SoDaTsu日記

妊娠日記

まるこっこさん/妊娠 5ヶ月

3月24日(月) 働く妊婦の食生活って?

ふつうはどんなご飯を食べているんだろう。私の場合、平日の朝はごく軽く玄米フレークとフルーツ程度、ランチは週4外食、週1コンビニ。夕飯は週4~5自炊、週1~2外食or中食というパターン。
日中が野菜不足だからせめて夕飯と休日で補おうと、できる限り手作りしてるんだけど、まあ見習えた食生活ではない…。

特に夫不在日の夕飯が鬼門で、つい気が緩んでコンビニのご飯や冷凍食品で済ませたり、大好きなラーメン屋に行ったり。この背徳感がたまらなくて「ああ、私ったらまたイケナイもの食べて!」と自分を責めながらも恍惚となり、食後は「明日からはもっとちゃんとしないと(涙)」と自己嫌悪に陥るのです。何なんでしょう、この心理。

次回の健診時に提出する「食生活のセルフチェック表」を眺めながら、わが身を反省中。

3月25日(火) 快適マタニティウェア

妊娠前の服、特にボトムスを履き続けることに限界を覚え、妊娠16週頃に「赤すぐ」でマタニティ用激安パンツを2本購入。さらに母がデパートでセールになっていた高品質パンツを2本くれて、一気に手持ちが増えた。
やはりマタニティウェアは快適なの何のって!アジャスターベルトで誤魔化すのとは段違いの着心地。こんなにラクなら、ケチらずにもっと早くから買っておけばよかったかも。

ちなみに「赤すぐ」で約2,000円&3,000円だったパンツは、シワになるし膝部分も伸びてしまって値段相応の作り。でも「半年しか履かない」と考えれば割り切れるかな。
一方、デパートはさすがのクオリティ。生地が上質で縫製もしっかりしていて、これなら二人目、三人目、四人目の妊娠時にも履きまわせそう!今のところ、そんなに産む予定ないけど(汗)。

3月26日(水) 先天異常

甥っ子に先天性の病気があることがわかり、今度手術をすることになったそうだ。今のところ特に支障は無いのだが、症状が出る前に、幼いうちに対処したほうがベターらしい。

じつは、妹は成人後に脳血管に先天異常があることが判明したし、母は50を越えてから生まれつき股関節に問題を抱えていることがわかったし…「先天異常」って聞くと、何か大変なことのようなイメージがあるけど、実は、ほとんどの人が多かれ少なかれ何かしらの異常やハンデをもって生まれてるんだなあと思う。
そういえばすっかり忘れていたけど、私も生後8ヶ月のときに鼠径ヘルニア(生まれつき腹膜に穴があって腸が出て壊死)を患って手術し、1ヶ月近く一人きりで入院していたらしい。当時の父母の不安はいかばかりだったろうと思うけど、私自身はまったく記憶に残っていないので、物心ついてから親に言われるまで知りもしなかった。

甥っ子のことも不憫に感じられるけど、「かわいそうに…」とか言うのは、なんか違うのかもしれない。すっかり治して、元気に退院しておいで!

3月27日(木) 春ですね

職場の換気扇から「ドゥフフ、ドゥフフ」「カシャカシャ」と奇妙な音がして、何だろう…と思ったら、つがいのハトが中にいた。どうやら換気扇内に愛の巣をつくろうとしているらしく、朝から出入りが騒がしい。
階段の手すりやタンクの上に移動しながら、仲睦まじくチュッチュチュッチュしたり、追いかけっこしたり、挙句の果てには窓の目の前で交尾を始めたりして、仕事中だというのに風紀が乱れてけしからん! しびれを切らした同僚が、換気扇の排気口にタオルを置いたところ、ハトたちは諦めたのか戻ってこなくなった。

静かになってホッとしたけど、まるで若いカップルに陰険な嫌がらせをするお局のようで、ちょっぴり申し訳ない気分。どこか別の安全な場所で、元気な赤ちゃんを産んでください。

3月28日(金) 山椒の芽が出た!

ぷくぷくと柔らかそうな新芽

ぷくぷくと柔らかそうな新芽

昨年の春に買った、山椒の苗木。夏場に強い西日の射すベランダに置いておいたら、全部葉が落ちて、枯れてしまった。わずかな望みをかけて(&処分するのも面倒で)、たまに「元気?」とか「ほらお水だよ~」と声をかけつつ、放っておくこと8ヶ月。
そういえば、と思って見てみたら、なんと元気な新芽が出てきているではありませんか!あんな瀕死の重症だったのに、丸裸の枯れ木だったのに…植物の生命力の強さには驚かされる。酷暑と極寒を耐えて、がんばったのねぇ…(涙)。今度は置き場所を考えてあげなくては!
それにしても、この肉厚で柔らかそうな新芽がなんとも美味しそうで、若筍煮に添えたくてウズウズする。でも手負いの山椒の葉を取ったら、やっぱり可哀想かな…。

3月29日(土) フレンチ・ディナー♪

生雲丹とにんじんのムース コンソメゼリー寄せ

生雲丹とにんじんのムース
コンソメゼリー寄せ

「子どもが生まれたら出来ないこと」の筆頭といえば、フレンチ・ディナー。というわけで、入籍3周年記念を口実に、なかなか予約の取れない三鷹の「ウィルビウス」へ。
向こう5年はフレンチなんて優雅に食べられないかもしれないと思うと美味しさも格別で、「このままずっと食べていたい、食べ終わりたくない」と名残惜しみながら、ひと口ひと口大切に味わった。
レアな肉が食べられないことを伝えたら(トキソプラズマ抗体がないので)、メインのローストを「牛ほほ肉の赤ワイン煮」に変えてくれたり、足元が寒くないか気を使ってもらったり、段差で転ばないよう声をかけてくれたり、弱者(!?)になって初めてわかる細やかな心遣いに痛み入る。
惜しむらくは、こんなに美味しい料理なのに、夫のワインを一口味見しただけで、お酒を堪能できなかったこと。飲みたくて手が震えるー!!

3月30日(日) お腹撮影[妊娠20週0日]

6ヵ月記念の一枚

6ヵ月記念の一枚

妊娠前は「なんでみんなお腹なんて撮るんだろう」って思ってたけど、当事者になると、やっぱり撮っておきたくなってしまうものですね…。妊娠6ヵ月の折り返し地点に入った記念にパチリ。

産院に提出するセルフチェック表に「妊娠生活が楽しいと思えますか」という質問があった。取り立てて「楽しい!」という感じはしないけれど、とにかく不思議で興味深くて、わくわくすることは間違いない。
私はあまりお腹に話しかけたりしないんだけど、たまに子宮の下側の膀胱あたりを蹴られると「イタタタ!そこ蹴らないでー」と思わず声をかけたりして、そんなときに「ああ、自分とは別人格の人間が中にいるのか」と妙に納得する。
すぎ丸と一心同体なのは、残りあと5ヵ月。長いような、短いような。

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月齢別大百科

妊娠 5ヶ月

まるこっこさん(31歳)

まるこっこさん高校同級生の夫と交際6年、結婚3年を経て、初めての妊娠。出産予定日は8月お盆頃。胎名は「すぎ丸(性別不詳)」。

妊娠・育児分野の編集者歴10年で、知識はたっぷり、準備もばっちり、さあドンと来い!のはずが……いざ、自分のこととなると驚きと戸惑いの連続で、右往左往する毎日。こんな私が、本当に親になるのか~!?
体&心の変化のほか、購入したグッズのレビュー、妊娠関連の出費なども、書き留めていきます。

子育て応援サポーターから

まるこっこさんへ
遺伝子レベルで、もともと私たちの肉体は唯一の存在です。宇宙に一つしかない個性を持っているわけです。
「だから、個性を伸ばすには、身体でできることを身につけて増やしていくこと」という養老孟司先生の話を思い出しました。
(So Da Tsu com編集部)

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