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妊娠・育児大百科

妊娠月・子どもの月齢ごとに、知りたい情報をギュッと集約。発育発達、母体の変化、今やるべきことetc.わかりやすく解説!

身長・体重のめやす

男の子は身長が57.8~67.0cm、体重は5.3~8.4kgぐらいに発育してきます。女の子は身長が57.1~65.7cm、体重は5.1~7.7kgぐらいになってくるでしょう。(数字は3%タイル値から97%タイル値で表示)

生後3ヶ月頃までの赤ちゃんの身体発育のスピードはとても早く、とくに体重は生まれた時の約2倍にもなって、ほっぺたはふっくらとして、細かった腕や足にも皮下脂肪がつき、体つき全体がまるまるとしてきます。また、あやすとニッコリ笑って応えるようになるなど表情が豊かになり、かわいらしさが一段と増す時期です。

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そろそろ首がすわってきます

腹ばいでひじをつくと、腕をつっぱって頭を持ち上げるように。

3ヶ月頃(ゆっくりの赤ちゃんは4~5ヶ月頃)になると、自分の頭を支えられるようになり、首の動きをコントロールできる赤ちゃんが多くなってきます。これが「首がすわる」ということです。

赤ちゃんの場合、発育は身長、体重の増加など体の成長を指し、発達は体のいろいろな機能面での成熟を意味します。

とくに乳児期の赤ちゃんでは、運動発達は同時に脳の発達の目安にもなります。また、赤ちゃんの運動発達は、首がすわる→おすわりができる→一人で立てる、というように、上半身から下半身へと発達していきますから、首がすわるかどうかは、発達全体を見る第一段階として、非常に重要なポイントになります。このため、ほとんどの自治体では3~4ヶ月頃に乳児健診を実施して、首すわりを中心に赤ちゃんの発育と発達をチェックします。

首がすわったかどうかをチェックするポイントは以下の通りです。

  • ★腹ばいにするとひじをついて腕を突っ張りながら、頭と肩を持ち上げ、首を左右や上下に動かすことができる。
  • ★あお向けで寝ている状態から赤ちゃんの両手を握って体を引き起こすと、途中から頭が体と一緒についてくる。

ただし、健診で「首がすわっています」といわれても、生後5ヶ月頃までは立て抱きにすると時々カクンと首が前後に倒れて、ママをびっくりさせることがあります。ある日突然に首が完全にすわるわけではないので、立て抱きにする時は赤ちゃんの顔をママの肩や胸に当て、片手で赤ちゃんの後頭部を支えて抱くようにしましょう。

  • 生後2ヶ月
  • 生後4ヶ月