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妊娠・育児大百科

妊娠月・子どもの月齢ごとに、知りたい情報をギュッと集約。発育発達、母体の変化、今やるべきことetc.わかりやすく解説!

身長・体重のめやす

男の子は身長が68.4~77.8cm、体重は7.6~11.0kgぐらいに。女の子は身長が67.4~75.8cm、体重は7.0~10.2kgぐらいになってきます。(数字は3%タイル値から97%タイル値で表示)

「マンマ」「タッタッ」などの言葉が出始めます

赤ちゃんの口からいろいろな「言葉」が出るようになってきます。でも、まだ意味のある言葉ではなくて、さまざまな「音」の段階といっていいでしょう。唇を合わせると出る「マアマアマア」といった音や、舌を使った「チャッチャッ」とか「タッタッ」といった音ですが、だんだんと言葉になっていく大事な基礎といえます。

マンマ、バイバイ、ワンワンなど、簡単な言葉でどんどん赤ちゃんに話しかけてあげましょう。とくに何か動作をする時に一緒に話しかけてあげると、言葉の理解が進みます。たとえば、離乳食を食べる時に「マンマ食べようね」と話しかけると、「マンマ」と赤ちゃんも大人の口真似をします。赤ちゃんが「マンマ、マンマ」という時は、「マンマおいしいね」などと繰り返してあげます。

このころはまだ言葉の意味は理解できませんが、ママや周囲の大人の言葉に聞き耳をたてながら、赤ちゃんなりに言葉を蓄積している時期なのです。やがて、マンマは食べ物と理解できて、「マンマ」といいながら食卓の上の食べ物に手を出すようになってきます。

この頃の赤ちゃんは、大人の口真似もしますし、身ぶり手振りで大人の動作の真似をします。たとえば、パパの「バイバイ」に合わせて手を振って真似するうちに、パパが言葉で「バイバイ」と言っただけで手を振るようになります。

大人たちのさまざまなコミュニケーションが、言葉をはじめとして、赤ちゃんの知能や社会性を発達させていくのですね。

伝い歩きを始める子もいます

つかまり立ちができると、伝い歩きにトライする子も。

つかまり立ちがしっかりできるようになると、だんだんに伝い歩きをする赤ちゃんも出てきます。伝い歩きはしないものの、おなかをちょっとだけテーブルで支えて、もうすぐ一人で立てそうな様子を見せる赤ちゃんもいます。

この頃は、ハイハイする子、つかまり立ちをする子、伝い歩きをする子、そして少しの間なら一人で立っていられる子など、赤ちゃんの運動発達のレベルはさまざまです。それに、昨日できなかったことが今日はできたり、明日はさらに別のことに挑戦し始めるなど、赤ちゃんの発達には目を見張るものがあります。

好き嫌いの感情がはっきりしてきます

10ヶ月頃の赤ちゃんは、自分の好き嫌いの感情をハッキリ表に出してきます。人見知りがさらに激しくなる場合もあって、ママ以外の人が抱こうとすると手足をバタバタさせて怒ったりして、ママが困ってしまうことも多くなりそう。自分の思うようにならないと怒ったり、泣いたりすることもたびたびありますが、「これも発達の一段階」と冷静に受けとめて見守りましょう。

  • 生後09ヶ月
  • 生後11ヶ月