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子どもを病気にしない! アレルギーにさせない! 西原流 新日本式育児
     
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口呼吸をすると
細菌が体中に運ばれてしまう
 

口呼吸も、健康を害します。
哺乳動物の本来の呼吸器官は「鼻」です。鼻から空気を吸うと、ある程度の細菌・ウイルスは除去されます。
また、鼻で適度に温められて加湿されるので、のどの粘膜にも負担がかかりません。

一方、口で呼吸した場合は、細菌だらけの乾いた冷たい空気が、ダイレクトにのどを直撃します。
のどの扁桃にはM細胞があります。
これは細菌やウイルスをとらえるアンテナのようなもので、ここにばい菌が入ってくると、白血球が“顆粒球”に変化して、体内にこのばい菌が入ったことを知らせるのです。

ところが、口呼吸でのどが冷えていると、白血球の働きが鈍くなる。
M細胞に入ってきたばい菌は、働かない白血球に抱えられて次々と血管の中に入っていきます。
血流にのって全身に運ばれたばい菌は、体のあちこちで感染症を引き起こし、アトピー性皮膚炎、中耳炎、網膜炎、自閉症などあらゆる病気の症状としてあらわれるのです。

 
おしゃぶりで鼻呼吸を身につけて
あらゆる病気を予防
 

生まれたばかり赤ちゃんは、のどのしくみが大人と違います。
気道と食道が立体交差していて、「鼻は呼吸、口は吸てつ」と、ほぼ完全に分けて使っています。
赤ちゃんがおっぱいを飲みながら呼吸できるのはそのためです。

ところが大きくなるにつれて、気道と口がつながってくる。
これは言葉をしゃべるようになるための構造なのですが、口呼吸しやすいという問題があるのです。
大人なら、意識して口を閉じて鼻呼吸を心がけることができるけれど、赤ちゃんや小さな子どもにはできない。
だから、6歳くらいまではおしゃぶりをさせて、鼻呼吸を体で覚えさせる必要があるのです。

日本ではおしゃぶりは小さな赤ちゃんしか使わないイメージがありますが、欧米では鼻呼吸を癖づけるために、6歳くらいまで使う子が多いのです。
「IgA腎症」という原因不明の難病があるのですが、私はこの病気は口呼吸が原因で、ばい菌が腎臓にまわって炎症を起こしているものだと考えています。
世界を見渡してみると、この病気の罹患率が最も高いのは日本、ついでフランスです。

どちらもおしゃぶりをあまり使わない国なのです。
 
育児はとてもシンプル
ヒト科哺乳動物として考えて
 

育児は本当はとてもシンプルなものです。
人間はヒト科の哺乳動物なのだと考えればいい。
2歳半まで母乳やミルクのみで育てる、口は閉じて鼻呼吸をする、体は冷やさない……戦前の日本人がやっていたような「日本式の育児」に戻ればいいのです。
  
こうして育てた赤ちゃんは満足しきっているので、ほとんど泣きません。
ある子は6歳まで一度も風邪をひいたことがありませんでした。
幼稚園で風邪が流行っていても、免疫力が強いので、ほとんどうつらないのです。
西原式で育児をしている母親たちは「こんなに楽なことはない」と言っています。

今、日本の子どもたちはドロ舟に乗っているかのようです。
産官学が一体となって定着させてしまった育児常識を、すぐに変えていくのは難しいことかもしれません。
でも、子どもたちの健康を思うなら、早くこのドロ舟から降ろさなければ。

西原式で育った子どもは、病気もせず元気にすくすくと育っています。
ひどい母乳によるアトピーが完治した子も大勢います。
大病院から匙を投げられた患者も、数多く救ってきました。

みんな健康に生きている。これこそが、私の理論が正しい証拠、何にも勝るエヴィデンスだと思っています。
 
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メールマガジン『So Da Tsu com通信』では、さらに詳しい西原式育児法を連載していきます。「2歳半まで母乳&ミルクだけで育てる方法」、「おしゃぶりは開咬にならない」、「子どもを早いうちに歩かせてはいけない」などなど、目からウロコの貴重な話をお楽しみに!

 
 
 
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