カオルさん（29歳）
ニューヨーク在住。現在は映像翻訳と情報誌のライター。夫のＪｏさんは、グラフィックアーティストでアメリカ人です。11月15日元気な男の子を出産。
今日のお散歩ルックはホワイトで決めてみた
頭も持ち上げられるよ
いつの間にか、本当に持てるようになっちゃった！
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★日記は、毎週月曜日に更新されます。どうぞお楽しみに！
| 3月10日（日） オンナは辛いよ |
あ〜、背中と腰がずずーんと痛い。頭がぼーっとして眠い、眠い。産後、2度目の生理。妊娠中も腰がこんな風に痛かったっけなぁ、眠かったっけなぁと思い出す。どんどん重くなるジョ・オーを毎日抱っこしていると、背中と腰に負担がかかって、骨がギシギシ言いそう。そこへ生理と来れば、二重苦だ。で、ふと思った。ジョ・オーが小さいうちに二人目を妊娠したら、こんな感じかな？と。いや、そこへあのつわりも重なるんだ……しぇ〜〜〜。
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| 3月9日（土） As a mother, you know best. |
今月号の育児雑誌「Bably Talk」の記事で、まったく同感！私もそう思っていた！！と思うものがあった。“Trust
Yourself（自分を信じて）”というタイトルのエッセイ。著者は、住んでいた町の人から、親戚から、友人から、育児に関するさまざまなアドバイスを貰って辟易してしまう。そして経験を積んで知ったこと。「皆、あなたの為を思ってアドバイスをくれる。けれど、それをいちいち気にする必要はない。赤ちゃんのために一番いいことはあなたが一番よく分かっているはず。だって、赤ちゃんの母親はあなたなんだから。自分の直感を信じて行動すること。間違いを犯し、経験を積んでいくなかで、自信は生まれてくるものなのだから」。
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| 3月8日（金） おっぱい、限界か？ |
なんだかやっぱり、おっぱいが足りていない気がする。先週、久々に搾乳したら、薄いカルピスのような色になっていて驚いた。昔は黄色みを帯びて、脂肪分たっぷりって感じだったのに。量はまぁまぁ足りているのかもしれないけど、これじゃあ味が薄くて満足できないんじゃないかなぁ。大体、もうすぐ4ヶ月だと言うのに、ジョ・オーはまだ授乳間隔が短い。起きている間は、大体3時間おき。夕方から夜にかけては、1時間半〜2時間おきなんてこともある。私は渋々、1ヶ月前から冷蔵庫の上にで〜んと居座っている、真新しいミルク缶に手を伸ばした。あぁ、退院してからは、100％おっぱいでここまで来たのに！なんだか、敗北感……。
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| 3月7日（木） ドロドロお粥 |
最近、私がものを食べていると、じーっと熱い視線を投げかけてくる。舌をペロペロ出し、よだれもダラーリ。もう手さえ伸ばしてきそうな勢いなので、今日はお粥をあげてみることにした。果汁、野菜スープ、重湯は既にクリアしているが、重湯はどうもあまりお気に召さなかった様子。私が食べてみても、まずかったし……。なので今日は、お粥の仕上げに味噌汁の上澄みをほんのちょっぴり加えてみた。そしてそれをさらにこして、ドロドロ状に。ジョーが、「何あげてるの？」と聞くので、「糊だよ」と教えといた。喜んで口を開けるジョ・オー。が、実際にお粥が口に入ると、「なんじゃ、こりゃ？」といった渋〜い表情で、三分の一は口の端からダラーッ。さらに、両手も口に突っ込んで、手は乾いたお粥でカピカピである。無理強いするのは止めようと、すぐにおっぱいに切り替えた。あっ、お粥でドロドロの口でおっぱいに！もちろん、こっちもカピカピになった。
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| 3月6日（水） 食べ盛り |
外出から帰って、喉が渇いているだろうと大豆飲料（乳製品にアレルギーのある子の為のミルク。間違って買ってしまい、喉を潤すのに時々あげている）を多めに作ってあげたら、なんと260mlを一気飲み！それでもまだ物足りないような顔をしているのでおっぱいもあげてみると、ゴクゴク飲む。いつの間にこんなに飲めるようになったんだ！私のおっぱいだけで、足りているんだろーか？心配になってきた。
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| 3月5日（火） ツリーハウス |
「3年以内に100万ドルを手に入れなきゃ！」とコーヒーを作りながら、ジョーが言った。あぁ、また始まった……と私。ジョーの頭の中は、奇妙なアイデアや、突拍子もない計画で常にいっぱいなのだ。そして、それを事細かに私に説明する。本人はいつもすごく真剣。以前は、自分の宇宙工学的発明のアイデアをメイルでNASAに送ったりしてたのだ。(NASAからは、「そのアイデアを詳細に説明してください。新しいアイデアはいつでもウェルカムです」と、丁寧な返事が来た。いい人たちだ)で、100万ドルの話。「何に使うの？家を建てるとか？」と私。すると、「うん、家もそうだけど、その庭に大きな木の家をジョ・オーの為に建てたいんだよ」。100万ドルはツリーハウスの為（！）、かぁ……。でも、それはジョーの長年の夢なんだって。でも3年で100万ドル、どうやって？！
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| 3月4日（月） 小さなシアワセ |
ひ〜、今日もすごーく寒いっ。が、巨大な旅行バッグ2個分のランドリーが溜まっていたので、親子三人で洗濯屋へ行った。この洗濯屋は新しくて大きく、TVやゲームまである。ジョーが洗濯機をまわしているうちに、私とジョ・オーは図書館へ本を返しに行き、帰りにドーナツショップへ寄ってから洗濯屋へ戻った。三人並んでイスに座り、できたてホヤホヤのクリームドーナツとアツアツのコーヒーを頬張る。ジョ・オーは色々なものがくるくる回る乾燥機に夢中のご様子。……その瞬間、なんだかとってもシアワセを感じた。こんなことで！なんかビンボー臭い？！でも本当に、これ以上望むものはないなって一瞬思ったんだ……。
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