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| ■胎児の大きさ(妊娠31週末)☆身長/約43cm ☆体重/約1800g |
内臓の形、機能はほぼ大人並みに
妊娠28週からは妊娠後期になります。赤ちゃんの内臓の形や機能は、ほぼ大人に近い状態です。たとえば、心臓を超音波検査で見ると、左心室、右心室、左心房、右心房に分かれているのがわかります。肺を観察すると、横隔膜(おうかくまく)が移動する様子を観察できます。胎内の赤ちゃんは胎盤から酸素をもらいますから、肺はまだ機能していませんが、誕生に備えて吸ったり、吐いたりするのに似た運動(呼吸様運動)をしているのです。
この時期から、妊婦健診は2週間に1回になります。超音波検査では、赤ちゃんの肝臓、腎臓、胃、膀胱などの内臓の確認を行うとともに、先天性心奇形など大きな内臓奇形の診断がつくようになります。
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心臓の四腔(左心室、右心室、左心房、右心房)が見えています(写真は28週)。

超音波で見た28週の胎児。 顔の正面が写っています。
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ママの食事が赤ちゃんの体を作ります
赤ちゃんの体は細胞の数が増えるとともに、細胞そのものが大きくなることで発育していきます。妊娠16週ごろまでは細胞数が増える時期、妊娠17〜32週ごろは細胞数が増えるとともに細胞が大きくなる時期、妊娠33週以後は細胞数はほとんど増えず、細胞が大きくなる時期とされています。
ママが毎日食べる食べ物が赤ちゃんの細胞を作り、摂取する栄養が赤ちゃんの体を作ります。栄養バランスのよい食事はおなかの赤ちゃんへの最大の贈り物です。おなかの赤ちゃんをイメージしながら、毎日の食卓を豊かにしましょう。ただし、太りすぎにつながる過食は赤ちゃんにとって迷惑なことを忘れないで!
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もし生まれても体外生活ができるようになります
赤ちゃんが早く生まれてしまうのが早産です。早産の赤ちゃんが無事に育つかどうかは、体重と体の機能の成熟度に左右されます。妊娠28週になると赤ちゃんの体重は1000gを超えるので、万が一、生まれてしまっても、現代の進歩した新生児医療の適切な管理を受けると、ほぼ無事に育つことが可能になりました。
しかし、人間の赤ちゃんは正期産(妊娠37〜41週)で誕生しても、他の哺乳動物の赤ちゃんに比べると大変未成熟なままで生まれてくるのが特徴です。ママが口の中へ乳首を入れないとおっぱいを飲めないし、自力で歩けるようになるまでには1年もかかります。
まして早く生まれるともっと未成熟な状態といえ、高度集中医療の助けを借りることになると、ママと赤ちゃんの密接な絆づくりが遅れる心配があります。
早産につながるリスクを最少限にすることが、ママからおなかの赤ちゃんへの最大の贈り物です。妊婦健診はきちんと受けて、トラブルの早期発見と早期治療を心がけましょう。
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