SoDaTsu日記

育児日記

まるこっこさん/すぎ丸くん 0歳10ヶ月

6月30日(火) 発達検査

小児科医とPT(フィジカルセラピスト)、コーディネーター兼通訳の3人(全員女性!)が我が家に来て、発達検査をした。PTは明るくて溌剌とした白人で、小児科医は朗らかで超おしゃべりな黒人。
厳しい目線でテストされるのかしら…とドキドキしていたけど、思いのほか和やかな雰囲気。出産から現在までの経過について質問されたのち、おもちゃやボールなどで遊ばせながら、すぎ丸の動きや反応をチェック。その間も、“so cute!”って連呼してるし(笑)。

まだ正式な結論ではないのだが、「おすわりが遅いだけで他の発達は順調だから全然心配いらない」とのことで、Early Interventionプログラムの対象にはならないだろう、と言われる。よかった…本当によかった。深刻な事態も覚悟していたので、ちょっと拍子抜けしてしまったほど。
帰り際、3人がアパートの廊下を曲がって姿が見えなくなったあとも、小児科医が“He is so cute!”って言ってたのが印象的だった。日本の医師はもっとかしこまっているので、「超カワイイ~」だなんて絶対言わないだろうなあと。アメリカの気さくでフランクなノリって、いいなあと思う。

PTの話はとても参考になったので、要点をメモ。
・足がM字になる座り方(いわゆるペタンコ座り)を習慣づけるのはnot good。筋肉や骨格に影響してX脚の変な歩き方になってしまうので、見つけたら長座や正座に直したほうがいい。
・姿勢保持の訓練として、ママの片方の太ももの上にまたがらせて、足の裏を床につけ、足首・膝・足の付け根がそれぞれ90度になる姿勢を1日に何度か取り入れるとよい(読み聞かせのときなど)
・(日本で言われるのと一緒だけど)ハイハイはとてもいいことなので、じゅうぶんにさせる。立つ練習は親が無理にさせる必要はないので、本人の意志に任せて。
・ブランコ遊びはバランス感覚などを養うのでおすすめ。スイミングも全身を使うのでいい。
・プレイマットは家の全面に敷き詰める必要はなく、プレイエリアだけでOK。おすわりの転倒対策はクッションでじゅうぶん。彼は今、(痛い目に合うことも含めて)いろいろな経験を必要としているから。

7月3日(金) アメリカで出産

道で偶然ひょっこり出くわして、生後2ヶ月の赤ちゃんを抱っこした日本人ママとお知り合いになる。こちらで2人目を出産したそうだ。その時期の自分を振り返ってみると、ヨレヨレのボロボロで一番キツい時期だったと思うんだけど、そのママは産後とは思えないほど美しくて元気そうで、しかも上の子のお弁当を毎日作っているなんて超人すぎる…!! 
こちらで出産している方は、周囲にかなり多いんだけど、その勇気と根性がまぶしい。私は…絶対に無理~! そんな精神的余裕は全然ないし、それに、せっかくだからNYを満喫したいので、色々な制約が出てくる妊娠・出産をここでしようという気分にはならない。

第一、夫の保険は妊娠・出産はカバーされない。経過が良好でも100~150万円は自費でかかり、万が一、母子に何かトラブルがあったら目が飛び出るような請求が待ち構えている…ああ、恐ろしや。
でも、帰国してから、と考えると、かなり年齢差は出てしまうなあ。それに、私は仕事どうすんのよ、という問題もある。悩ましいわ~。

7月4日(土) 掴まり立ちの進歩

今週は掴まり立ちの自主練にせっせと励んでいたすぎ丸くん。先週までは、両足に全力で力を入れてヨロヨロと立っていて、そこからおりることもできなかったのに、今は、座ったり、片足を上げたり、屈んで床の物を拾ったり、重心を両足に交互に移動できるようになった。伝い歩きっぽい動作も始まった。
おすわりもかなり上達してきて、そういえば、今週は頭を打ってないかも! この子はほんとマイペースだけど、日々、着実に進歩しているんだなあ。

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0歳10ヶ月

まるこっこさん(31歳)

まるこっこさん高校同級生の夫と交際6年、結婚3年を経て、2014年8月に男の子を出産。愛称は「すぎ丸」。
妊娠・育児分野の編集者歴10年で、知識はたっぷり、準備もばっちり、さあドンと来い!のはずが……いざ、自分のこととなると右往左往。それでも、子育ては想像以上に面白くて、我が子は信じられないくらい愛おしい!来年からアメリカ赴任が決まり、さらなる変化の大波が押し寄せている我が家、いったいどうなっちゃうの~!?

子育て応援サポーターから

まるこっこさんへ
どうやらすぎ丸くんは、小児科医のハートをget!! さすがです。
まるこっこさんもひと安心できたようで、それが何よりです。
(So Da Tsu com編集部)

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