろうか。泣き叫んで私を呼んでいないだろうか。もしも今火事になったら助けて逃げ出せるだろうか。もし誰かにさらわれちゃったらどうしようか。私の赤ちゃんは自分を見捨てたと思って母を信頼してくれなくなるのではないか。そしてもしも・・・今・・・」と不安、心配、悪い考えはずっと巡って尽きなくて、涙ばかりが溢れていたのだ。こんな人は私だけ?それともみんなその思いを理性で隠しているの?それとも本当に、本当にそう思っているの?お産が終わった今も。今日会った妊婦さんは初産婦さんだから、きっと出産経験者からの情報でそう思っているに違いない。彼女にそれを話した人は本当に、本当に今もそう思っているの?
1月16日(金) 母時間
友達と話してて考えた。小さい頃から学校で会社で評価されてきた今までの人生の中、この母親という時間はそれと決別した世界かもしれない。100点満点も優劣もない。本をそのまま信じても実際は違う事が起こる。母という以外序列もなく肩書もない。今までこんな時間を過ごしたことがあっただろうか。社会とのつながりも漠然としている。いや、つながっているのだけど地域などに自分が動かない限りはっきりと見えてこない。母親になりたてでなおかつ専業主婦になりたての時は定年退職したばかりの父親にも似ている。いくたんを妊娠して育て始めたときはそのことを受け入れられずもがいた。でも気が付けただけ良かった。同じようにそれに気がついて自分を省みている友人がいる。それを私に素直に話す彼女を素敵だと思う。私はそれができなかったから。孫三郎と過ごす今、あの頃の肩のハリの分まで楽しもうと思う、この母時間。
1月22日(木) 旧正月のごあいさつ
あけましておめでとうございます。今日は旧暦の1月1日です。一年の計は元旦にあり、と言うので朝から身を引き締めていたところ、孫三郎をいくたんがキックで起こして泣かせ、おっぱいでまどろみはじめたところに小三郎の起きるつもりもない時間のけたたましい目覚し時計。私と孫三郎はやつらにすっかり自分たちの時間の流れを乱されて朝からプンプン。これが今年一年の我が家の様子を表しているのだろうか(しょんぼり)。でも気を取り直して朝からおせちとお雑煮を頂きました。それからいくたんを保育園に送って、なぜかいつもより忙しくなった朝の家事をすませてお友達に会いに出かけました。はいはいとよちよちの子連れで集う場所は子ぶたカフェ。Nさんとまったりとしながらも、つもる話にがんがん花を咲かせてしまいました。その間孫三郎は私の足元にべったりくっついて、彼女のしーたんはわが道をいくように遊びまわっていました。そうそう、やっぱりお決まりの「しーたんからの愛情表現→孫三郎耐え、そして泣き逃げる」も見れて親として勝手に満足。孫は5ヶ月の赤ちゃんからのラブコールまで頂いちゃって、ニヒルに決めておりました。まったくぅ。そこを出てから、数日夢見続けていたパフェタイムへと移動。ちびたちがぐっすり眠る中、さらに話に花が咲きました。そんな一日のシメは小三郎と一杯。寝入りばなだったけど、今日は少し夜更かし(ここんとこ9時に寝ちゃうから11時でもそんな気分)。さて、この一年をこの一日でどう占うかな。
1月21日(水) もうひとつの大晦日
料理の意欲に火がついた。むくむくと火がついた。明日の旧正月祝のおせちを作りはじめたのだ。伊達巻に田作り、お煮しめ、塩豚、なます。黒豆は数日前に煮ておいた。いくらは数ヶ月前にいただいたいくらを醤油漬けにして冷凍しておいたものを解凍した。ああ、楽しい!寒い一日だったから火を使っていると温かいし、甘酒をちびちびやりながら幸せな時間。孫三郎は足元でまるでネコのように空き箱を転がして遊んでいました。
1月20日(火) まだまだまだまだ・・・・・
バスの中での二人の女性の会話。「お元気そうですねぇ」『ええ、おかげさまで』「失礼ですけどお年はいくつ」『きゆぅうじゆぅういつです』「まあ、私ははちじゅうはち。あと少しできゅうじゅうです」『あらぁ、お若いですねぇ。まだまだお若い』・・・・横で孫三郎を抱きながら聞いていて、一体彼女達に1歳児はどんな風に見えるのだろうと気になった。そして、それまで荷物抱えてよたっていたけど恥ずかしくてちょっと背筋を伸ばしてみた。
1月19日(月) 体を動かすと心も動く
生まれる会の日。いつも交互に参加してくれてた方がお初の顔合わせ。ちょっと、いやいや大変緊張。だけど今日はいつもと違うメニューだったので心の前に体がほぐれた。というのも、いつもは会話ばかりの会が初めて体を動かすことに目覚めたのだ。ピキピキと体がなって自分の固さを感じたものの気持ちがいいものなのだ、案外。職場や学校で体を動かしたくてバスケチームを作って走り回っていたけれど、マウンテンバイクで何キロも走り続けていたけれど、もうスポーツとは遠ざかって久しい。今日のはそこまでのハードなものではないものの新鮮な気分。そして私が作ったバスケチームが4代目部長の代となった現在も活動していることを思い出して、たまには遊びに行くかなと無謀にも考えた。
★ここにはサポーターのアドバイスが入ります。

大葉ナナコさんのコメント
1月17日(土)のちゃあさんへ
母子別室は、本当は母子両方に、生理的に不自然で、海外の出産先進国では新生児室は壊されています。赤ちゃんが別室の産後女性と、同室の産後女性の睡眠時間は、差がないし、同室の方が母乳率が高く赤ちゃんが丈夫になります。やむをえず、別室スタートだった場合は、その後の育児の中で、その時間を埋めるほどの抱擁とキスとタッチ、囁きを贈り、「一緒にいれればヨカッタと思っているよ、ごめんね!」と一回だけでも謝れば、赤ちゃんは納得してくれます。親子はいつからでもやりなおせる。ずっと後悔するのではなく、あの時、一緒にいれなかった分、むぎゅ〜〜〜!!って、抱きしめて。自分を責めないでね。
(バース・コーディネータ 大葉ナナコ http://momoc.net/

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